久しぶりにBS朝日「ウチ、断捨離しました!」を視聴しました。
シマコさんは上場企業を退社し、両親の介護に専念して10年。
親を見送った後、自分を取り戻したいと番組に応募しました。
番組の感想をお伝えします。
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高齢の父と暮らしたマンション
画像は私の家の実情を撮影した写真であることをご了承ください。
- 東京練馬区のマンションが舞台
- 54歳のシマコさんは独身
- 9年前に引っ越した3LDの新築マンションで父と暮らす
- 10年前に母が亡くなってから、父の介護を1人で担う
「家に父を1人で置いておくことができなくなり、上場企業の仕事をやめたのです」
介護離職して以来、正社員に就くことがなく、父の死後は貯金を切り崩して生活ですから、胸の中は不安でいっぱいなのでしょうか。
家の中はモノにあふれて、足の踏み場もありません。
父親との確執
疲れ果てて お父さんが亡くなっても、家の中は混乱し、就職もできませんでした。
実家から持ち込んだ大きな家具や食器、仏壇、衣類など、キャパオーバーの荷物がマンションの部屋の各所を、占領したままなのですね。
段ボールが積み上がった部屋の状態に、やましたひでこさんが言いました。
「緊急外科手術が必要です。
ゴミ置き場の状態だから、痛みがともなうでしょう。
これは一刻の猶予がなりませんよ」
厳しい言葉ですね。
それだけ壮絶なモノの量なのです。
「捨てるだけが目的ではありません。これからの人生に対して邪魔になっているモノを取り除いて行きましょう」
片づける途中で、シマコさんは語ります。
「父親は広告代理店を経営し、ワンマンな九州男児でした。老いてなお頑固になり、介護は辛かった。
なにより自分が社会で活躍できる時期が、介護でつぶれたのは後悔しかありません。
悔しさをにじませたのです。
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自分を取り戻したい
ゴミ置き場状態の部屋を片付けるため、断捨離トレーナーのヤマグチユミさんが助っ人に入りました
「心の整理がつかないから、部屋も混乱している。
キッチンもモノがあふれていますね。
きちんとした台所で食事を作りませんか」
まずはキッチンを整える理由
健康は毎日の食事から。
キッチンは料理をする場所です。
そのキッチンが賞味期限切れの食品や台所の道具であふれ、壁が見えないほど。
シマコさんは困惑します。
「今日は物置部屋を片付けると思い、不要なモノをキッチンに運んだのですが……」
ヤマグチさんは、穏やかな表情で「まずキッチンから要るモノと要らないモノのレッスンをしましょう」と諭すのでした。
結果的に、キッチンで断捨離のコツを掴んで、実家から持ち込んだタンスやテーブル、仏壇を処分することに成功したシマコさんです。
部屋を訪れたやましたさんは「人はモノで孤独な心(喪失感)を埋める。
これから健全に暮らすために、重篤なこの環境から脱出しよう」と伝え、シマコさんはやましたさんと共に日常の拠点であるリビングから断捨離を開始します。
順調に進むかと思いきや、シマコさん1人になると断捨離はなかなか進まず停滞気味に…。
さらに数日後、ヤマグチトレーナーが訪問し、さらなる断捨離を指南しますが…。
壮絶!親の介護で消えた10年 家も心も心機一転!再スタートへの道 | ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日
番組はTverで視聴可能です。
感想
子どもはいくつになっても子どもだし、親は権威があるから、同居しての介護はストレスフルだったことでしょう。
ガマンし過ぎて気持ちの整理がつかず、部屋も乱れたにちがいありません。
介護離職してお父さんの世話に専念されたのですから、今後は自分の幸福を最優先に。
大きなテーブルやタンス・仏壇は業者にお願いして処分するなど、大規模な断捨離のやり方、今回もとても勉強になりました。
壮絶なくらいモノが大量にあったら、将来のために必要なモノだけを残して、捨てる。
「ウチ、断捨離しました」感想をお伝えしました。
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