暑い夏に気になるキッチンのニオイ。
特に魚を料理するとシンクを洗っても時間が経つにつれて、ニオイがきつくなりがち。
新津春子さんが書いた『世界一清潔な空港の清掃人』に対処法が載っていたので、実践しました。
特別な道具も要らずに、台所の排水口のニオイを元から断つことができるので、お伝えします。
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釣れた魚を料理
ここで問題です。
写真の魚はなんでしょうか?
- イワシ
- チカ
- キス
正解のキスと答えた方は、お魚好きに違いありません。
砂浜が続く海辺で、初夏に釣れるキス。
白身で淡泊な味わいのキスは、天ぷらや刺身がおいしい。
夫が釣ってきたので、私は鱗を取って、頭を切り落とし三枚に開いておろしました。
骨が意外と固い魚なので、丁寧に。ここだけの話ですが、夫は小骨が残っていると文句を言うのですよ。
キスの天ぷらを揚げるついでに、ナスやヒレカツもカラッと。
私は揚げ油を1回で使い切るようにして、残ったら捨てます。
酸化した油が体に悪いから。
毎回、新しい油を熱しているので、揚げ物のときは多めにまとめて作る。
刺身も作りました。
今の時期、キスは産卵のため岸辺に寄ってきます。
お刺身の横に置いたのはキスの魚卵。
少しなのでお醤油に浸して食べ、新鮮さがたまりません。
魚のアラゴミは冷凍して、ゴミの日に出すようにすると生ゴミのニオイを撃退できます。
しかし、それでもニオイが残ってしまいました。
排水口の奥に、魚のうろこが残っているのでしょうか。
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新津春子さんに学ぶプロの掃除術
新津春子さんといえば羽田空港の国際線ターミナルを管轄する清掃人として、ピカピカに磨き上げることで有名になりました。
中国残留孤児2世で、一家で日本に帰国してから言葉の壁や習慣の違いなどで苦労もあったようです。
掃除の会社に勤めて全国ビルクリーニング技能競技大会で1位をとったのが平成9年、翌年に結婚されいます。
2016年8月に撮影した羽田空港国際線の画像です。
確かにキレイで美しいロビーでした。どこもピカピカで世界に誇れる!
新津春子さんは、幼児の目線の先にあるソファの脚や手すりの裏にも気を使って掃除をしているとか。
プロ意識がすごい。
世界一清潔な空港の清掃人の本には、家庭でも使える技が載っています。
シンクの排水口は奥の奥まで
シンクの掃除にはスポンジのほかに少し長めの柄が付いたブラシをおすすめします。
家庭のシンクの排水口はトラップ構造になっていて、ニオイが上がってこないようになっています。
水を流しながらブラシでこすってぬめりや雑菌を洗い流すために、排水溝ブラシがあるといい。
127ページにそう書いていました。
このふたをはずして、奥の奥までブラシで洗い流す。
できれるといいのですが、うちにはそのようなブラシがない。
ゴミ受けの網やその奥まで洗うのはもちろんですが、時間がないときは水がたまっているところに台所用漂白剤を10ccほどいれてもぬめり防止になります。
ゴミ受けの網をはずしたところです。
これ以上は素手で外せず、ハイターを原液のまま10cc注いで放置。
しばらく置くと、魚の生臭いニオイが解消されました。
快適です。
まとめ
シンクの排水口、洗っても魚の生臭さが取れないときはキッチン用ハイターなどの漂白剤を注ぐのも効果があります。
そのときは混ぜるな危険!
ほかの洗剤と混ぜて使わないで下さい。
『世界一清潔な空港の清掃人』にはスクイージーをお風呂場で使うコツも紹介されています。
入浴後、熱いシャワーを浴槽全体に掛けて、スクイジーで水滴を掻き取る。
そして新津春子さんは毎日、出勤前に自宅を1時間かけて掃除するそうです。
いっぺんには真似できませんが、少しずつ見習っていきたい。
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