2019/03/15更新しました。
この1年間、買わない生活をして化粧品や服を断捨離。片づけをする過程でわかったことは、浪費癖のある自分史でした。
ちょこちょこと休日のたびに買い物をするのが好きだったのです。
さて、服の断捨離をしたら、運気があがった!
そんな話を聞くことがありますね。
断捨離と運気のこと、捨てて少数気鋭で着回した先にあるものについて考えます。
- 『ショッピングが気晴らし』のうちはモノは減らない
- 10年着るための衣類ケアブック おしゃれと手入れの楽しみかた
- 少数気鋭で着回した先にあるのは
- 身軽になって誰かのために役に立ちたい
- 服の断捨離と運気、関係は?
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『ショッピングが気晴らし』のうちはモノは減らない
買い物は女性にとってのレジャー。人によっては趣味であり気晴らしですね。
私は3年ほど前、リサイクル着物の店によく通いました。着物はいまや投げ売り状態。嫁入り支度と思えるような附下や色無地が1000円~1万円くらいで、いくらでもありました。
時代が変わって日本人は着物を着ませんから、呉服屋さんは激減。一方でリサイクルショップに和服が持ち込まれ、山積みに。
バカな私はリサイクル着物に、狂喜しましたよ。
日本の職人が腕によりをかけた染めや刺繍の呉服を眺め放題にさわり放題ですから、時間をわすれたものです。
一部にシミがあるものはなんと500円!
リメイクして手提げバッグにしようと買ったものもあります。
1枚買うとクセになって、2枚3枚とふえていき、そのうち母や姑からも譲り受け、今はその処分に困るように。
気晴らしがショッピングだったので、増えてしまいました。それは洋服も同じことだと思います。
10年着るための衣類ケアブック おしゃれと手入れの楽しみかた
服を大切に着続けて補修するというのは、これからトレンドになるかも。
『10年着るための衣類ケアブック おしゃれと手入れの楽しみかた』を図書館から借りて読みました。
ちなみに本と一緒に撮影した水色ボーダーのTシャツは、20代から着ている私の服です。さらっとした着心地で涼しいので、捨てずにいました。
30年以上前にデパートでそれなりの値段で買った1枚です。
さて、『10年着るための衣類ケアブック』には、自分でお直しをしながら長く着用するコツが書いていました。
たとえば、シミができたときは……。
刺繍、あるいはチロリアンテープで目立たなくする。
それから、クリーニングを自分でする方法も。
ダウンウェアを風呂場で洗う方法をレクチャーしています。
私もウールコート以外は、自分で洗っています。
手洗いしたあと、バスタオルに包んで足で踏みつけて水を切って、エアコンの温かな風に当てると乾くのが早い。
意外と簡単ですが、試すときは自己責任でお願いします。
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少数気鋭で着回した先にあるのは
衣類の数を減らして、少数気鋭で着回した先にあるのなんでしょうか?
それは、トランクひとつでどこへでも移動できる気軽さ。
先日、母と会いました。
かつての 母は、ものすごい量の服と食器と生活雑貨を所有して、家がつぶれそうな感じでした。
でも今は、叔父がほとんどを処分。
本人は寂しがっていますが、すっきりとした家の中です。
母の場合、荷物を少なくした先にあるのは老人介護施設。介護施設はトランクひとつくらいしか持ち込めません。
冷たいけれど、独り暮らしができないときはそういう選択になるでしょう。私自身もいつかはたどる道ですね。
身軽になって誰かのために役に立ちたい
私には夢がいくつかありますが、そのひとつが離れて暮らす子どもたちが結婚してワーキングマザーになったとき、育児を手伝いたいということ。
私自身、働きながら子育てをしてきました。
しかし、口でいうほど楽じゃなかったです。
わが家は自営業のため、保育園や夫の実家へ預けて育てました。
これからはきっと外国人のベビーシッターが増えるでしょう。家政婦が解禁ですから。
私は古いタイプの人間なので、育児を外国人のベビーシッターに任せるのはちょっと不安。まして自分の孫となるとなおさらに。
ただ、これはまだ先の話。うちの子たちはまだ未婚です~。
旅するように暮らす、ときに娘たちの近くでトランクひとつで。それが理想ですが、現実の私はまだまだです。
*2018年春に初孫が誕生しました。
服の断捨離と運気、関係は?
ゴミ屋敷は住む人の健康を悪くするので、運気も下がるでしょう。
しかし、服の断捨離を進めてきれいさっぱり持たないからって、運気が劇的に良くなるとは思いません。
それって、確かに新しい考え方。
片づけをコンサルトタント業として普及させようとしたとき、スピリチュアルと結びつけた方が集客しやすい。
運気を上げたいのなら、服を断捨離するほかにも歴史や哲学を学んで、信念を強くすることが大切ではないでしょうか。
モノを極限まで減らしても、すべての方が成功するとは限らない。なぜなら……
- 自分のなかで空しさが募る
- 着る物がいつも同じで職場や仲間から浮く。
- 結局、また服を買い足して『買わない生活』から遠のく。
- 節約ができずに金欠が治らない。
堂々巡りになりそうですね。
まとめ
捨てて家の中の風通しが良くなると、気分が変わって新たな意欲が生まれるでしょう。でも、運気のために断捨離をしても満足のいく結果にならないことも。
捨てて少数気鋭で着回した先にあるのは、30代や40代なら自己投資や、家族と歩む将来への希望。
60代や70代なら老後の暮らし方、50代の私ならさしずめ、次世代への投資の意味合いで、孫育ての手助けかなと思います。
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