今朝、NHKを見ていたらユーミンが降臨!
シンガーソングライターとして第一線で活躍している松任谷由実さんが、あさイチに生出演しました。お肌つやつやで、若い頃とそんなに変わらない。
楽曲の創作話や母校の立教女学院でピアノをよく弾いていたこと、毎朝の日課である筋膜リリースで体型を維持していること、そして夫婦が長続きする秘訣もたっぷり語りました。
美しさとお話に感動したので、お伝えしたく思います。
スポンサーリンク
華麗なステージ
有働由美子アナとイノッチが司会のNHK総合「あさイチ」は月曜~金曜まで朝8:15分から始まります。
ユーミンが出演したのは、冒頭のプレミアムトーク。
「生番組は紅白を除けば26年ぶり」とのこと。
『あの日に帰りたい』や『中央フリーウェイ』『春よ来い』などヒット曲はもう数え切れませんね。
華麗なステージの様子もけっこう放映され、うっとりしました。
シンクロスイミングのアーティストをロシアから呼び、ステージがプールになるとは驚き。
噴水のタイミングも計算してですから、なんて華やかで豪華なショータイムでしょう!
歌って踊る64歳に、私はもうテレビの前に釘付け。
特徴のある歌声
写真の参照元はNHK総合あさイチのサイトです。
ユーミンのラジオ番組を私は若いときに聴いていましたが、今改めてお声を耳にすると、すんごくハスキー。
低い声でしたね。
歌うときは高音もきれいで、ボイストレーニングの賜に違いありません。
「立教女学院に個室のピアノ部屋があって、自由に弾けたんです。いまはユーミン部屋と名付けられていますが、そこで『雨の街を』が生まれました。けれど歌えなかったのです」
「どうしてですか」と、有働由美子アナ。
「自分の歌唱力以上の曲を作ったんですね。もともと作曲家になりたかったのですが、歌手を目指してはいませんでした。声の癖である、ちりめんビブラートを直すために腹筋を鍛え、まっすぐ声を出す歌い方をマスターしまして」
努力家です。
その努力が見えないところが天才なのでしょう。
恋人がダリアをピアノに
18歳のときユーミンには恋人がいました。
後に夫になる松任谷正隆氏です。ユーミンの楽曲のアレンジ(編曲)を手がけていますね。
「『雨の街』をうまく歌えなくて悩んでいたとき、彼が私の好きなダリアの花を牛乳瓶に一輪さして、ピアノの上の起きました。そこにだけスポットライトも当てて。
それを目にするうちに声が出てレコーディングすることができたんです」
ロマンチックな恋人時代を披露。
夫婦がうまく暮らすコツ
ふだんは電動自転車で買い物にでかけるというエピソードに、有働由美子アナとイノッチは意外なそうな顔で。
「道行く人たちに、ばれませんか?」
「ギャラが発生しないときは気配を消しているんですよ」と、笑いを誘う気さくな一面も。
家政婦さんが家事のサポートをしているようですが、けっこう普通の主婦として過ごされているみたい。
「仕事と家庭が地続きのため、やりにくいときもあります。服従は支配ですから、折れるところは折れたほうが、相手を懐柔できる気がします」
私はユーミンのこの言葉を聞いて、すごい!と、思いました。さすが18歳の時から付き合い、20代で結婚し、ずっと夫婦でいるだけあって含蓄があるわ~。
ステージをこなすための努力
(写真は3月23日放送の「あさイチ」を引用)
終始なごやかな雰囲気で、有働由美子アナは白いトップス、ユーミンは斬新な柄のブラウスを着こなして、ファッションセンスも参考になった「あさイチ」です。
私が最も知りたかったのは、ユーミンの体型維持とハードなステージをこなす体力。
「数年前に体重が増え、それでダイエットをかなりしましたね。ところが体調を壊し、転んでしまい、ケガをしたことがあります。
中高年からの無理なダイエットは良くないみたい」
朝7時に飼っている子犬が騒ぐのに合わせて起床。
ゆっくりと筋膜リリースやストレッチ体操をして朝風呂に入る日課だそうです。それにしてもお肌つやつや、髪はポニーテールで64歳には見えません、何度も言いますが。
生き生きとしてきれい。
スポンサーリンク
歌詞は実体験?
創作の秘話として、曲が先で歌詞を後から付けることがほとんど。アレンジのとき映像を思い浮かばせて、天気や風の匂いを想像するとか。
「歌詞は実体験ですか?」という質問に、「体が持たないでしょう」と微笑みを返しました。
恋バナが大好物だそうです。それも具体的な恋バナで、そこから想像力を働けせて、作詞すると語りました。
3つの信条
600曲もの作詞作曲をしてきたユーミンには3つの信条があります。
- 純粋さを捨てない
- 私で生きてゆく
- 旅をやめない
いつまでも好奇心を持って、個性的に生きていきたい。若いときから人がこうだからとは気にしたことがない。
音楽バンドは自由な世界だからやってこれた。ステージを続けるのは準備もたいへんだけれど、仕事というよりも楽しみ。毎日の発見でわくわくしている。
ユーミンの言葉がまっすぐに、私の胸に直球☆
中島みゆきとともに、これからのシニア女性の希望の星ではないでしょうか。
今朝のあさイチを観ることができて、希望が身のうちに湧く感じでした。
スポンサーリンク