2019/04/10更新しました。
並べたのは、わが家にあった石鹸です。
入浴や洗顔には、石鹸を使っています。
ボディソープは手軽ですが、家人が「なんだかさっぱりしない」というので、ずっと石鹸を使っていました。
確かに私も石鹸のほうが、洗い上がりがスッキリします。そして、石鹸のほうが価格が安く、肌にやさしい。
その理由を成分から考えてみます。
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肌トラブルのある人は注意を
石鹸とボディソープでは、ボディソープのほうが若い世代にはなじみがあるでしょう。
CMで美しいモデルが白い泡をホイップクリームのようにして素肌を洗い、さっぱりした顔でタオルでふきとる映像を、生まれたときから見ているからです。
液体のボディソープは、1972年(昭和47)に店頭に並び始めました。
1984年(昭和59)に花王からビオレUが誕生。
それからしだいに、石鹸よりもボディソープのほうが売り上げを伸ばし続けています。
石鹸とボディソープ、添加物の違い
1枚めの写真は、石鹸カウブランドとして根強い人気がある『牛乳石鹸の「赤箱」』。うるおいを守るミルク成分&スクワラン配合と箱にあり、MADE IN JAPANの文字もあります。
さらに成分が細かく箱に印刷されていました。
- 石ケン素地
- 香料
- 乳脂(牛乳)
- スクワラン
- 水
- ステアリン酸
- EDTA-4Na
クリームみたいな石けんでおなじみの「kao White花王ホワイト、リフレッシュ シトラスの香り」も買い置きして自宅にありました。
こちらは、100パーセント天然植物原料使用とありますが、Made in Malaysia、マレーシア製。
成分はパームヤシが主で、脂肪酸ナトリウムとは石ケン素地のこと。
- パーム核脂肪酸Na とパーム核脂肪酸
- パーム脂肪酸Naとパーム脂肪酸
- グリセリン
- 香料
- スクワラン
- グルコン酸Na
- エチドロン酸
- 塩化Na
- 酸化チタン
- ペンテト酸5Na
- PEG-6
- BHT
いま、石鹸を2種類、手許に置いていますが、花王ホワイトのほうがより香料が強い。ドラックストアで買ったとき、「シトラスの香り高いほうが汗臭さをごまかせるかしら」と思い、かごに入れたので当然ですが。
使い勝手はどちらも良く、私は浴用タオルでよく泡立てて体も顔も、一緒に洗います。
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ボディソープには合成界面活性剤が配合されていることが多い
ボディソープの詰め替え用が、わが家にもあります。
成分表示を見ると、まず水。
そしてカリ石ケン素地、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどなど。
わが家にあるのは、無添加時代ボディソープなので、添加物は少な目でしょう。
ふつうに販売されているボディソープには、石油製品を原料とした 合成界面活性剤が配合されているものが多く、ラノレス硫酸Na、正式名称がポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸などが入っています。
これは台所用洗剤と同じ成分。
なので、アトピー性皮膚炎など肌トラブルのある人だと刺激を感じたり、使用後にかゆみを覚えたりすることがあるかもしれません。
体を壊す13の医薬品、生活用品、化粧品
食品添加物のことや『買ってはいけない』などの著書がある、渡辺雄二さんの幻冬舎新書を読んでいました。
『体を壊す13の医薬品・生活用品・化粧品』 渡辺雄二著
本のなかで著者がおすすめとするのが、シャボン玉無添加せっけん。
♪シャボン玉、ルルルンルン~
ザ・ピーナッツの「シャボン玉ホリデー」という番組を思い出しました~。年がばれてしまう(-_-;)
さて、『シャボン玉 無添加石鹸』は文字通り無添加なので、私が使っている石鹸のような香料がふくまれていません。
本によると、シャボン玉石けんも1960年代は合成洗剤を製造して販売していたそうです。
ところが社長が当時、湿疹で悩み1974年から合成洗剤の販売をやめ、無添加石鹸に切り替えたとのこと。
洗顔ソープはいらない
これは私の体験談ですが、私は若い頃ニキビに悩んで洗顔料を使っていました。化粧品店から買ったお高い洗顔料です。
スクラブ洗顔が流行っていたから、マイクロビーズ入りの商品を使った時期もありました。
この頃はマイクロビーズでの海洋汚染で問題になっています。現在は世界規模で販売中止になっていますが、日本での規制はまだこれから。
スキンケアをやめて、洗顔料も買わなくなりました。
牛乳石鹸で洗っただけで、美貌は健在?!
いえいえ、若くありませんからそれなりに衰えています。アンチエイジングはせず、自然に任せて、年を取ることを受け入れていきたい。
石鹸で洗った後に何もつけなくても、大丈夫。皺(しわ)が増えたということはありません。
そして余計なモノをいろいろ買わせるのが商業主義なんだと、つくづく感じています。
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