私が暮らす雪国では、冬が近づくと気分が落ち込んで、やる気がでない人が少なくありません。
なにを隠そう、例年わが夫も秋が深まるにつれて不機嫌になり、笑顔がなくなりました。
無表情になって、食欲もなくなり2キロは痩せます。
「どこか具合でもわるいの?」と聞くと、膝が痛いとか腰が重いとか、ため息とともに答えてむっつり。
ところが、今年はわりと快調です!
実は、高血圧の改善のためにバナナを9月初めから毎日食べていました。
このバナナ、冬季うつの予防に良いそうで、美味しく食べて気分の落ち込みを防ぐバナナについてお伝えします。
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太陽が出ない冬
私は、東北の日本海側に住んでいます。
真冬になると朝方の気温が氷点下となり、太陽は分厚い雲に隠されてしまいます。
来る日も来る日も雪の日ばかり。
冬には、脳内のセロトニンが低くなります。
下記の図は南半球のオーストラリアでの研究。
北半球の日本とは季節が逆ですが、冬は日照時間の減少と共に、セロトニンの量が著しく減っていることがわかるでしょう。
画像参照元:冬季に低下する脳内セロトニン利用率https://style.nikkei.com/article/DGXMZO82195140R20C15A1000000
お日様がでない冬は、室内の照明を明るくすると、気分の落ち込みが改善されるそうです。
節約をしているわが家ですが、朝食の時はテーブルの上に明りを灯して、ご飯と味噌汁、目玉焼きか、焼き鮭を並べています。
そして、ヨーグルトとバナナを食後に欠かしません。そのバナナはカリウムが豊富なので、高血圧の改善のために食べていました。
そうしたらバナナは冬期うつにも効果ありだそうです。
なぜバナナが冬期うつ対策に良いのだろう?
冬に不足するセロトニンを体内で生成するために、バナナに多く含まれるトリプトファンが有効です。
トリプトファンは必須アミノ酸のひとつ。バナナの他にプロセスチーズや豆乳にも含まれている。
バナナが冬期うつに効果があることを最初に知ったのは、リウさんの ブログでした。
秋は情緒的になりますが、気分の落ち込みが4日以上も続くと、ちょっと心配。
冬期うつの入り口かもしれません。
焼きバナナ
バナナはよく熟して黒い斑点がでたほうが、甘いですね。
スーパーに並んでいるバナナは、黄色い皮がつるんときれい。
数日おくと、シュガーポットと呼ばれる黒い斑点がでてきますが、いますぐ食べたい時は焼きバナナがおすすめ。
オーブントースターで皮が黒くなるまで焼くだけです。
わが家のオーブントースターでは5分で、写真のように黒くなりました。
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血流をよくするシナモン
私は市販のスイーツを買わずに、焼きバナナにシナモンをたっぷりかけてティータイムを楽しんでいます。
シナモンは別名は桂皮という、漢方の生薬。
京都の八つ橋もシナモン味。
シナモンは血行を促し、加齢による毛細血管の減少を防ぐと、テレビで見たことがあります。
ホットミルクに加えたり、焼きりんごにまぶして食べていますが、焼きバナナにもぴったり。
トリプトファンが多く含まれたバナナにスプーン1杯のシナモンで、冬期うつを予防し、血流がよくなるので、ぜひお試しあれ。
シナモンは摂取しすぎると、肝機能に障害がでるかもしれません、1日にスプーン1杯が適量です。
冬期うつの予防のために3つのポイントがあります。
- 規則正しい生活
- 日射しor電灯の明るさ
- トリプトファンが含まれたバナナや豆乳、チーズを摂る
まとめ
冬は寒さ厳しく、日本海側では日射しが望めません。
冬にインフルエンザが流行るのは、日光に当たる機会が減るからという説もあります。
そして日射しがないため、冬期うつになりやすくなる。
バナナが気分の落ち込みに効果があると、私は夫を観察して実感。
秋になっても不機嫌にならないのですよ。
妻として喜ばしい。
ヨーグルトバナナは整腸作用が期待できるし、焼きバナナのシナモンがけもおすすめです。
シナモンは血行を促進し、1日にスプーン1杯程度が適量。
この冬も元気に過ごしましょう。
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