50歳を過ぎると、ちょっとしたモノにつまづき、転倒しやすくなります。
沖幸子さんの本『50過ぎたら、住まいは安全、そうじは要領』を読みました。
買い込んだモノや溜め込んだモノが床に置きっぱなしは、言うまでもなく危険!
コロナ禍で年末年始を家で過ごす方が多いので、安全な家づくりに参考になる本を紹介します。
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快適な暮しのために
新型肺炎コロナウィルスの感染拡大により、潔癖主義になる方が増えている昨今です。
- 帰宅したら、玄関先のビニール袋に着ていた衣類を全て入れ、シャワーを浴びる
- 玄関周りやマンション共有部分、エレベーター内にもスプレーをかける
- 宅配便のお兄さんとはドア越しに話し、帰ったらまた徹底除菌
ですが、沖幸子さんは「50過ぎたら、住まいは安全、そうじは要領」の本の中で、こう言います。
真面目で几帳面な性格の人は、そこそこ、ほどほどにしないと、心にも体にも悪影響です。
『50過ぎたら、住まいは安全、そうじは要領』 29ページ
あまりに完璧に除菌をしようとして、疲れ切ってしまった方を、沖幸子さんは知っているとのこと。
コロナ禍は不安を増幅させます。
除菌や消毒はほどほどににして、メンタルに余裕を持たせましょう。
ながら掃除のすすめ
『50過ぎたら、住まいは安全、そうじは要領 』には、そうじのポイントが掲載されています。
著者の沖幸子さんは生活評論家で、家事サポートサービス「フラオ グルッペ」代表。
ドイツやイギリス、オランダで生活マーケティングを学び、グローバルな視点を持つ暮しのデザイナーとして活躍。
その著者がすすめるのは「ながら掃除」。
たとえば浴室掃除は、入浴後にお風呂場が暖まっているうちに、壁や床を拭くことをすすめています。
私も水滴を除去するために、入浴後はバスローブを着て、ふき掃除。
すると、黒カビがさほどはびこりません。
玄関そうじ
出かけるときは、くつを揃えておくだけで、帰宅時の気分が違ってきますね。
またホコリが溜まりやすいので、こまめに掃き出す ことがきれいのコツと、本にあります。
私は2018年に玄関タイルに、酸素系漂白剤をぶちまけて掃除しました。
これは失敗、NG。
タイルの接着はコンクリートを使用していることが多いため、シミのある部分だけに中性洗剤を少したらして、ふき取りましょう。
正しいそうじをしないと、素材を傷めてしまいますから、注意なさってください。
暮らしの智恵が詰まった1冊。
著者:沖幸子
発刊元:祥伝社
令和2年11月10日に初版されたばかりの著者の新刊本です。
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トイレそうじ
トイレも1日1回、使った後に掃除をすると、見えない汚れが取れて、水アカがつきにくくなります。
100均セリアの水切れが良いトイレクリーナーは使いやすい。
また、私は新築の家に住んだものの尿石を溜めて、除去した経験があります。
超強力な酸性洗剤「尿石溶かす」は、皮膚につかないように、吸い込まないようになさってください。
洗剤を便器に浸して5時間以上、待つことが尿石を溶かすポイントですが、陶器製の便器にしか使用できません。
なにより尿石がつかないように、こまめな手入れが肝心です。
50過ぎたら、ものは引き算、心は足し算」は累計12万部。
50過ぎたらシリーズは人気です。
ちょうどバブル世代とその前後は、家事に悩みながら過ごしてきたのかもしれませんね。
私も、そのひとりです。
7割収納
- クローゼットは7割収納にして取り出しやすく
- 冷蔵庫も7割収納にして、食品ロスを減らす
沖幸子さんは本の中で、7割収納をオススメ。
パンパンに収納すると、使い勝手が悪くなりますから、心がけたいです。
モノがありすぎると、心の重荷になりやすい。
まとめ
『50過ぎたら、住まいは安全、そうじは要領』を読みました。
私は町会の婦人会のメンバーなので、先日ちょっと用事があり、高齢者のお宅を訪問しました。
うずたかく物が積み上げられて、けもの道のように動線があったので、生活の質が心配になります。
80代独り暮らしの女性宅でした。
2階建ての戸建てですが、老いてからは1階だけで暮らしているそうです。
片づけて、モノを減らすことも住まいの安全のコツ。
実体験と沖幸子さんの新刊本についてお伝えしました。
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