東南アジアのレストランや屋台では、揚げコオロギが売られているそうですが、日本人にはなじみが薄いです。
話題になっている昆虫食。
コオロギ養殖に、政府の補助があるって本当でしょうか。
農業経営に行き詰まり、離農する人が多い昨今。
コオロギ入り食品について考えます。
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昆虫食
虫の画像は無料サイトからお借りしました。
イナゴは日本でも、食べる地方があります。
長野や群馬など、内陸部のため海産物がとれない地方においては、貴重なタンパク源だったそうです。
住んでいる町ではイナゴは食べないので、私は口にしたことがありません。
イナゴは稲穂を食い荒らす害虫です。
カルシウム源として、佃煮にしたのでしょう。
でも、そんなにメジャーな食べ物でありません。
日本に生まれ育ち、50年以上の私が食べたことないのですから。
廃校でコオロギ養殖
コオロギを積極的に食べたい？
聞かれたら、私は首を横に振るでしょう。
ネットにはコオロギ食に関して、いろんな不安が飛び交っています
- コオロギ養殖に国の補助金がでてるって、本当？
- コオロギには毒があって、女性が不妊症になりやすいのは真実？
信用できる情報が、中国四国･農政局の「News Letter」です。
ちょっと長いけど、引用しますね。
過疎 化が進む同町の山間部にたたずむ廃校の教室を （株）ヒューネットが利用し、食用コオロギを養 殖しています。
食用コオロギは、栄養価が高く食 料危機の打開策として世界的に市場が広がりつつ あります。
同社が食用コオロギを始めたきっかけは、2018 年２月同社代表取締役がフィンランドを訪れた際 にコオロギの「おつまみ」を出された体験でした。
コオロギは水や飼料の飼養効率が高く、環境負荷 も少ないこと、また、市場拡大も見込まれたこと から2020年12月に参入することを決意。
かつての教室にフィンランドの企業が開発し た養殖機械34台を設置。温度・湿度の管理や給 餌・給水は自動化。食用コオロギの品種は味が 淡白で食べやすく、EUでノベルフード（新しい タイプの食品）として唯一承認されている 「ヨーロッパイエコオロギ」を選定。
養殖機械 の中で30日で成虫となるヨーロッパイエコオロ ギの養殖サイクルの速さもメリットです。
販売面からは、食材として食用コオロギを受 け入れやすくするため、市場に出す第一弾とし て水あめにコオロギパウダーを練りこんだキャ ンディーを商品化し、地元の道の駅「内子フレッ シュパークからり」で販売を開始。
https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/attach/pdf/nl220938.pdf
引用は中国四国 農政局・愛媛県拠点「廃校でコオロギ養殖」の紙面
赤色の字は、私がマーカーを引きました。
水飴にコオロギパウダーを練り込む！
めまいがします。
- 世界的な市場の広がりが期待できる
- 30日で出荷可能
楽天サイトにもある昆虫食。
牛乳が余っていると側溝に捨てさせ、乳牛を殺す政府は、海外の顔色をうかがって、遅れまいとしているのでしょうか。
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国際連合食糧農業機関（FAO）
旗振り役が、国連のFAOです。
FAOがオランダのヴァーヘニンゲン大学と共同で行った調査研究によると、全世界で、ヒトは1,990種類を超える昆虫類を食している。
消費量が多いのは、甲虫類(31%)、ケムシ(18%)、ミツバチなどのハチ及びアリ(14%)、イナゴなど(13%)である。昆虫類の多くはたん白質及び良質の脂肪を多く含み、カルシウム、鉄分及び亜鉛の量が豊富である。
https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu03830870295
上記は内閣府のサイト。
世界人口が爆発的に増えているので、国連は昆虫食を勧めている。
でも、日本人は少子高齢化で、激減していく。
コオロギ食に正義はないと言うホリエモンの一方で、NTT東日本も参入。
食用コオロギの飼育コストは、決して安くはないそうですが……。
粉末にして、スナック菓子・麺類やお煎餅に添加されたら、わからないかも。
ラベリングをしっかりしてくれることを願うばかりです。
まとめ
急ピッチでコオロギ養殖が進んでいます。
30日もあれば出荷できる。
コスパは最高でしょうが、私が孫に与えたいのは牛乳や肉や魚とお米です
どうか日本の食文化が、存続しますように！
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