母の日にはカーネーションをお母さんに贈り、感謝の気持ちを伝えよう。
そんな習慣が根付いて、半世紀以上が経ちますね。
5月の第2周目の日曜日が母の日。今回は2017年5月14日です。
最近では、定番の赤いカーネーションから草丈の低い品種や色変わりする花も注目されています。
メッセージが添えられたお花を我が子から贈られて、喜ばない母親はいません。
ネット通販では2500円~5000円くらいの価格帯が人気みたい。
さて、そのカーネーションですが、2017年は品薄のため高値が予想されています。
半数以上が輸入品で原産国のコロンビアやエクアドルが天候不順のため成長が遅れているのが原因。国内の生産地も生育が不安定で、母の日に合わせるのが難しいとか。
そこで、代替えにはどんなものがいいか、調べてみました。また、カーネーションの鉢植えを長く楽しむ方法を体験を交え、お伝えします。
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アジサイは長く楽しめる
アジサイの鉢植えは長く咲いているため、人気が高まっています。
お庭がある方は地植えをすると毎年 、咲くでしょう。
年々、株が増えるため経済的な花です。
バラやカーネーションのように虫がたくさんつくことは少ない。
花言葉は『元気な女性』『辛抱強い愛情』『一家団欒』『家族の結びつき』
日本では梅雨の季節に咲く印象が強いアジサイですが、フランスではからりとした初夏に陽の光のなかで咲き誇るため、元気な女性のイメージがあるそうです。
家族団欒は、花が群れるように咲くため、仲の良い家族を連想させますね。
移り気・浮気という花言葉もあるアジサイ
アジサイはひと月以上も咲き、徐々に色が変化します。そのため『移り気』、『浮気』という花言葉も。
浮気性の女性は昨今では流行みたいな風潮がありますが、わが国では昭和22年(1947)までは罰せられました。姦通罪。牢屋につながれました。
これは夫ある人妻が、他の男性と恋愛したときに処罰の対象になりました。一方、妻ある夫が、例えば花街の女性と付き合ったり、妾を囲ったりしたときはおとがめなし。
日本では姦通罪は男女平等に反するため、なくなりましたけれど、イスラム教では現在も非常に厳しい戒律の国もあります。
ま、浮気はいけませんね、男女ともに。
カーネーションは次の年も楽しめる
今年は高値のカーネーション。上手く育てると、次の年も咲かせることが可能です。
- 花が終わったころに、土を取り替えて少し大きめの鉢に植え替える
- その土に粒状の肥料を混ぜる。ただし、肥料を多くし過ぎると却って害になるので適量を。
- 花には虫がつきやすいので、つぼみがついたら植物用の虫よけスプレーを毎日か、週に3度くらいかける。
カーネーションは陽射しを好むので、私は戸外に置いています。すると、虫が飛んできて勝手につぼみに産卵。卵から孵った幼虫が花を食い荒らします。
植物用の殺虫剤が効きました。
意外と寒さにも強い。雪国の暖房のない部屋でも、冬を越す生命力があります。
ぜひ、上手に育てて翌年も咲かせてください。私は5年くらい前の鉢植えもありまして、今年もピンクの花が開きそうです。
パジャマや部屋着
母の日ギフトとして部屋着やパジャマを贈る方も多いでしょう。
確かに消耗品ですから、何枚あってもいいかもしれませんね。
かつてはエプロンも定番でしたが、昨今のデパート売り場を見るとそれほど力が入っていない感じです。
ブランド品のエプロンはけっこう値が張る買い物です。
掃除機などの家電
ずいぶん前に夫が、私にプレゼントしてくれたのが掃除機でした。
「きちんと掃除をするように」というメッセージが込められ、ムッとしましたね。
そのときは、片づけや掃除にぜんぜん興味が持てなかったから「イヤミか!」と、ケンカ腰に。
でも、今は『ヘヤカツ!50代からの老いない部屋づくり』長崎夏海著や、『50歳からのリセット整理術』中山真由美著を読んで、空間を意識。
キレイに片づけた家は居心地がよいです。
いま欲しいのは、ロボット掃除機。『ルーロ』約48,000円や『ルンバ』約59,800円など。母の日に子どもにねだるには、高すぎますが。
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元気な顔を見せてくれるのが一番
カーネーションは高値ということをテレビのワイドショーで知ってすぐ、娘に言いました。
「今年はカーネーションいらないよ。去年のを冬越しさせて、それが咲きそうだから」
ちょうどゴールデンウィークで帰省していたのです。東京で激務に耐え、深夜バスに乗って故郷に帰り、顔を見せてくれただけで、もうそれだけでいい。
「電通のことがあって以来、うちの会社も残業は減ったよ。私の上司はそんなに物分りの悪い人じゃないし、部署の人同士も仲いいの」
近場の観光地を一緒に歩き、そんな話をしてくれました。新宿に転勤となって1年半、やせてスリムになった娘は、職場でやっぱり気を遣っているに違いありません。
奨学金を返済中のため、娘は大都会で働いています。
花もモノも要りません、娘が元気で暮らしているだけで、満足。
まとめ
今年の母の日はカーネーションが平年より品薄となって、高値の予想です。アジサイも人気ですよ。
でも、プレゼントよりも電話やスカイプやライン通話で話をしたほうが喜ばれるかもしれません。お金を使うより、優しいひと言が母親を感激させると貯め代は思います。
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