
紅葉シーズンですが、各地で熊被害が報告されています。
岩手県では露天風呂を清掃していた60歳の男性が、熊に襲われてお亡くなりになりました。
熊リスクと観光についてお伝えします。
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熊の出没

童謡「森のくまさん」では、優しいフレンドリーな熊が描かれましたが、現実はたいへん凶暴です。
私が住む町は盆地。
最近は平野部にもツキノワグマが出没して、怪我をされた方もいます。
紅葉スポットはやはり山の方にあるので、お出かけの際は要注意。
ドライブに行きたいのに、熊が怖くてなかなか出かけることができません🐻
熊によるケガは後遺症が深刻

熊は身体能力が高く、木の上にするすると登ります。
鋭い爪と牙を持ち、その前足で頭部を殴られたら、顔を失い、失明する危険性があります。
また自分の獲物に執着するため、数年前には救助に向かった警察官が大けがを負いました。
熊被害で命が助かっても、後遺症に苦しむケースが多いそうです。
熊スプレーは少し値が張りますが、登山やアウトドアに携帯すると安全性が増します。
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熊の生息地

北海道を含む東日本から、山陰まで広く生息しているクマです。
知床岳では登山客がヒグマに襲われ、亡くなりました。
観光客はお菓子や食べ物を放り投げたり、とうもろこしの芯を周囲に捨てたりしないことが大切。
意外な対策とは?

クマ類の生息状況、被害状況等について」(環境省)によると、1990年頃から四国を除いた地域でクマの分布域が拡大。
- 餌付けをしない
- ゴミを放置しない •
- 人がおいしいものはクマもおいしい。
- クマを食品や生ごみでおびきよせない。
- キャンプ場や山林に生ごみなどを放置しない。
夕べのテレビで、熊と出合ったら黒い大き目の傘が役立つと紹介されました。
人間は体が細く、力が弱いことを熊は知っている。
けれども傘は大きいので、熊が怯む可能性があるというのです。
実証までは放送されませんでしたが、熊と対峙して傘を広げることができたら、時間を稼げるかもしれません。
岩手県北上市の瀬見温泉は山の中にある温泉宿です。
紅葉が美しく、露天風呂が評判。
残念なことに従業員の方が熊被害に遭い、お亡くなりました。
プロレスのレフェリーをしていた笹崎勝巳さんだったそうです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
口コミの評価が高い瀬見温泉。
食事が美味しく、何より美人の湯がすばらしいと評判。
熊が冬眠する冬は、安全に温泉に入ることができるかもしれません。
まとめ
温泉地はオーナーの高齢化や人材不足により閉じる施設が増えていますから、熊被害はたいへんに大きな問題にほかなりません。
人間とクマとの共存は困難で不可能でしょう。
紅葉シーズン、安全を見計らって出かけください🍂
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