古くは先祖の祟りや水子供養など、あなたも目にしたことはありませんか。
カルト宗教がコロナ禍に乗じて拡大している。
そして安倍元総理を銃で襲撃した犯人は、宗教で恨みがあったと供述しています。
献金を強要されたり、花瓶や数珠などを法外な価格で買わせたりする、霊感商法やカルト宗教についてお伝えします。
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学生を狙うカルト
知人が前に、子どもの新興宗教トラブルに、頭を抱えていました。
入学した高校の近くに、新興宗教の施設があったのです。
学生の下校を待ち伏せされ、熱心に勧誘されたとのこと。
おだてられ、何回か通ううちに信者に。
「成績の悪い息子だから、ほめられて嬉しかったのだろう。
社会人になった今はいくら働いても、給料の多くを搾取されている。
それでも全く目が醒めない。
怒ったり、殴ったりしたが、お手上げだ」
信者に一旦なってしまうと、脱退は難しい。
学生の場合は、親が早めに気づいてその宗教と距離をおくしかありません。
カルト宗教は不安や悩みなどにつけこんで、お金を搾取する事例が多い。
02年10月25日、京都地方裁判所は統一協会の元信者15名が献金や印鑑、壷等の商品購入により、受けた損害の賠償を求めていた裁判で、原告側の主張をほぼ全面的に認め、統一協会に対し、総額約5400万円の損害賠償を命じました。
統一協会に対する献金強要は違法 ｜ 京都第一法律事務所／創立60年の確かな実績｜京都弁護士会所属
裁判沙汰になるのは、氷山の一角です。
霊感商法
サークル的な軽いノリで、現代のカルト宗教は近づいてきます。
そういえば私、5年以上前に世界平和統一家庭連合の講座に、1回出かけたことがありました。
なんと市立図書館の掲示板に、講座のお誘いが載っていたのです。
講座そのものは、「地域を盛り上げるために」のような宗教色がないもの。
そして世界平和統一家庭連合が、元の統一教会だと私はそのとき、わからなかった(@@;)
会場は市が管理する建物の会議室。
セレブっぽいマダムが役員として、その場を取り仕切っていました。
違和感を覚えたのは、空々しい明るさ。
金持ち風のマダムたちが何人もいて、上品に場を盛り上げていましたが、何となく胡散くさい。
私は講座が終わると、そそくさと会場を後にしました。
世界平和統一家庭連合（旧統一教会）信者の元妻が、教団の指示で預金の約8千万円を勝手に献金していたとして、東京都内の60代の会社員男性が教団に約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、東京地裁であった。
阪本勝裁判長は「組織的に違法な献金をさせていた」と認め、教団側に約3400万円の支払いを命じた。
旧統一教会に賠償命令 夫の財産を内緒で献金、東京地裁: 日本経済新聞
朝鮮半島のキリスト教的な土壌から発生した統一教会は、日本でも有名人の合同結婚式で騒がれたことがあります。
統一教会のほかにも、たくさんの新興宗教があります。
なぜ、愛を教えているはずの宗教団体が大量殺人を計画するのか。
それまで一般社会人だった人は、どのように洗脳されてオウム心理教のような教団と教祖を信望するようになるのか。
「エホバの証人」元信者の告白…宗教の勧誘、実はこんな人たちをターゲットにしている（佐藤 典雅） | 現代ビジネス | 講談社（1/8）
ターゲットにされないように!!
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献金で自己破産
仏教ならお布施、キリスト教の関連なら献金。
現在のカルト宗教は、かつてのオウム真理教のように全財産を巻き上げるような事例は減っています。
ただし、毎月5万円なり10万円なりを、献金させる。
学生を勧誘するのも、社会人になれば一定額を献金させる目的があるのでしょう。
ひろゆき氏は一度、新興宗教に入ったら、二度と抜けられないと解説。
親が信者だと、幼い子どもは自動的に信者となる。
献金により生活が苦しくなり、やがて自己破産のケースは宗教がらみでは珍しくありません。
カルトがはびこる理由の根っこには、人々が感じている寂しさ、孤独感があります。そして、カルトは、精神医学や心理療法などの都合の良い部分を切り取った疑似科学的な要素を組み入れて、人々の悩みを解決すると言って最初は接触してきます。
カルト宗教がコロナ禍に乗じて拡大、霊感商法対策の著名弁護士が警鐘 | 有料記事限定公開 | ダイヤモンド・オンライン
スピリチュアルの開運グッズや自己啓発セミナーにも、のめり込みすぎないように。
心理的に依存しやすい人は自覚しましょう。
本人の自覚が、依存に対する治療の一歩です。
まとめ
統一教会と安倍晋三元総理の関係は、祖父の岸信介が1968年に反共産主義政治団体である「国際勝共連合」を設立しているため、関連を指摘されています。
根深い問題がある政治と宗教。
ということは信者の献金が、政党に流れたのでしょうか。
ゆゆしき問題です。
霊感商法やカルト宗教から、あなたと家族を守ってください。
関わると、トラブル必至です。
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