2021/11/27更新しました。
私は家事のなかで、料理や洗濯よりも片づけが今でも苦手です。
30代のころは育児と仕事と炊事だけで手一杯で、片づけられない妻を地で行きました。
ところで、片づけられない妻と離婚したい夫が増えているという記事があります。
家の片づけが夫婦の危機となって離婚に至るケースには、どういう事例があるのか。
私が調べたことをお伝えします。
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共働き夫婦と家事分担
片づけられない妻と離婚したい。
夫がそう希望しても、夫婦共働きの場合は難しいと言えるでしょう。
理由はフルタイム勤務の妻が、家事をすべて担うことは、時間的にむりだからです。
昭和の時代なら、仕事は男性・家事は女性と役割が固定されました。
女性には例えば工場の勤務では深夜労働をさせず、昇級はなく、寿退社が奨励されたのです。
しかし、令和の今は違います。
女性もバリバリ働いて夫婦で家事を分担し、子を産み育てて次代の労働者を社会に送り出すことが、奨励されている。
なので家の片づけと掃除に対して、夫も積極的に関わらなければなりません。
「片づけろ!」と夫に言われたら、「あんたが片づけてよ」と応戦してもOK.
専業主婦
一方、専業主婦なら家事や育児をしっかりこなすことが求められるでしょう。
もし専業主婦で家をゴミ屋敷にし、きれい好きな夫が耐えられないとき、夫から離婚される可能性があります。
妻が家事や育児をしない場合には、夫婦の協力扶助義務違反となります。
実際に、妻の家事労働について損害賠償請求事件の計算では、一般に女性労働者並みに評価を受けているのです。
妻が家事や育児を行えない原因が重大な病気や障害の場合は例外となりますが、妻が専業主婦の場合は協力扶助義務違反に該当し、離婚事由に該当します。
片付けられない妻の理由と改善方法!離婚方法も含めて徹底解説 | 千葉県市川市の離婚に強い弁護士鎌倉 鈴之助【葛南(かつなん)総合法律事務所
葛南総合法律事務所によると、調停による離婚が認められるには夫が証拠を提出する必要があります。
- 家の内部の現状を写真に撮って記録する
- 妻から受けた暴言や暴力があるときは、医師の診断書をもらっておく
「少しは片づけろ!」と夫が怒鳴り、妻がキレてフライパンで殴りつけて頭蓋骨が陥没・骨折などは暴力行為にあたります。
妻からのDVは昨今、多数の報告があるので、感情が暴発しないように気をつけたい。
片づけとメンタル
うつになると、気分が落ち込んで動けなくなるため、家は荒れるとされます。
ひどくなるとセルフネグレクトに陥り、ゴミを捨てられず天井まで積み上げて、ゴミ屋敷に!
100均で安いからと買い物を続けることで、モノがあふれてしまうお宅は少なくありません。
私もその傾向が強かったので、買わない生活に移行しました。
買い物を減らすと家は散らからず、お金が貯まっていきます。
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片づけと発達障がい
発達障がいは、生まれつきの脳の特質とされています。
10人にひとりとも、8人にひとりとも言われて珍しいわけではありません。
発達障害には、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障害)、チック症、吃音などが含まれます。
私は子どもの時、落ち着きがなかったので、今なら発達障がいの診断となるかもしれません。
発達障がいの方は気が散りやすく、興味がつぎつぎと移るため、部屋は散らかるでしょう。
発達障害のある人の中には、片付けや整理整頓が極端に苦手な人がいます。
原因はまだ十分に分かっていませんが、脳の実行機能の働きの問題だとも言われています。
周囲から「だらしない」などと責められ続け、自分に自信を失う人も少なくありません。
参照元:NHK発達障害て何だろう「片づけが苦手」困りごとのトリセツ
発達障害が疑われる方への片づけ対策
もしかして自分は発達障がいだから、片づけができないのか!
そう感じたら、モノを減らしましょう。
キャパシティが小さいことを自覚し、管理できるモノの量に絞る。
そして、完璧に片づけようと思わないこと。
理由は完璧でなければと考えると、挫折するから。
まずは、出したモノをしまうことから始めましょう。
モノの住所を決めて、出したモノを戻す。
シンプルな片づけのコツですね。
モノを元に戻す技術 片づいた部屋があれば、大抵のことはうまくいく
2週間にわたり「ウチ断捨離しました! ファンタジー妻ときれい好きな夫・小姑参戦」を視聴しました。
専業主婦だからと育児と介護と家事を担わされるのは、見ていて辛いけれど、夫と小姑は当たり前だと認識みたい。
「片づけない・捨てられない妻と別れたい」と、番組で夫は言いました。
果たして片づけを理由に、離婚の申し立ては可能なのかと調べたら!
専業主婦なら、夫から離婚の請求をされることがあるでしょう。
たかが片づけで、子どもが4人もいるのに、離婚話かよッ。
そう感じた私が間違っておりました。
ただし、精神疾患となると事情は異なる。
夫とその家族から、キツい言葉を浴びせられ、テレビ番組で「ウチの嫁はこんなに、だらしがないのよ」と言わんばかりに家の内情をさらけ出された。
あげく、メンタル不調に陥ったときは却って、妻の方が慰謝料を請求できるかもしれません。
診断書を取るとともに、夫側の態度はテレビ番組が証拠となりそうです。
結論として
働く妻と専業主婦では、家事や片づけに対する家庭裁判所の認識が違うことを知りました。
結論:心身共に健康な専業主婦でありながら、生ゴミや弁当を食べた後の空き容器を天井まで積み上げて、ネズミやゴキブリがたくさん家の中に出る不衛生な状態だと、その写真を証拠として夫に提出された時は、裁判で離婚に至る可能性があります。
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