2019/03/27、分量のところを修正しました。
消費税は上がり、給料や年金は下がる。
こうなったら食費を節約してコストダウンするしかないと、考える世帯が増えています。
でも、食は健康に直結しますから。激安な食材をいつも摂るのは考えもの。
そこできょうは、高級なお惣菜として知られる「牛スジの煮込み」を家庭で作るレシピと、バリエーションをつけて当日と翌日の主菜とする方法を紹介。
大人も子どもも大好きな『牛スジのとろとろ煮』の節約料理を紹介します。
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牛スジは国産の方が柔らかくなりやすい
ステーキや焼き肉はもちろん美味しいですが、牛のスジ肉の煮込みも味わい深くて、わが家のごちそうです。
フィレ肉やカルビに比べると、割安感はばっちり。
私はできるだけ国産牛のスジ肉を購入します。
この日は、560グラムで842円でした。
10年ほど前は100グラム98円という価格もありましたが、国産牛のスジは年々、価格が上昇しています。
アメリカやオーストラリアの牛スジはとっても硬いため、3時間ほど煮こまないとトロトロになりません。
圧力鍋があると良いのでしょうが、わが家にはないのです。
それで、国産の牛スジ肉にこだわっていました。
ガスコンロの火に、ホーローやステンレスの鍋で煮込んでいます。
レシピ
買ってきたら、まず最初に水で血合いなどを洗い、下ゆでします。
材料です。
- たっぷりのお水
- 牛スジ肉約600グラム
- ショウガとネギの青い部分
- 砂糖 大さじ3杯
- 料理酒 1カップ
- しょうゆ 大さじ3杯
- 塩こしょう
手順としてまず、たっぷりの水に牛スジのかたまりを茹でる。
そして、味付けはお好みですが、煮詰まると濃度が濃くなるので、最初は薄味のほうが失敗がありません。
小口サイズにカッティング
牛のスジは茹でる前は、白い色をしています。
けっこう硬いので、口に入るくらいの大きさに切り分けていきます。
こうすることで成分が汁に煮出して、スープもおいしく頂けます。
ショウガや青ネギとじっくり煮込む
小さく切った牛スジ肉をひたひたの水に入れて、料理酒1カップを加えて中火で煮込みます。
このとき肉の臭みを消すショウガや青ネギを一緒に入れましょう。
- 煮立ってきたら、アクを取り除きながら弱火で90分ほど煮込みます。
- お好みで根菜を入れてもOKですが、わが家はスジ肉だけ煮込むことがほとんど。
私はダイニングキッチンのテーブルでブログを書きながら、ガス台の鍋の様子をみます。
はい、ブログを1本書き上げたころに、牛スジが柔らかくなるのが理想的。
誤字など何回も見直しするので、ブログの記事作成のほうが時間がかかります。
さて、国産牛スジを1時間半~2時間ほどで煮込み、味見や柔らかさを確かめて、上手にできていたら、あとはそのまま冷ましてください。
冷めるとき、味がまたしみ込むので。
柔らかさが足りないときは、さらに煮込むとよいでしょう。
バリエーション
とろとろできたてを、レタスに包んで食べるのは最高です。
夫は、少し冷やしてゼラチンが固まった方が好み。
時間がかかる牛スジの煮込みは、夫の好物。
わが家はおうちご飯で節約しています。
鶏むね肉を前に、料理しました。
夫には、パサパサ感が少し不評です。
鶏むね肉の料理に飽きたときは、牛スジの煮込みが安くておいしいので、おすすめ。
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すき焼き風はいかが!
牛スジ肉の煮込みは、スープが美味しい。
なので、2日めは白菜やエノキダケ、焼き豆腐を入れてすき焼き風にアレンジ。
溶き卵を牛スジ肉の煮込みにからめると、肉のうまみが引き立ちます。
すき焼き用のお肉は高いけれど、牛スジ肉でも充分においしく頂けますよ。
そして、さらに食べきれなかったとき3日目はすき焼きの残りの肉で、コロッケにすると良いでしょう。
注意として、これから暖かな気温になるので、冷蔵庫に保管しながら次の日や、次の次の日に食べるようにしてください。
作りおきとして休日にじっくり煮込み、仕事がある日の夕食にさっとテーブルに出すと重宝します。
まとめ
安いとき国産牛スジ肉を買い、煮込んでおくと、レタスや青菜に包んだり、すき焼き風にしたりとバリエーションが広がります。
食費の節約は大切ですが、アラフィフ世代は良質なタンパク質を摂りたい。
ぷるぷるのコラーゲンがたっぷりの牛スジ肉は、若い世代はもちろん、シニアの心強い食材です。
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