2019/03/16更新しました。
わが家の寝室は和風です。
和室は寝室だけで、10畳間にお布団を敷いて寝ていました。
この部屋の備え付けのクローゼットは小さく、いまも婚礼ダンスを置いています。
家を建てて25年目。
生み育てた子ども達は巣立ち、夫婦ふたり暮らし。春から片づけを進めて、やっとスッキリさせることができました。
今日は断捨離の途中経過をお知らせします。
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築25年目のマイホームは点検が必要
写真に見える垂れさがった紐は、照明器具を消すときに便利なため長くしました。
そして、笛をつけたのは地震で倒壊したときに備えて、居場所を知らせるための用心。
そう、私の家があるのは東北の内陸部。東日本大震災の津波被害に比べるとうんと小さいけれど、家が土台ごと揺れました。
今と違い、杭打ちの義務はなくて、わが家はそんなに深く杭を打っていません。
壁を点検したら、ひび割れを発見。
縦に伸びる亀裂。
「これはきっと地震のせいだろう」と夫。
うちは火災保険は県民共済の補償に加入。
小さな声でいうと、地震保険には入っていません。
2018年秋から、県民共済の火災共済に新型の地震特約を付けました。
当時は住宅ローンの11万3千円が生活を圧迫し、地震保険まで払うことができませんでした。
ですから、この程度のひび割れは仕方がありません。
ふすまも痛かった
押し入れのふすまには、さらに大きな裂け目が!
これは地震ではありません。
寝ていた夫がトイレに起きたとき、ふらついて倒れ込んだのです。
そのときなんと、手首を骨折!
夫は骨折の苦痛に耐えて、次の日に病院へ行き、即入院。
手術を受けました。
ちょうど2年前になります。
幸い、細い骨が折れたためボルト留めして3日で退院できましたが、このふすまを見ると、「おめも、いでがったべ」とさすりたくなります。
補修せずにいましたが、近いうちにふすまの紙を取り替えたいですね。
片づけだけに残りの人生を捧げる気はありません。
これから30年~40年をどう生きるか。
そのことを考えています。
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貧困妄想を断捨離したい
私はついつい「お金もないのに」と、日になんども独り言をつぶやいていました。
たしかに裕福ではありません、低所得ですから。
でも、なんとか住宅ローンが2018年には終わるし、子どもたちは働いて自活しているし、しょっちゅう「お金がない、お金がない」と自分に言い聞かせる必要はどこにもありません。
貧困妄想に陥っているのかも。
貧困妄想とは?
うつ病の一種で、経済的不安から「自分は貧困状態だ」と信じ込んでいることを、貧困妄想と言います。
心の病気です。
貧困のリスクからうつ病になることも
うつ病がきっかけで、仕事や経済的基盤を失うケースがあることは前に述べた通りですが、最近はその逆の現象もあります。日本学術会議の基礎医学委員会の研究(2011年)によると、非正規社員が受ける心理的ストレスの頻度は正社員より高く、男性ではパートタイマーが、女性では契約社員がそれぞれ正社員の1.2倍となっています。収入の不安定さだけでなく将来の展望が見えにくいことも、安心して生きられない原因になっているのかもしれません。 貧困に陥るリスクが心の病を生み、心の病が貧困につながる--この負のループは個人の努力だけでは到底、断ち切れません。社会そのものが変わらなければ、不安は広がり、うつ病を発症する人も増える一方ではないでしょうか。
リンク先:毎日新聞 うつ病の貧困妄想
安眠できる寝室づくり
私は将来の不安から貧困妄想の一歩手前にいたのかもしれません。
そこで、「お金がない」とつぶやきそうになったら、「お金はある!」と言い換えることにしました。
6月は夫の仕事も順調に売り上げが伸びましたので、貧困妄想を断捨離します!
ほこりを溜めない部屋が幸運を呼びます。これからもメンテナンスと掃除を続け、安眠できる部屋にしましょう。
まとめ
本を大量に処分し、本棚をすっきりさせたことで、片づけが進みました。貧困妄想を捨てるために「お金はある!」と、自分に言い聞かせることにします。
暑くて寝苦しい季節の到来ですが、ぐっすりと眠ることができる寝室をこれからも考えていきます。
2018年7月7日、記事を更新しました。
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