2019年8月30日更新しました。
ドラッグストアやスーパーの売り場を回ると、食塩やトイレットペーパー・ティシュペーパーの値上がりに気づきます。
豚肉や野菜も高値が続き、庶民の家計を直撃。
そんななか2019年10月から消費税は10パーセントとなり、食料品は8パーセントに据え置きされるとしても、やりくりはたいへんになるでしょう。
節約のためにムダがないか。
いま一度、確認したいポイントをお伝えします。
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家計のムダを洗いだす
結婚指輪やソファなど家具の駆け込み需要があると、テレビニュースで報道されました。
さて、あなたはレシートを保管したことがありますか?
買い物レシートをまずは1ヵ月保管して、1週間ずつ「これは本当に必要だったのか?」と〇×でチェックすると、ご自分の買い物行動が見えてきます。
- スタバの甘いラテがやめられない
- コンビニスイーツが好き
- 飲み会の参加が多い
- ママ友ランチで高いレストランに誘われ、断れなかった
- 子どものオモチャが部屋にあふれている
家計管理の基本は、収入の範囲内で生活することです。
これを守っていれば赤字になりません。
しかし、クレジットカードでつい買いすぎたり、財布の紐を緩めたり。
メーカーも様々に消費を促すワナを仕掛けているので、買いすぎに気をつけたいですね。
買いだめはムダになりがち
私はかつて買い物が大好きでしたから、家にはけっこうな在庫があります。
- 服
- 食器
- タオル
- 寝具
- バッグや手提げなど
- 本
減らしても減らしても湧いて出るようなモノにうんざりして、半分くらいにしました。
いまはかつて、買い溜めたものを使って暮らしています。
そして私がミニマリストになるのは、性格的にむりだろうと気づきました。
よく言えば大らか、正直なところズボラだからです。
ズボラだったから、新築の家がすぐに汚部屋になったし、モノが増えすぎた。
いまもその頃に買った安物を持っているので、責任を持って使い果たしたいと私は思ううようになりました。
こだわりが強い方は、お気入りジプシーになってせっかくモノを減らしても、最高に似合う一枚を求めて、買い物がやめられないことがあります。
節約をしたいのであれば、ほどほどで妥協して支出を抑えましょう。
そして、買いだめをするとモノを活かしきれなくなるので、消費税が10パーセントになるからといって、あわてて買うことはないでしょう。
- お酒
- ペットフード
- コンタクトレンズなど医薬部外品や医薬品
- 定期券
以上のモノは、増税後に消費税10パーセントが課されます。
家計に余裕があれば、8パーセントのうちに当面の分を買っておくと、10月になっても冷静でいられるかもしれませんね。
クレジット還元
増税後はキャシュレス決済にすると、ポイント還元されることは皆さまもご存じと思います。
PeyPeyなど、スマホ決済に慣れていますか?
私はスマホ決済をしませんが、クレジットカードで払うことが多くなりました。
さて、10月から消費税が10パーセントになると、JCBなどクレジットカード大手5社は請求段階でポイント分の金額を差し引くことを決定。
これって、事実上の値引き!
ただ、クレジットカードを持っていないと、この恩恵にはまったくあずかれません。
65歳以降になると、新規発行がむずかしくなるので、ご注意ください。
政府は2020年6月まで、増税による消費の落ち込み防止とキャッシュレス決済の普及を目的にポイント還元策を実施する。
クレジットカードや電子マネー、QRコードなどで支払うと中小の小売店では5%、大企業のフランチャイズチェーン(FC)に加盟する中小企業では2%分のポイントを受け取れる。
JCBなどのクレジットカードで決済する場合、中小の小売店での買い物なら5%分、FC加盟の中小企業でなら2%分が請求額から差し引かれる。
カード大手の多くが後日使えるポイントでの還元を採用しないのは、わかりやすさを優先するためだ。
ポイント還元だと、通常の決済でたまるポイントとの見分けが難しくなり、消費者が還元を受けていないと誤解する恐れがある。
セブン―イレブン・ジャパンなどコンビニ大手4社は購入時に、消費者の購入額から還元対象の2%分をその場で差し引くことを決めている。
政府はポイントの還元策として、クレジットカードの請求額から差し引いたり、店頭で値引きしたりすることを例外的に認める考えだが、こうした手法が主流になる可能性が出てきた。
参照元:
消費増税ポイント、カード5社も「値引き」で還元 :日本経済新聞
お酒やコンタクトをクレジットカードで払うと、2020年6月まで実質、値引き となる予定です。
車は?
あわてて新車を買うことはありません。
2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用の乗用車(登録車)から、自動車税(種別割)の税率が引き下げられます。
なお、軽自動車税(種別割)の税率は、変更されません。
参照元:総務省
しかし、わが家は車を買い換え ることにしました。
近々、5年落ちの中古車がやってきます。
現在、乗っている車(マツダのプレマシー)も中古でした。
やはり5年落ちで買い、7年乗ったので限界に。
当り外れがあるのですが、中古車は新車にくらべると諸経費をかなり抑えることができるでしょう。
住宅
家に関しては10月以降に入居する場合、住宅ローン控除が3年のばし最大13年になります。
リフォームは残念ながら消費税10パーセントが課されることに。
持ち家はメンテナンスが必要なのですが、手入れをすると長持ち。
わが家はすでに27年目の戸建て。
住宅ローンをやっと終えることができ、年間の住居費はかなり低くなりました。
いずれはバリアフリーにリフォームしたいと考えています。
まとめ
サバ缶やサンマ缶の値上がりに、ティシュなどのペーパー類も価格上昇のなか、消費増税がカウントダウンとなっています。
あと1カ月、今できることは家計のムダの洗い出しと、キャッシュレス決裁に慣れておくこと。
あまり買いだめするとムダになることがあり、高齢者のお宅で洗剤やトイレットペーパーが山積みで使い切れないというケースも。
シンプルに暮らして、家計を引き締めましょう。
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