わが家で購読している地方紙に、2022年度のカレンダーのチラシが入っていました。
「令和4年は五黄の寅年 来年を逃すと次は36年後!」の文字が躍る。
五黄の寅とは、なにやら縁起が良さそう。
干支カレンダーや開運グッズがさまざまに売り出されるシーズンなので、一つだけ注意点をお伝えします。
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壬寅(みずのえとら)年
干支は十干と、十二支の組み合わせです。
古代中国の陰陽五行説が日本に伝わって、わが国でもよく知られている干支。
2022年は壬寅(みずのえとら)年。
壬(みずのえ)は、雪解け水がせせらぎとなって流れる小川のイメージでしょうか。
寅は、子丑寅……と干支の始まりから3番目。
春の発芽であり、木を表わします。
壬との組み合わせにより、大きな成長や発展を遂げるために、不断の努力が大切な年と言えそう。
五黄の寅
一方、九星と干支を組み合わせたのが五黄の寅年。
九星は一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星の九つ。
五黄寅年生まれの人は、パワーが強く運気が強いとされます。
昭和の昔なら女性として強すぎて夫をしのぐと、ちょっと敬遠された時代がありました。
もちろん、いまは違いますけど丙午(ひのえうま)の年には、出生率が実際に下がったのです。
女性が強すぎると、夫の運勢を削ぐというのは迷信にほかなりません。
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開運グッズ
スピリチュアルが大好きという方が知人にいるし、私の実父もたいそうハマっていました、開運グッズに。
干支ボトル(2022)【寅 トラ】令和4年 寅年 本格焼酎 山元酒造 さつま神蔵 25度 720ml(化粧箱入り)
干支ボトルくらいなら、ご愛嬌です。
気分よく酔えるし、さして問題はありません。
知人女性が信奉しているのは、霊感商法のスピ。
かなりお金を注ぎ込んで、グッズを買っています。
預貯金を吐き出す40代女性に心配になりますが、他人の言うことは眼中にありません。
開運グッズ注意点
私の父親がハマったのは、パワーストーン。
60代後半から70代前半にかけて、買いまくりました。
数珠 男性用 22玉 混合虎目石 正絹2色房【略式数珠 京念珠 京都 タイガーアイ 法事 葬儀 葬式 法要 MD RD DIM 101220137】【数珠袋付き】【送料無料】
こちらは楽天市場で評価の高いお数珠ですから、ひとつあればよいかと思います。
実父の場合は、次々と買い求めたから問題になりました。
買うのをやめられなくなったのですよ。
≪32388C≫●20mm●AA●レッドタイガーアイ 赤虎目石●送料無料有●楽天最安値に挑戦●ブレスレット●南アフリカ共和国産●天然石●パワーストーン●
このブレスレットはブームが過ぎたからか4500円ですが、父は数万円のものをよく買っていました。
その当時、父の寝室にはまるで売り場のように並んでいたのです。
パワーストーンで開運どころではありません。
老後資金を溶かしました(>o<)
罠には老いてこそ、ご用心!
開運グッズに依存する人がいるのですね。
パワーストーンの石は宝石ではないので、価値がほとんどないそうです。
ですから、開運カレンダーが1500円だからと気軽に買うと、その業者から次々と開運グッズの紹介があり、魅力を感じてまた欲しくなるかもしれません。
開運グッズには、そういう魔力がある。
なお、金運アップのグッズを買って、金運が良くなるのは販売業者だけです。
買わされる側は、買えば買うほどお金を失い、貧乏になる。
それが真実。
まとめ
開運グッズを買うなら、ひとつにしておいたほうがオススメ。
これさえあれば「運が良くなる」と次々買うと、周囲の家族はドン引きし呆れます。
五黄の寅にあやかりたいのであれば、無料素材の虎を眺めて、迫力ある姿に目を留めるだけで充分だと言えるでしょう。
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