2022/09/09更新しました。
家計改善とシンプルライフを目ざしている貯め代です。
荻原博子さんが朝日新聞出版から出した「隠れ貧困・中流以上でも破綻する危ない家計」。
身につまされる話ばかりで、心臓がどきどきします。
なにしろバブル時代に青春を謳歌したアラフィフ主婦はやりくりが下手だと言うのです!
若いときからブランドバッグは待たず、服もこだわりなく「安けりゃいい」と考えていた私。
そんなふうに節約志向でしたが、結婚してからお金の苦労が絶えません。
金利の高い住宅ローン、ふたりの子どもの教育費、そして目前に迫った老後への不安。
でも、だれの責任でもなく、家計を預かる私自身のせい……。
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隠れ貧困・チェックシート
隠れ貧困度を測る簡単なチェックシートがあります。
あまり深刻にならずに参考程度にやってみませんか。
①手取り年収はどのくらいですか。近いものを選んで下さい。
1500万円 5点
1000万円 4点
800万円 3点
600万円 2点
400万円 1点
100万円 0点
②貯蓄額はどれが最も近い?
1500万円 6点
1000万円 5点
700万円 4点
500万円 3点
300万円 2点
150万円 1点
なし 0点
③毎月の手取りからどれだけ貯金していますか。
収入の30パーセント 5点
20パーセント 4点
10パーセント 3点
5パーセント 2点
0パーセント 0点
キャッシングしている -1点
④住宅費(賃貸し、あるいはローン)は毎月の手取り収入の何パーセントですか。
親と同居でかからない・またはすでに完済している 5点
収入の10パーセント 3点
収入の20パーセント 2点
30パーセント 1点
40パーセント 0点
ご自分にあてはまった点数を足し算で計算してください。
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隠れ貧困の可能性は?
チェックシートを計算し、トータルで7点以下なら隠れ貧困かもしれません。
あなたは何点ですか?
貯め代は3点でした。
迷ったのは②の貯蓄額。終身保険の解約金や小規模共済の積立金を入れると、少しはあるかも。でも、定期預金としては吹けば飛ぶような額です(-_-;)
また、投資信託や株券でお持ちの方もいるでしょう。
私は投資信託や株、外貨積み立てはしておりません。
ということで隠れ貧困というよりも、正真正銘の貧困でした(涙)
50歳でプラスマイナス0なら大丈夫
隠れ貧困にならずに安心な暮らしをするために、30代40代の方は、50歳の時点で資産がプラスマイナス0になることを目ざせ。
荻原さんは勝ち組になるには、50歳の時点で借金がないことが重要といいます。
すなわち住宅ローンを完済し、教育費のための借金をしなくてもOKという家計。
現実を正しく捉える
しかし、50歳で住宅ローンを完済できて、教育費もたくさん準備できているという方は少ないでしょう。
わが家は夫が5歳上です。
夫が50歳のときは、借金がてんこ盛りでした。
住宅ローンは1000万円の残債があり、下の子どもが大学に入ったばかりだったからです。
ですから、50歳でプラスマイナス0というのは、ある意味で理想ということ。
しかも、年収が下がっている現実がありますから、なかなか厳しい。
一度、家計を洗い直して資産と負債がどういう状況か現実を見つめる。それが近道に違いありません。
60歳でプラスマイナス0に
わが家は夫が59歳で住宅ローンが終わります。ただ、家の外壁をメンテナンスしたり、店舗の内装もリフォームしなければなりません。
それでも60歳でなんとかプラスマイナス0になるかも。
人生は山登りに喩えられ、それは家計も同じ。
いきなりエベレスト山への登頂は難しい。
お金の問題は、ご家族みんなで話し合い、クリアしていく事が大切です。
まとめ
年金の受給開始が上るかもしれないし、年金の額も減りそうな将来。
今できることは、借金を減らして、現金を残すようにすること。
見栄を張らずに、贅沢も慎んで。
節約をしているつもりでも、バブル時代に青春を謳歌したアラフィフ世代はなにかと家計がメタボになりがち。
すてきな家に住んで、見栄えの良い車に乗り、子ども達は希望通りに進学させる。すべてを思い通りにしようとすると、ムリがあるようです。
私も暮らしを見直して、もっとシンプルにスリム化を心がけようと思います。
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