骨格スタイル分析をご存知ですか?
鈴木尚子さんが書いた本『賢いクローゼット』宝島社刊には、話題の骨格スタイル分析について載っていました。
この本は、似合う服をどう選んだらよいか、服の収納、そして年代の変化によってかつては自分らしいとお気に入りの服が合わなくなる理由にもふれています。
クローゼットオーガナイザーの本『賢いクローゼット』を読んだので、紹介します。
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クローゼットオーガナイザーとは?
着るもの、身に付けるものを収納する環境を整える。これがクローゼットオーガナイズです。
鈴木尚子さんは、個人のお客さんに似合う洋服のコーディネイトを考えるパーソナルスタイリングのサービスも行っているそうです。
アパレル業界で働いた経験を生かして、起業された1974年生まれの鈴木尚子さん。
「クローゼットはあなたの人生そのものです」
力のある言葉ですね、何だかドッキリしませんか?
私のタンスにはプチプラや10年も着古した衣類、着物が詰まっているので、心臓がばくばくしました。
骨格スタイルとは?
体型を身長や体重で判断するのではなく、骨格や脂肪と筋肉のつき方、質感を重視して、その人に合うシルエット、素材、柄を引き出すのが骨格スタイル分析です。
チェックポイントがあり、どれにあてはまるかが本に載っていました。簡単に紹介しますね。
ストレートタイプ
- 体に厚みがある
- 首が太くて短い
- 筋肉が付きやすく、太ると二の腕や太ももに肉がつく
- 胸とお尻の位置が高く、重心が上にある
- 身長のわりに手足が小さ目
ストレートタイプの人に似合うのは、きれいめのベーシックスタイル。素材は上質なシルクやレザー、そして綿。
テーラードジャケット、ストレートパンツ、タイトスカートなど
ウェーブタイプ
- 体に厚みがなく、鎖骨や肩甲骨が華奢で目立つ
- 首は長くて細い
- 下半身太りしやすい
- 筋肉がつきにくい
ウェーブタイプの人に似合うのは、ふんわりとしたフェミアンなスタイル。素材は柔かなシフォン、ナイロン、ベロアなどで、ふんわりとしたブラウス、フレアスカートなど
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ナチュラルタイプ
- 全体が骨張ばった印象で、鎖骨や肩甲骨が大きく出ている
- 手や首が筋張っている
- 太りにくいが、太ると大柄な印象に
- 肩幅が広く肩関節が大き目
- 身長の割に手や足が大き目で、指の関節が目立つ
ナチュラルタイプの人に似合うのは、ラフでざっくりとしたカジュアル服。麻や綿、デニムの素材で、タータンチェックたアーガイルやペーズリー柄も合う。
ベーシックカラーも大切
自分に似合う色を知ることはなかなか難しい。
中高年になると、若いときより肌がくすみ、シミが増えています。
若いときの服が似合わなくなるのは、ずばり肌のハリが失われ、色つやが変化するから。
それで、服の色をダークっぽくしがちですが、却って地味に映ることがあります。
色選びは、たとえばベージュでも色のトーンが違うためいくつかのカラーを比較するのがおすすめ。
着ない服、似合わない服を手放す
ダサく見える服が、ずばりあります。
- 毛玉だらけ
- シミが取れない
- 太って見える
- サイズがキツイ、大きい
- だらしなく見える
- 安っぽく見える
- 2年以上着ていない
- 明らかに流行遅れ
- 高かったから……
- ちょっと冒険し過ぎ
- 挿し色にとかった突拍子もない色のもの
クローゼットをお気入りだけが詰まったパワースポットに!というのが、鈴木尚子さんの持論です。
管理できる量だけ持つ
服の管理には意外と頭と時間を使います。
その日に着たものを陰干しホコリをブラシで落としたり、あるいは洗濯やドライクリーニングに出したり……
仕事や育児、家事で忙しかったら、大量の衣類を管理できません。
管理できるキャパを超えたら、クローゼットからあふれだして汚部屋への道をたどる。
クローゼットオーガナイズの仕組み
衣類の収納のために7つのステップがあるとのこと。
全部出す→選ぶ→分類する→仮置き→住所を決める→収め方を決める→維持する
『賢いクローゼット 』鈴木尚子著
なお、鈴木さんは収納本の読み過ぎで、まじめにメソッドに取り組んでも 、一向に片付かない人に向けてこう語っています。
「その片づけ方法が合っていないから失敗するのです。家の間取りや導線、それからその人の性格もありますから、自分にあう方法を見つけて」
洗濯を干す場所、仕舞う場所の位置から、使いやすさを重視すると良いとのこと。
まとめ
骨格スタイル分析をやってみて、私は自分をストレートタイプだと思いました。首が短く、体に厚みがあるからです。
しかも身長が低く、なかなか似合う服が見つけられずに今に到ります。
ブラウスやTシャツを買うときは、襟元の開き具合のちょっとした違いでステキに映るかどうか変わるので、面倒がらずに試着すると良いとか。
骨格と似合う服の関係性、服の選び方や捨て方が解かる一冊でした。
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