2022/08/04更新しました
こんにちは。
2017年1月に開設した「貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント」にようこそ。
訪問ありがとうございます。
運営者の貯め代です。きょうは自己紹介をしたく思います。
私は1963年に東北地方に生まれて、現在もふるさとの雪国に在住です。
自営業の夫と結婚して32年、家庭を切り盛りしながら、夫の仕事を手伝い、ふたりの子どもを育てました。
子ども達はそれぞれの道を歩んで、結婚し、いまでは母となっています。
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住宅ローンの返済に泣く
結婚したのは23歳、5歳上の夫は自営業者です。
独立して自分の店を持ち丸2年を経たところへ私が妻+専従者として入りました。
子どもが誕生したのは24歳のときで、生後10か月の子どもを保育園に預けて、夫婦で仕事をする日々を送ります。
当時は1988年頃~1990年代のバブル景気でしたので、貸店舗で営業をした小さな商売も売り上げは順調に伸びていきました。
でも家賃が高くて、ゆとりがない……。
経費や税金などを引かなくてはなりませんから。
ちなみに仕入れはそんなに大きな金額にならない業種です。
貸店舗とアパートの家賃が月々10万円だったため、もったいない気がして手ごろな土地を見つけ、1992年に新築しました。
店舗併用住宅です。
当時は金利が高く、わが家が借りることができたのは信用金庫の固定金利7パーセント!
返済がきつく、泣きの涙で暮らします。
借り換えをしたり、節約に努めたりしましたが、教育費もどんどんかかりますから、貯金はできません。ローン破綻をしないようにするだけで精一杯。
生きがいを探して
子育てや仕事で過ごす年月のなか、仕事と家事・育児ですり減っていくことが空しくて、少女のころから好きだった文学を学び始めます。
結婚前に文学界に小説を書いて応募し、あえなく玉砕したので、子どもと一緒に楽しめる童話を選びました。
公募に挑戦
立花えりか童話塾という当時3万5千円の通信教育を皮切りに、児童文学者の通信添削などを受講しました。
リビングのちゃぶ台に原稿用紙を広げる日々。
その当時はワープロが流行して、パソコンは高価。
私は長く手書きでした。
なかなか芽が出ず、活字になった作品は少ないです。
コンクールで優秀賞を頂き、作品集に収録されたのとアンソロジー本に2本採用され、ほんの少しの原稿料をもらったくらい。
実績を作ることはできませんでしたが、児童文学の先生方は親切に、「難しいことほどやさしく書く」ことや、文章の基本、手紙の書き方も教えて下さり、感謝しています。
そして、私は徐々に、歴史や女性史に惹かれていきました。
もろさわようこさんの「信濃のおんなたち」、「サンダン館八番娼館」などに衝撃を受けました。
その一方で、資料が増えて部屋からあふれ、汚部屋の住人になりました。
女性史と民俗探求がライフワーク
東北には語られることのない庶民史があります。
柳田國男の「遠野物語」に代表されるような民俗の世界、エミシの国であった東北には文字の普及が遅かったため民衆は口伝えで子や孫に知恵を伝えました。
また、自給自足の暮らしなので、農家の女性たちは寒い夜に睡眠を減らして、麻糸を紡いで布に織った時代も長かった……。
そういう「おんなの民俗」を私に教えてくれた研究家が地元にいて、お元気なころは様々なことを語ってくれました。
そのうち地元紙やタウン誌に執筆する機会を与えられて、郷土のことを文章にすることも。
「襤褸(ぼろ)には女の涙が沁みている。その歴史があることを忘れないで下さい。
恩師である研究家は病気のため、数年前に80歳でこの世を去りましたが、その教えが生きる指針となっています。
私は民俗や文学と出会わなければ、家庭の大切さを知ることはなかったでしょう。
女性が社会に出て働くようになったのは1980年代から。
それまで女性は夫を支え、子どもを育てながら、「女、三界に家なし」と言われるほど経済的に弱者で、貧困と隣り合わせに生きた先人が多かったのでした。
そういう先人たちの苦労を思えば、恵まれた時代に生きている私は、不満を数えるのをやめようという気持ちになったのです。
2013年、女性史や民俗をテーマにした100枚小説で地元紙の文学賞を受賞。
うれしいことに100万円の賞金を手にすることができ、大学生だった子どもの授業料や就職活動のために役立てることができました。
以降も夫の仕事を手伝いながら、活動中です。
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「貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント」のコンセプトは?
私はこれまで培ってきたことを暮らしに役立つヒントとして紹介したく、ブログを立ち上げました。
そして、実はモノの断捨離と整理整頓が苦手なので、汚部屋をどんなふうに改善できるかを実況を交え、進展させようと考えたのです。
節約や家計のことはまだまだ悩みのタネです。
住宅ローンはおかげさまで完済し、老後資金を貯めています。
しなやかに考えて、これからどんなふうに工夫し、老後資金を貯めて元気なお婆ちゃんになろうかと探っているのです。
ささやかな変化にわくわくしながら毎日を過ごして、シンプルライフを実践するのが目標。
最後までお読み下さり、有難うございます。
更新に努めますので、今後ともよろしくお願いします。
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