2019/09/01更新しました。
収入ー支出>余裕のある暮らし
収入ー支出<赤字家計
考えてみると、単純な図式ですね。
収入から支出を引いて黒字なら、お金が貯まりやすく、余裕のある暮らしとなります。
ところが、いくら節約しても収入が徐々に減る家計では、なかなか黒字になりません。
「収入を増やす努力が足りない」
「ダブルワークでもトリプルワークでも、なんでもすればいいじゃないか」
そんな意見があるでしょうが、夫婦ともに50代ではムリをすると、体を壊して医者通いという道筋をたどることに。
今、地方は衰退が激しい。それは高齢者ばかりとなって、若い人が東京などへどんどん移住しているから。
では、地方では給料はいくらなのでしょう?
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地方の給料事情
私が暮らしている街のある民間会社では、高卒で手取り13万円、大卒の手取りが18万円ほどが多い。
最低賃金が760円代です。〈記事を編集した時点〉
地方は車がないと通勤できませんから、車を買って任意保険をかけて税金を払って……と、車の維持費もけっこう高い。
しかも、給料が伸びていきません。
30代で20万円に届いたら良いほう。田舎では地方公務員や教員がとても恵まれた階層となります。
そして地方の放送局、新聞社などのマスコミと地方銀行も年収が高い。
しかし、そういう優良企業に勤める人は一握りで、商業施設や設備関係、工事関係など民間に勤める方は、もっとも年収が高いとされる40代でも年間400万円代です。
都会との格差は広がるばかりで、地方に暮らす人の生涯年収は都会の半分ほどとなります。
都会で働く子どもに帰って来いといえない親
わが家の子ども達は故郷を後にして、都会で働いています。上の子はクアラルンプール、下の子が東京。
自活していけるお給料をもらっているので、「田舎に帰ってきてほしい。地元で仕事を見つけ、地域経済を盛り立て、ついでに墓守りをしてほしい」とは、言えません。
先細りが見えている地方では、介護施設くらいしか仕事がないのが現実だからです。
そしてますます、活気が失われていく。
ストロー現象
新幹線で東京まで日帰りが可能となりましたが、地方は人材もお金も都会に吸い上げられているのが現状。
イオンタウンやコンビニ各社が売り上げを伸ばすなか、個人商店は店を閉じ、シャッター通りに。
アベノミクスの経済効果は株主には有効かもしれませんが、投資に回す資金がない世帯には無縁の話です。
唯一の抵抗が買わない生活
家計を守る上で欠かせない節約ですが、もはや節約くらいでは暮らしを維持できません。株主優遇の社会に対して、たったひとつ許された庶民の抵抗が買わない生活。
- すでに充分にある備蓄品を使い果たすまで、買わない。
- 流行を追わずに、服を買わない。
- 料理を余るほど作らず、冷蔵庫が空になるまで買わない。
- 家電は手入れをして使い続けて、最新式を買わない。
- 収納を増やさず、逆に減らすようにして新たに家具を買わない。
- 人と比べない
- 人が持っているからといって真似をして買わない。
食事はおうちご飯を中心に、老いても健康で働き続けることができるように、栄養バランスを考えたほうが節約になるでしょう。
料理が苦手という方が最近はとても増えていますね。
趣味として取り組むと楽しめるに違いありません。
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カードローンの金利は高い
私はずっと赤字家計で、貯金を取り崩してばかりいました。
住宅ローン、教育費、光熱・水道料はもちろん、税金、国保、生命保険、車とお金のかかること、かかること!
金融機関への入金よりも引き落とし額のほうが大きいものですから、いつもマイナス残高に。
ところでマイナス残高になると、カードローンの扱いになります。
ここは要注意です。
国の政策がマイナス金利でも、カードローンの利息はけっこう高め。
11パーセント~15パーセントという金融機関が多い。
救いだったのはリボルディング払いではなかったこと。
リボ払いは月々の返済が安くても、借金が大きくなると永遠に終わりません。
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見積もりが甘かった
赤字家計だったのは、見積もりが甘かった!
これに尽きます。
年商が予想より少なくて、支出が多かったのが原因です。
「このくらいは大丈夫」と思ったことがことごとく外れました。
スマホ代にしてもギガらくWIFIの契約にしても……。
ギガらくWIFIについては後でくわしく述べますが、代理店からしつこく勧誘があり、「いまなら無料です」にまんまと引っ掛かりました。
解約には68,000円がかかります(涙)
使い切る
家にある備蓄品をまずは使い切る、買うのはそれから!
死ぬまで使いきれないほどの備蓄品がある家は、少なくありません。
タオル、食器のほか、サラダオイルやみそ、しょうゆに到るまで、賞味期限の確認をお忘れなく。
使い切るまで買わない!
これを徹底させるだけでも、黒字化が可能です。
まとめ
年収が下がったときは、家計の洗い出しをしましょう。
そして、これからの生活設計をする。
大幅に収入が下がって、家賃が家計を圧迫しているのなら、住み替えも考えた方がよい。
住宅ローンは払う額を少なくすると、返済期間が延びることがあるので、慎重に。
わが家は住宅ローンを苦しみながら払い続けて、その間はあまりお金を貯めることができませんでした。
収入を増やす工夫は大切。
でも、あまり無理をすると体を壊すので、節約を重ねながら暮らすことがポイントです。
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