全世界で100万部超えのベストセラー本『ガラクタ捨てれば自分が見える』は、片づけが苦手な主婦に特におすすめです。
著者はカレン・キングストン。
英国生まれのキングストンは、風水とスペース・クリアリングの研究者です。
ガラクタが心身に及ぼす悪影響とともに、心の満足のための暮らし方を解説したこの本について、お伝えします。
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ガラクタの悪影響
風水は古代中国の思想です。
建物や住居の位置により、吉凶禍福を 決定するという考え方。
画像はマレーシア・クアラルンプールにあるショッピングタウンです。
中華系が経済を握るため、商業施設は中央が吹き抜けタイプが多かったですね。
現地に住む娘が言うには、吉兆の風水だからとのこと。
風水は、気の流れを重視します。
風水はよどみを嫌うため、開かずの間やモノが塞がって開けられない窓は、モノを片づけて空気の入れ換えをしましょう。
カレン・キングストンが書いた「ガラクタ捨てれば自分が見える」の本には、空間を清浄にクリアリングするには、3つのことがポイントだとあります。
- 物質的な汚れ
- 残留したエネルギー
- 不要なガラクタ
私は朝ご飯の後に、家中の床を拭き上げています。
家が狭いので、10分くらいで終わります。
物質的な汚れ は、このときチエック!
この本はたくさんのガラクタをどう片づけるかに、主眼が置かれた一冊です。
家は住む人の内面を映す
ガラクタはエネルギーの渋滞である。
カレン・キングストンは本の中で、そう書いています。
- 身の回りの整理整頓をすることで、
- 人生の整理整頓ができ、
- 新しいエネルギーが入り込む
3つのステップで人生が好転できたら、一挙両得ですね。
汚部屋がきれいな空間となってよみがえり、心も晴れやかになるのですから。
本には、ガラクタが心身におよぼす悪影響が列挙されています。
- ガラクタがありすぎて無気力になる
- うつ状態
- 散財や浪費
- 肥満……
ガラクタ収集は遺伝する!
- もったいなくて捨てられない
- つい備蓄に走ってしまう
- モノを溜め込んでしまう癖がある
モノを溜め込むのは習慣です。
その習慣が、父母や祖父母から受け継がれたものであることを、あなたは意識したことがありますか?
カレン・キングストンにそう本の中で問われて、胸に手をあてて考えました。
すると、私が育った家は雑然としていたことを思い出したのです。
理由は父と継母がパチンコにハマって、家庭を顧みることがなかったから。
パチンコに多額のお金を注ぎ込むため、家の中は質素で、凝ったインテリアはひとつもありませんでした。
それは貧しい状態ですが、親は見栄っ張りだったので、自分たちの服をたくさん買い込み、持っていたのです。
シミが付いても捨てませんから、家中にぶら下がっていました。
服を処分するのが、実は私も苦手。
知らず知らず、親の意識を受け継いでいるのでしょうか。
ゾッとしますが、それが真実に違いない。
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片づけるメリット
ものをやたらと持っているのは、良くない影響があることをまず知って下さい。
イヤな思い出を呼び起こすモノを、捨ててみましょう。
片づけなければならないと考えると、気分が下がります。
片づけや掃除をすることができて、ハッピーだ♪
そう考えを変えるだけで、前向きになります。
また、イラつく原因を探して、それを徹底的に片づけるのも良いでしょう。
ちなみに私は、洗濯の済んだ衣服が畳まれずに、かごに山盛りとなっているのがストレス。
毎日のことなので、こんまり流のたたみ方をする時間がないんですね。
もっと衣服の数を絞りたい。
心をきれいにする
家の状態が住む人の内面を映していますから、心や感情をきれいに保つことが大切だと、カレン・キングストンは「ガラクタを捨てれば自分が見える」の本で語っています。
- 心配するのをやめる
- 批判したり、決めつけたりしない
- ゴシップをやめる
- 嘆いたり、愚痴ったりしない
- 自問自答ばかりしない
- 先延ばしにしない
- 怒りにまかせない
- 不平不満
- 人間関係の整理
新 ガラクタ捨てれば自分が見える
著者 カレン・キングストン
なんども繰り返して読みたい本です。
この本を私が知ったきっかけは、ブログ『筆子ジャーナル』でした。
何年も前に買った本ですが、ブログで紹介するのは初めて。
捨てることを特化されている筆子さん、ありがとうございます。
まとめ
カレン・キングストンの『ガラクタ捨てれば自分が見える』は片づけの元祖としてベストセラーになった本です。
文庫本が出ていますし、読みやすく役立つ一冊。
片づけの悩みを解決したい方にオススメです。
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