2020/07/22更新しました。
里帰りしている娘から、「母さんは毎月、食費にいくら掛けているの?」と聞かれました。
50代半ばの私は還暦の夫とふたり暮らし。食べることが好きで、趣味は料理ですから、先月は5万円以上もスーパーの買い物に費やしました。
食費が多いことが悩みです。
クリスマスやお正月のイベントがあったため、食費が膨らんだというのは言い訳ですね。ふだんの月でも平均で4万5千円、アルコールと外食は別ですから。
一方の娘は結婚して2年、20代後半の夫と赤ちゃんとの3人暮らし。
「節約しようとしても3万円は掛かっている」のこと。
エンゲル係数からみる食費についてお伝えします。
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食費の平均は?
世の中にはおいしい物がたくさんあります。
買えばすぐ食べられるお寿司やお弁当に、ケーキ……。
お金さえあればどこの名産品も、取り寄せ可能。
さて、総務省の家計調査による世帯人数別の食費・金額がでています。
- 世帯人数1人は42,623円
- 2人は65,060円
- 3人は72,694円
- 4人は77,907円
- 5人は87,885円
これは外食やアルコール代も含めての金額。
2人暮らしの世帯で6万5千円という数字を見れば、わが家は平均的といえるのかもしれません。
私の夫は家飲み派で、歓楽街を飲み歩くということはないし、ギャンブルもしない。
唯一の楽しみが夕食時の晩酌なので、酒の肴をこれ以上ささやかにしたら、ぐれるかも。
一方の娘夫婦は外食が好きですが、乳児連れなのでせいぜいファミレスくらいだそうです。
エンゲル係数
食費の計算によく使われるのがエンゲル係数。
エンゲル係数(%)=食料費÷消費支出×100
世帯年収が高いと10パーセントでもリッチな食事が楽しめますが、年収の低い世帯ほどエンゲル係数は高めとなります。
日本は20代の若者と70代以降の世帯で、エンゲル係数が高め。
(総務省の家計調査2016年度、世帯主の年間収入別・支出の平均)
これを見ると、わが家の場合はアルコール代を、よそ様より多く出費していることが解ります(@@;)
夫には、健康のためにお酒を控えて欲しいところ。
「俺は適量を守っている!」
お酒の量を指摘するとイヤな顔をするので、週に3度くらいしか言いませんけれど、家計のためにも節酒してほしい。
そしてここでわが家の問題点に気づきました。
食費の額は平均的でも、年収が低いので、エンゲル係数が高いということを!
やはりもっと引き締める必要があります。
まとめ買いして冷凍するのは節約になるのか
ふだんのわが家は新鮮なイワシやハタハタなどの小魚を買って、家で料理しています。
このイワシは10匹も入って148円だったので、2パックを買いました。
刺身と天ぷら、つみれ汁などに。
食べることが好きな私は、家事の中で料理に情熱を傾けています。
www.tameyo.j凝ったフレンチやイタリアンはできません。
ひたすら田舎料理を。
大型店舗で週に一度まとめ買いして、お肉や野菜を冷凍 して食材を使い切ると節約になるという意見があります。
ある記事を見たら、鶏肉メインで計画的に毎日の献立を考えて、月の食費は1万2千円という強者も。
冷凍して計画的に解凍し、料理すればメリットは大きい。
しかし、こんなデメリットはありませんか?
つい、冷凍庫にしまいっぱなしになって、冷凍焼けを起こしてしまった!
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冷凍庫に入れたら1カ月で食べ切る
家庭用冷蔵庫の冷凍室は、マイナス18度くらいなので長期保存に向きません。
肉や魚を長く冷凍室に入れておくと、脂肪が酸化し、水分が抜けて、冷凍室のニオイがしみつきます。
空気を抜いて冷凍保存して、1カ月以内で食べるようにすると食味や食感は落ちないとされています。
私はつい、冷凍室に入れたものを忘れがちなので、注意したいところです。
ええ、冷凍庫には化石となった食材の残骸が埋もれている可能性が……(@@;)
特別な日
娘が久しぶりにふるさとの実家に帰るというので、夫はズワイガニをネット注文。
1キロで9,800円!
カニは特別の日のごちそう、娘の好物なのです。
こちらは冷凍の状態で届きました。
カニはロシアからの禁輸などの影響で、10年前の2倍くらいになっています。
娘が「おいしい!」と喜んだので、良かった。
孫はまだ8カ月半 なので、茹でニンジンのすりつぶしや豆腐、納豆、白身の魚を離乳食に。
「今夜はすきやきが食べたい」「焼き肉がいいなあ」と娘に言われるままに、買い出しに行く私。
それでもおうちご飯ですから、外食よりは安上がりでしょうか。
ふだんは粗食
貯金をするには支出の割合を考える必要があります。
- お給料や収入の50パーセントをどうしても必要な食費や光熱費、家賃に充てる
- 30パーセントを趣味や好きなこと、自己投資に
- 20パーセントを将来のために積み立てる
家賃や住宅ローンの割合が高いと、食費ならびに生活費にしわ寄せが出るでしょう。
私が節約を心がけているのは、夫婦ともに国民年金しかないからです。
粗食に徹して今年こそは節約を!
そして体重もあと3キロは痩せたい。
私が自分の食欲を抑えれば、しぜんと食費も低くなりそうなので。
まとめ
エンゲル係数が高めのわが家、ひんぱんに買い出しに行くのは食費にとってデメリットになりがち。
新鮮なお魚をその日のうちに料理して味わうのが好きですが、今年はまとめ買いをして、上手に冷凍してみたいですね。
働けるうちに、収入の20パーセントを貯金して老後資金にしましょう。
節約のために、娘が東京に帰ったら、冷蔵庫と冷凍室を空っぽにするチャレンジをしたいと思います。
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