わが家は結婚して30年になります。
この度はじめて夫婦の寝室を別にしました。
子ども部屋が空いたことと、夫のこんな言葉からです。
「お前のいびきがうるさくて、眠れなかった」
なんですって?!
若い頃はいびきとは無縁だったのに。
それで寝室を別にしたところ、けっこうお互いに快適。
50代夫婦、安眠の工夫をお伝えします。
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寝室を別にするメリット
画像は現在、私が寝ているシングルベッドです。
折りたたみ式の簡易ベッドに、付属のマットレスが薄いため敷き布団を2枚重ねています。
娘が高校生の時に使用したベッドでチープなものですが、 私は寝る前に本を読むのが好きなので、個室を与えられたみたいで嬉しい。
これまでは夫に「まぶしいから、電気を消せ」とよく言われていたし。
私が考える夫婦別寝室のメリットは、パートナーを気にせず本を読み、眠くなったら寝ることができること。
デメリット
夫婦別寝室のデメリットはズバリあれよ、あれ。
ええ~っと、それは……。
はい、思い切って告白するともし夫の体調が悪くなっても、私が高いびきで 気付かない可能性があることですね。
3年前には思わぬケガをした前科者です。
夫が寝室で転倒して、手首を折ったのは57歳のとき。起き上がってトイレに行こうとして、ふらついたまま転びました。
とっさに私はよけたので、ぶつかることはなかったけれど、びっくり。
翌日、病院に行くと、手首の細い骨が折れ、手術で固定。3日間で退院しましたが、仕事をしばらく休む羽目に。
後遺症なく完治、ただし骨を留めたチタン合金のボルトは入ったままです。
私も転びやすいほうなので、夫に文句を言えません。
50代は気持ちは若いつもりでも、身体機能が衰えがちなのでしょう。
それと私は以前、アニサキス症になって夜中に腹痛で転げ回ったことがあります。
「何してんの?」
隣に寝ていた夫が心配してくれました。
翌朝すぐ胃腸科に駆け込み、午前中のうちに胃の内視鏡検査で、アニサキス原虫を発見しドクターが捕獲。
「生鮭を食べた?それ、一番危険です」
医師にそう言われたんです(@@;)
そういうことで、別寝室のデメリットは互いの体調の急変を見逃しやすいことですね。
いびきの原因
私がいびきをかく原因は、太ったことや花粉症、仰向けに寝ることが考えられるでしょう。
体重は20代の頃から3キロちょっと太りました。元々、痩せたほうではありません。
花粉症は春先のスギとイネ科の雑草に弱いため、6月末までくしゃみと鼻水、鼻づまりが続きます。
花粉症の期間は24時間、マスクをしています。睡眠のときも。
それでも、鼻がつまったのでしょう。
「夜中ずっといびきがうるさかった」と夫から苦情。
それで、別室にしたのですが、横向きに寝るといびきを抑えることができます。
私は大の字で寝るタイプでした。
枕の高さ
何年も同じ枕を使うと、クッションがへたってしまいます。
「オーダーメイド枕はすごく良いよ。ちょっと高いけれど、最高の眠りを得られる」
そう聞くけれど、なかなか買えない。
前にテレビで、「自分に合う枕の高さを知るために、玄関マットを何枚か加えてどの高さが最もしっくりするか、試してみると良い」と、専門家が話しました。
マットは100均でも売っています。
上の写真のグレーのマットは、マイクロファイバーで手触りバツグンという確か200円の商品。
ダイソーで買いました。このごろの100均は100円より高いモノもけっこうありますが、マットが200~300円なら手頃ですよね。
私は枕の下に二つ折りのしたマットで高さを調節。
枕の高さを調整したいけれど、値段が高いのはちょっという方に、おすすめです。
ラベンダーの香り
友人がたくさんのラベンダーをお庭から摘んで、持ってきてくれました。
ありがとう。
乾燥させたら、ほのかに良い香りがします。
ラベンダーの香りは精神をリラックスさせ、安眠効果があるので、部屋に置きました。おかげさまでよく眠れています。
寝室のカラー
写真のような赤いベッドカバーは、どちらかといえば神経を興奮させる作用があるため、寝室には向きません。
柔らかな色合いのグリーンやピンクなどが安眠には良い。
そして眠りに入る2時間前にスマホやパソコンの画面を切りましょう。
ブルーライトが眠気を誘うホルモンの分泌を妨げるのが理由です。
午後5時以降のカフェイン摂取も、眠れなくなることが多い。
人間の体は意外にデリケート。太古からのリズムに沿った暮し方のほうが良い睡眠を摂ることができそう。
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ベッドサイドに一輪のバラ
近所にバラ園のようなお庭があります。
「毎年、みごとですね。お手入れが行き届いて、楽しませてもらっています」
そんな挨拶をしたところ、枝の一輪を切って、私に下さいました。
花瓶にさして寝室に置いたところ、とても心が癒やされる!
それはちょうど夫婦げんかが勃発していた時期ですが、寝室でバラを眺めていると、くさくさした気持ちが静まりました。
寝室に花を飾るって、精神が安らぐものですね!
バラの花びらが散るまで毎夜、語りかけて最後に「ありがとう」とお礼を言って、捨てました。
まとめ
寝室を別室にする夫婦は若いうちは少数派で、結婚20年を経たカップルで36㌫くらい。
そんなに多くはありません。
わが家には子ども部屋が空いたことや、花粉症による鼻づまりのいびき問題が生じて、別寝室にしました。
この先、寒い季節には同じ部屋で寝起きするかも知れませんが、いまのところ快適です。
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