先日、赤ちゃんの1カ月検診があり、新米おばあちゃんの私は、娘と孫の付き添いをしました。
1カ月検診はお産をした病院で受診することがほとんどで、娘は里帰り出産です。
地元の住民ならば補助があり無料のようですが、娘と孫は都民なので1万2千円ほどかかりました。
住んでいる区役所に申請すれば戻る可能性があります。
この記事は赤ちゃんの1カ月検診に付き添い、私が失敗したことをお伝えします。
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1カ月検診の内容
生まれて1カ月というもの娘は慣れない育児に追われ、てんてこ舞い。
2~3時間おきに授乳して、おむつを取り替え寝かしつけるので、夜はこまぎれの睡眠に。
ホルモンバランスが乱れているのか、大変に不機嫌なことが多くて、腫れものにさわるような感じで見守ってきました。
食事作りや洗濯は、私がこなしています。
付き添いが必要なワケ
ママの産後の状態を診察するため検診を受けている間は、赤ちゃんの世話係が必要です。
先日は付き添うご主人を3組、見かけました。30代から40代にかけての男性が、椅子に腰掛けて、生後1カ月の我が子を抱いたり、寝かせていたり。
イマドキのお父さんは会社の休みをとって、1カ月検診に付き添うのでしょう、イクメンが流行るのは、良いことですね!
ママの検診
「順調に傷が治って、子宮の大きさも元に戻っていますよ、夫婦生活を再開しても良いけれど、1年間は避妊して下さいと、ドクターから言われた」
娘は検診の結果を教えてくれました。
帝王切開のときは1年は避妊したほうが良いそうです。
そして『レディケア」という手術の創傷や傷跡をケアするシリコンシートを病院の売店で買って、お腹を切った傷に貼り付けると、きれいに治ることを教えてもらいました。
「レディケアを後で買うよ。それから試供品をたくさんもらったから、持っててね」
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赤ちゃんの検診
お産したのは総合病院なので、産婦人科のとなりが小児科でした。
赤ちゃんの検診は小児科で、体重の増え方や乳児湿疹の有無、股関節の様子を診るほか、ビタミンKシロップを与えられます。
ビタミンKシロップは、乳児が不足すると新生児メレナになる可能性があり、出血性予防のため投与。
孫はお腹が空いていたので、吸い付いて飲みました。
「体重は1日30グラムの増加をなんとかクリアした。乳児湿疹がひどいので、お薬の処方箋が出るけれど、赤ちゃんの保険証が手元にないから、実費だわ」と娘。
娘と孫の検診が終わるまで3時間もかかり、時計はもう午後5時。
1カ月検診は時間を要しますから、おむつの替えやミルクが必要。孫は母乳で育っているので、授乳室を借りて飲ませました。
貯め代のイタい失敗
会計も時間がかかり、その間は私が赤ちゃんを抱いていました。
娘は手術跡をきれいにするテープを買ったり、お金を窓口で払ったり。
それらを済ませると午後5時をだいぶ過ぎて、何となく焦りましたね。
夕食の支度もあるし、仕事もあるので。
タクシー代わりに夫を呼んで、車に乗り込んで家に到着。
しばらくすると……。
「ねえ、買ったレディケアのテープはどこ?試供品の入った袋は?」
私は肩掛けのバッグを提げていましたが、そういったものは忘れてきたんですよ。
「私は赤ちゃんを抱いているんだから、付き添いが持つのが当たり前でしょ。何のための付き添いなの、全く」
娘はプンプンです。
夫の車で病院に取りに戻り、テープはあったけれど、試供品が入った袋はなくて。
ぐったりと疲れてしまいました。
娘は口をきいてくれません。前から私の言葉のひとつひとつが気に障っていたようです。
まさかの毒親宣告
さらに、こう言い放ちます。
「お母さんはずっと支配的で、プレッシャーを掛けてきた。私は小さいときから我慢ばかりしてきたンだから!!」
まさかの毒親宣告に、私はめまいがしました。
私自身、親とうまくいかない経験がてんこ盛りですが、こんなふうに返り討ちにされるなんて……
来週、婿が迎えにくるので娘と孫は東京に戻る予定。
それにしても母娘の関係は難しいことを痛感しています。
産後のサポートは、シニア世代の親にとってひとつの試練に違いない。
毒親ブームで親が責められる昨今、私はこれからの娘との関係を考える時期なのかもしれません。
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