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【出羽三山】アラフィフの旅レポ、国宝の五重塔と羽黒山神社

羽黒山五重塔

国宝・羽黒山五重塔

2024年4月20日更新しました

山形県の出羽三山・羽黒山神社を参拝しました。

JR東日本「大人の休日倶楽部」のテレビコマーシャルで吉永小百合が出演し、話題沸騰の開運スポットです。

この記事では50代半ばの私がムリなく参拝できた羽黒山五重塔と、山頂に建つ三神合祭殿、いただいた御朱印について紹介します。

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出羽三山とは?

平成30年に建て替えられた大鳥居

羽黒山大鳥居

羽黒山と月山、湯殿山 を合わせて出羽三山となります。

山形県鶴岡市を中心に山は連なります。

1400年前に曽我入鹿(そがいるか)に追放された蜂子皇子(はちこおうじ)が海岸に着いて、三本足の霊鳥に導かれて標高414メートルの羽黒山に登拝したのが始まりとのこと。

三つの山にはそれぞれ意味があります。

羽黒山は現世

月山は死者あるいは過去

湯殿山は「よみがえり」未来

三山の山頂に神社があるんですね。

主峰の月山は大昔に頂上が崩壊し、牛が臥した形。

標高は1984㍍です。

羽黒山

表参道杉並木

2446段の石段がつづく羽黒山

月山は鶴岡市と庄内町と西川町境にまたがる広大な山で、山頂の神社にお参りするには、8合目から2時間を掛けて登山しないと行くことができません。

湯殿山は山懐に神社があり、自家用車は直接、乗り入れることができなくて、バスで山頂へ。

月山と湯殿山は、かつては女人禁制。

ということで、どなたでも参拝しやすいのは羽黒山になります。

羽黒山五重塔の御朱印

御朱印

羽黒山五重塔 門前

今回、夫が運転する自家用車で出かけ、駐車場は羽黒山の随神門がある鳥居の横にありました。

無料スペースで助かります。

こちらの鳥居をくぐると、御朱印をいただける受付があります。

御朱印

御朱印

羽黒山五重塔の御朱印

参拝してから頂くのが礼儀に適っておりますが、朝8時半に到着したので、混雑を避けて、先にいただきました。

羽黒山五重塔と、天地金神社のふたつをそれぞれ300円で、頂くことができます。

天地金神社は、羽黒山への参拝をぶじに終えることができるようにと祈願する神社。

修験者が登拝する修行道です。

「羽黒山の山頂にある奥宮神社へぜひお参りください。修験道の山ですから、足で登るのが本来ですが、車で上まで行けますよ」

受付の方が教えてくれます。

隋神門

朱塗の陣神門をくぐると、下りとなっています。

五重塔は羽黒山で最も低い谷にあるのですよ。

いにしえより宇宙のエネルギーがみなぎる吉祥の地。

すなわち、スピリチュアルなパワースポットなのです。

石の下り階段ですから、足下をよく見ながら進みました。

私はトレッキングシューズを履きましたが、ふつうのスニーカーでも大丈夫でしょう。

ただし、雨の日はすべりやすいのでご注意を。 

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羽黒山の爺杉

爺杉

天然記念物の爺杉は樹齢千年

うっそうとした杉木立が続く参拝道を歩いていくと、爺杉が見えてきます。

樹齢1000年といわれる国の天然記念物。

婆杉もあり、羽黒山の名物でしたが、1902年{明治35)に暴風により失われる。

ここまで来ると、羽黒山五重塔まであと少し。

内部特別拝観が11月末まで!

羽黒山五重塔

拝観料500円で特別拝観中

羽黒山で最古の建造物が国宝五重塔です。

平安中期の平将門が創建したと伝えられ現在、目にすることができるのは南北朝時代に再建されました。

高さ29・9㍍。

三間五層素木造り

杮(こけら)葺き

11月30日まで、内部を特別拝観できます。

料金は500円で、受付窓口にて、お祓いをしてくれました。

内部の撮影は禁止のため、画像はありません。

心柱がまっすぐ五重塔の真ん中を貫いて、日本建築の真髄を見学できます。

自然崇拝と信仰の出羽三山は、俗世のけがれを浄化してくれる霊気に満ちていました。

ここからさらに石段を登るのが本来ですが、アラフィフ妻と還暦夫のため、ムリせずに車で羽黒山の山頂へ。

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三神合祭殿

羽黒山神社

参集殿と霊祭殿

有料道路500円を利用すれば、20分くらいで山頂に着くことが可能です。

無料駐車場に停めて、徒歩5分くらいでしょうか。

壮麗な建物がいくつもあるので、少し迷いました。

写真中央が参集殿で、右の朱塗りの建物が霊祭殿。

むかって左側に歩いていくと、東北隋一の萱葺き屋根の祭殿があります。

羽黒山神社

鏡池と三神合祭殿

 画像は鏡池も写したので、祭殿が小さ目に見えますが、屋根だけでも厚さが約2.1㍍あるのです。

三神合祭殿は、月山と羽黒山と湯殿山の三神がお祀りされて、参拝客が朝からたくさん。

鏡池は真夏でも決して枯れることがなく、古くから羽黒神が姿を表す神池として信仰されてきました。

なんと蒙古襲来の危機のとき、鏡池から龍が昇り、蒙古の船団を退散させたという謂れがあるんですね。

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 蒙古はチンギス・ハーンが築いたモンゴル帝国。

フビライ皇帝のとき国を拡張しようと船団を組み、日本を襲撃したのです。

こちらの鏡池からは平安時代、鎌倉、江戸中期までの銅鏡を発掘。

蒙古を撃退したお礼に、羽黒山神社に大鐘が贈られたそうです。 

鐘楼と大鐘

鐘楼は切妻造りの萱葺き。

羽黒山中では五重塔に次いで古く、1275年(建治元年)の銘がある鐘です。

日本は独立を守るために、神々の力を借りて撃退したという伝説に彩られていますね。

神風特攻隊は悲劇の象徴ですが、アジアのなかでどこの大国の属国にならずに、独立を貫いた歴史を持つのは、日本とタイ王国だけです。

三神合祭殿の御朱印

御朱印

見開きで三山神社の御朱印を頂きました。

300円で、良心的。

合同祭殿はこの日、靴を脱いで拝殿にてお参りすることができ、50円でろうそくを燈すことができました。

おごそかな気持ちで拝礼したのです。

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まとめ

山形県鶴岡市の羽黒山神社をお参りしました。

東京から新幹線で170分で山形に着きます。

ツアーで全国から参拝する方も大勢いました。

国宝の羽黒山五重塔は11月末まで内部も特別拝観。

秋の紅葉もすばらしいことでしょう。

 

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