「あさイチ」で墓じまいについて解説され、家事の手をとめて見入りました。
お墓の継承者がいないのか、管理料を長い間、納めないお墓が増えている現状や、子や孫にお墓を継承させるのが心苦しいと、お墓を整理する方が増えています。
墓じまいのコストや、墓友(はかとも)について放送されたので、番組の感想をお伝えします。
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墓じまい
先祖代々のお墓を撤去し、更地にして、墓地の管理者に返還する墓じまい。
まず、墓じまいをするには遺骨をお墓から出す必要があります。
番組では亡き親族7人が埋葬された墓を、終わりにするケースが放送されました。
お墓から遺骨を取り出すには、自治体の手続きが要ります。
法律で定められた手続きの窓口は、墓じまいをするお墓がある「自治体」。
その手続きは、あさイチの取材では4~5万円の費用とのことです。
さらに樹木葬の永代供養も加わり、合計200万円以上かかったとのこと。
出演した方は「老後資金を取り崩したけれど、気持ちがすっきりした」と、笑顔で話されました。
変化する埋葬
- 樹木葬
- 散骨
- 納骨堂
- 合葬墓
散骨はお骨を粉末にしてから、決められた海域や山のエリアに撒いて埋葬。
船をチャーターして沖合に撒いたり、バルーンで空中に撒いたりなどがあり、費用は2~50万円でしょう。
樹木葬は墓石の代わりに、樹木をシンボルにします。
桜やモミジなどのシンボルツリーの周りに、遺骨を埋葬。
ところで墓じまいで問題となりがちなのが、親戚との調整。
親戚が反対すると、進めることが難しい。
一番してはいけないのは、親戚の許可を得ないで、勝手に墓じまいをすることです。
私の実母は家族葬で見送られ、いまは合葬墓に眠っています。
費用は父親が違う弟が負担しました。
弟自身と母の分で、150万円と聞いています。
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墓友
墓友(はかとも)は聞きなれない言葉ではないでしょうか。
私はあさイチで初めて知りました。
将来的に樹木葬などで埋葬される予定の人たちが、生前から交流するのが墓友だそうです。
あさイチでは和やかな雰囲気で、シニア女性が談笑する様子が映し出されました。
「死ぬのが怖くなくなった」
「遺言や遺産などの相談ができる」
墓じまいについて放送されたのは、およそ10分。
短い放送でしたが、考えさせられました。
NHKプラスで見逃がし配信中。
まとめ
あさイチ「墓じまい」についてお伝えしました。
- お墓の継承者がいない
- 子どもに迷惑をかけたくない
- 生涯において独身だった
いろんな理由で墓じまいを選択する人が増えています。
わが家も娘たちが地元を離れて、都会で働き、家庭を築いているので、深く考えさせられました。
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