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近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』モノを選んで大切にする極意

(2019/03/20更新しました)

今さらですが、『人生がときめく片づけの魔法』を読み返しています。

著者の近藤麻理恵さんは赤ちゃんをお産みになり、ママとなってアメリカに住んでいることをオフィシャルブログで知りました。

コンサルト業も快調で家庭も円満。なんてステキな人生でしょうか。

あやかりたいものですね。

彼女を一躍、有名にしたのがこちらの『こんまりのときめき片づけ』。

写真は夫と私のシルクのパジャマです。ちょっと畳みにくいけれど、最近のお気に入り。

この記事は『人生がときめく片づけの魔法』を改めて読んで、実践していることを書き、2分15秒ほどで読むことができます。

 

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価値観の転換となった片づけコンサルタント

安倍政権となって株価がぐんぐん上がり、長期に渡る好景気のさなかとニュースは伝えます。

ですが、私の目には30年前のバブル期とは、全く違うように映ります。

バブル期はブランド品への憧れが強く、ビィトンやシャネルのバッグを持っている方を多く見かけました。

また、ファストファッションの時代ではなかったので、服の価格はけっこう高かったです。そうですね、ブラウス1枚5000円~数万円。

モノの価値に女性たちが憧れて、モノ自体に力があったと思うのですよ。

 

この頃はこれ見よがしなブランド品をあまり見かけません。

そして、服はとても安く手に入るようになりました。

写真の黄色のジャケットは30年前にブティックで2万円くらいで買いました。今なら似たようなものを「しまむら」で3000円も出せば買えるかも。

家庭における服の量が増えたのは、やはり中国などの安い人件費でのファストファッションが流行ったからでしょう。

片づけコンサルタントがテレビなどで「捨てる」レクチャーをすることで、日本人は「ああ、着ない服は捨てても良いんだ!」と思ったはず。

 

日本はとても資源に乏しい国でした。

私のひいおばあちゃん (明治生まれ)が若かった頃は、破れたら当て布を当てて、つくろうのが当たり前。

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太平洋戦争が終わった昭和20年代も深刻な物資不足。

なんと昭和40年の前後でも、修学旅行には生徒が米を持参したと聞いたことがあります。お米は大切で、ご飯粒を粗末にするとうんと叱られたものでした。

そんなふうに日本は食料も衣服も何千年も前から不足していたので、私たちの遺伝子にはもったいない精神」が宿っています。

その価値観の転換となったのが、片づけコンサルタントの台頭でしょう。

片づけを始めて人生のリセット

35~36ページにこんなふうに書かれています。要約しました。

「部屋の乱れは心の乱れ」、散らかっている状態は物理的なこと以外に本当は問題があるのだけれど、問題の本質から目をそらすための防衛本能です。

片づけをして部屋がきれいになると、自然と自分の内面に向きあわざる得なくなって、そのときから、人生のリセットを迫られるのです。結果的に人生が大きく動きはじめていきます。

 なかなか含蓄のある文章ですね。

私はまだ、人生が大きく動きはじめていませんが、それにしても片づけで人生が大きく変化したのは、他でもない近藤麻理恵さん本人に違いありません。

片づけで人生をリセットしたい!

そう願う主婦は多い

つまりはそれだけ、物質主義に嫌気がさしているのかもしれません。モノをたくさん買い、持ったけれど幸せにはなれない。そう感じているのですね。

収納はソファの下の引き出し

夫がふだんよく使うシャツと靴下やパジャマは、ソファの引き出し部分にしまうようにしています。

これは夫の希望。

私が暮らす雪国では冬、最高気温でも氷点下になるため、暖房のない場所に収納していると、冷たいのですよ、衣服が。

それでmすぐ着替えられません。

シャツやパジャマが冷たいと、着た瞬間、中高年の血圧が上がる。

はい、オール電化住宅でなく、ストーブで部屋の暖を採っています。

血圧変動を避けるため、リビングに置いたソファの引き出しを夫専用の収納に。

そうそう、シルクのパジャマは、中国旅行をした夫の兄のお土産。

シルクを寝間着にするのがもったいなくて、10年くらい未使用でしたが、思い切って使うことに。

すると、けっこう着心地が良く、洗濯ネットに入れると全自動洗濯機もOK.睡眠時はもちろんソファでくつろぐときも、愛用しています。

頂き物はどんどん使うべきですね。どうしても趣味に合わないときは、買い取りやリサイクルへ。 

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モノを選んで大切に

『人生がときめく片づけの魔法』は、いらないモノを捨てて、選び抜いたものを大切にする極意が書かれています。

  • 不必要なモノを捨てる
  • モノの定位置を決めて、使ったら戻す
  • モノと向き合い「過去に対する執着」と「未来に対する不安」とも向き合う。
  • おうちを粗末にせず、おうちの声に耳を澄ます

最後の家について、私はいろいろと反省しています。

築25年め、ローンに苦しみながら、家に感謝が足りない私でした。

「ただいま」

帰宅してまず声を掛けるといいそうですよ。誰もいなくても、おうちに「いつも守ってくれてありがとう」も。

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片づけると「足ることを知る」ように

人間の欲望は深くて、底なしの井戸。

いくら買っても、いくら持っても心が渇く。飢餓感がある。

それはもう人間の宿命のようなもので、だからこそ科学は進歩し、経済は発展してきたわけですが、もうそろそろ限界ではないでしょうか?

地球だけでなく、庶民のふところも。

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こんまりさんが言います。

片づけると、足るを知るようになり、いま持っているモノをより大切にできる

そして、自分の判断で選び出すことで、モノ以外のことでも「人のせいにしなくなる」。

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 そうですね、今の自分がこういう状態なのは、ほかでもない自分のせいです!

 おうちよ、トイレの掃除が足りなくて、すまんかった。

はい、今後は気を付けます!

まとめ

ベストセラーとなった近藤麻理恵 の『人生がときめく片づけの魔法」は、サンマーク出版から2011年に発刊されました。

一躍、有名人になったこんまりさんをこの頃テレビで見かけませんが、アメリカで育児中だそうです。

私は気を緩めると、すぐ散らかってしまうので、ときどき読み返している本です。読むたびに感心し、ひとつでも実行しています。

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