2022/09/01更新しました。
わが家の備蓄食品を点検しています。
非常用というより、ふだん買い置きしているもので、乾パンはこれまで買ったことがないので、ありません。
上の写真にある乾麺やレトルトカレーのほかに米20キロとカップ麺が4コ、飲料水は20リットルタンクに2コを現在、家に置いていました。
わが家はオール電化でなく、ガスはプロパン、暖房器具は灯油ストーブ。
雪国なので、震災後に買ったポータブルストーブも物置にあります。
それと自家発電機20アンペアと。乾電池で聞くことができるラジオを準備。
自然災害に対する備えを考えます。
スポンサーリンク
タメコミが役に立つとき
私はかつてタメコミアンだったので、家中に物があふれていました。
汚部屋を解消すべくサイズアウトの服や蔵書を処分して、服は買わないチャレンジを実践中。
でも、今も食品の買い置きだけは、やめられません。
チラシをチェックして底値で買った味噌やめんつゆ、醤油にサラダ油、オリーブオイル、缶詰が食品庫に詰まっています。
米は夫の実家から20キロをプレゼントされたばかりなので、夫婦ふたり暮らしのため2カ月持つでしょう。
娘がたまに帰省すると、「どうしてこんなに備蓄しているの?コンビニだってあるし、要らないでしょ」と、叱られるのが常。
私は買い置きが少なくなると不安を覚える。
せっせとスーパーの底値を狙うのですが、そんな自分を心配性だと感じていました。
冷蔵庫にはネギや豚肉やもやしを常備しています。
冷凍室にはおにぎり用の紅鮭や味噌汁用の青菜や油揚げ、夫が釣ってきたキスの魚や春に摘んだワラビまで。
心配性にもほどがある。
冷凍室の底には正月のお供え餅もまだ保存しているのですから、我ながら呆れてしまう!
でも、Twitterを見ていたら、このような投稿が目に留まりました。
私の母は、
— ステキに暮らす〜140 characters notes (@Notes140) September 8, 2018
やたらと食品ストックの多い人で
そんなに要らないでしょ?と
いつも苦々しく思っていたけど
この地震では、山ほどある
乾麺やカップラーメン、
水やジュースやお茶類のおかげで
5人家族が安心して過ごせた
持つもの、持たないもの
持ったものの管理の仕方
改めて考えようと思った
私は自分以外にも、食品のストックを多めに買い込む方がいることに、親近感を覚えた次第です。
ただ私が備蓄した食べ物は調理が必要な物ばかり。
停電したら、乾麺や生米をかじる?
発電機
東日本大震災の日は、3月だというのに私の町は雪が舞う寒さでした。
日が暮れると、街灯もなくどこの家も明りを灯せず、真っ暗。
そのときわが家の灯油ストーブは電気で送風するタイプだったので、使うことができません。
ポータブルストーブがなくて、 毛布にくるまい、ロウソクの火を見つめながら乾電池式ラジオを聞くだけ。
車のカーナビでテレビを少し見ることができて、津波の被害に青ざめて、これからどうなるのだろうと体が震えました。
震災から10日ほど経ち、徐々に元の暮しに戻ることができたとき、夫が真っ先に買ったのが20アンペアの発電機。
日本のメーカー製は高くて手が出ません。
夫が買ったのは英国製。
ネットショッピングで購入し、当時3万円くらいだったと記憶しています。
ガソリンを入れて使用しますが、私はまったく操作することができません。
夫がたまに試運転をしています。
北海道のこの度の地震では、発電機を室内で使用して、一酸化炭素中毒で亡くなった方がいます。
発電機は家の外で運転させて、延長コードで家電につなぐのが安全です。
延長コードは数メートルの長い方がおすすめ。
ですから、もし災害に遇いわが家の発電機の出番がきたら、ご飯は炊飯器で炊くことができるので、生米をかじらなくても済むはず。
前はガス火で炊いて、鍋底を焦がしたことがあるのです。
スポンサーリンク
お金の危機管理
大きな地震に見舞われると、ATMが使え ないことがあります。
大規模に停電すると、クレジットカードもネットバンクもしばらく活用できないかもしれません。
現金がないと、困るわけです。
『大災害に備える!お金の危機管理ハンドブック』万波見寧著の本によると、1~3カ月分程度の『たんす預金』が必要だとありました。
盗難を警戒した上で、防災リュックに入れた状態で保管するのが望ましいと、著者は解説。
大災害に備える!お金の危機管理ハンドブック
著者は万波見寧(かたばみやすし)氏
2011年に光文社から発刊
この本によると、津波で家ごと流されるような事態になると、家庭用の金庫から取り出す余裕がない可能性があるので、防災リュックにも入れておくことを提案しています。
さらに、停電になればどんなに高額のチャージがされているカードでも読み取りできないとも。
手元資金
スーパーのレシートや公共料金の明細書から1カ月の支出合計を計算して、6カ月~1年分を備蓄用として確保することを、『大災害に備える!お金の危機管理ハンドブック』ではすすめていました。
そうですね、わが家の1カ月の支出は食費や生命保険料、火災保険料、電話料金、車関係費も入れると25万円くらい。
125万円~250万円は貯めておかないと、災害時だけでなく病気やケガで働けないという緊急時に心許なくなります。
あ、あるかしら(@@;)
そしてこの本では、災害直後はATMが使えないことがあるので、1~3カ月分のたんす預金を!とアドバイス。
それではわが家の場合は25万円~75万円を、防災リュックにしのばせておくことを心がけると良いのでしょうね。
まとめ
ひとたび災害に見舞われると、冷静でいられる人はめったにいないでしょう。
また避難生活は心身のストレスが大きい。
平成最後の今年は自然災害が多く、各地で甚大な被害が出ています。
食料や水とともに、現金の準備も心がけたいですね。
たんす預金も、少しは必要とのことです。
関連記事をいかがですか
スポンサーリンク