9歳のひとり娘が心配するのは、親の夫婦ゲンカでした。
12月6日放送のBS朝日「ウチ、断捨離しました!」は、幸せそうな白亜の豪邸が舞台です。
片づけられない妻は夫を許せない。
その理由が難産とワンオペ育児というのですから、深刻。
番組の感想をお伝えします。
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立派な家
千葉県にある築10年の戸建てが舞台の「ウチ、断捨離しました」12月6日の放送です。
なお、ブログ画像は私が自宅内などを、カメラ撮影したものであることをご了承下さい。
- 2階建ての4LDK
- 白いインテリアで、シャンデリアの灯るおしゃれな室内
- 妻・49歳のともこさん
- 45歳の夫はリフォーム会社の社長
- 9歳の娘・心春(こはる)ちゃん
建てて10年の家はリビングの一角に小上がりの畳があるが、物だらけ。
大きな収納には、娘のおもちゃや空白のアルバムも……。
- メイク道具
- 夫の雑貨類
キッチンカウンターは物置状態で、なんと4年前の花火が置きっぱなし。
娘の部屋は服の引き出しが開いたままで、泥棒が入っても解らない状態です。
夫は趣味部屋で寝起きしています。
部屋数はたっぷりの豪邸。
夫婦の関係
ご主人はリフォーム店の支店も出し、ともこさんも仕事を手伝っています。
ですが、夫婦ゲンカが多発。
ワンオペ育児の恨み辛みが消えない妻。
娘の心春ちゃんも、両親の仲を心配げに見つめていました。
やましたさん登場
「家の豪華な造りと中身が一致していないですね」
やましたひでこさんは、相談者の家を見回して、まずそう言います。
ともこさんは「落ち着いて住めて、温かな雰囲気が理想」と話しますが……。
やましたさんが「暖かい家にしたいと思えば、できるはずですよ」と言っただけで、涙があふれる。
「子どもに言っても全然片づけない」と、家族への不満を口にしました。
「片づけなさいと言われて、うれしいと想う人はいない」と、やましたさん。
理由は、言われた方は責められていると感じるから。
夫の部屋を見た、やましたさんは「お父さんの居場所がないおうちもいっぱいあるから、よかった」と、ともこさんに話すのでした。
子どもに片づけを促すには?
「ここはあなたのお城だから、好きな風にしていい」
子どもに片づけをうながすなら、子ども部屋を先に作りましょう。
やましたさんのアドバイスに従い、片づけますが、娘が要らないと話す工作を、母が捨てを拒む。
やっぱり捨てられないママの胸の底には、なにがあるのでしょうか。
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心理的なハードル
ともこさんは捨てが大の苦手。
まずは、キッチンで賞味期限が切れたものを処分してレッスンです。
子育てに一生懸命だっただけに、子どもの物を捨てたくない気持ちがある。
そうやましたさんは感じたそうです。
捨てやすいことから始めると、捨てることに抵抗感がなくなるとのこと。
夫婦の危機
モノを減らせないともこさんは、収納の扉を開けてため息。
一度、流産を経験し、40歳のとき命がけで心春ちゃんを生みました。
妊娠中毒症を患い、出産時に意識を失ったそう。
近くに住むともこさんの母が手伝いに来ると、つい愚痴が(@@;)
「夫は、私が子育てをしているとき、スナップ写真1枚すら撮ってくれなかった」
晴夫さんの反省のメモ帳を保管しているさとこさん。
娘が赤ちゃんだったときの恨みを手放すことができません。
会社を半日やすんで断捨離に協力
子どもが生まれたとき、晴夫さんの関心が薄かったのは、晴夫さん自身が温かな家庭を知らずに育ったからということが明かされます。
そうしているうちに、二階の娘の部屋が徐々にできあがった!
アルバムを作り始める心の余裕ができました。
ゆったりくつろげるカフェのようなリビングに変身!
子ども部屋もチャーミングに。
それにしても妊娠と出産の辛さと、子が乳児期のとき夫の愛情の薄さが片づけられない理由とは……。
思考の断捨離
「今日から言われたことはする」
「家族優先の暮らしにする」
「もっと家族を大切にする」
何年も前の夫の反省文に執着する妻のともこさんに、決断を迫るやましたさん。
- 許したいのか、許したくないのか
- これから夫とどう関係を築くのか
- 夫婦ゲンカを繰り返すことで、娘に迷惑をかけている
これからも溜まるストレスがあっても、小出しにしながら関係をケアし、家を見直していいきましょうと、やましたさんがアドバイス。
ほじくり返すのはやめましょう。
マイナスのループにハマっていた妻。
カウンターに2人並び、娘が炒めたウィンナチーズを食べる笑顔の家族で締めくくられました。
恨みつらみが大噴火!?泣き虫ママの号泣断捨離 | ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日
この放送回は12月13日夕方までTVerにて、視聴できる予定です。
感想
私も長く人を恨んでいたので、ともこさんの心理が理解できなくはありません。
恨んだのは、実父や継母でした。
育児放棄に始まり、18歳から5年間、労働力の搾取があった。
でも、怒りを直接、親にぶつけることができなかったのです。
人の悪口や嘆きは、隠された怒りが脳の扁桃核に溜まっていることを表している。
それは過去に表現されなかった、全然関係ない怒りの感情が、いま形を変えて表現されてきているのである。
たとえば交流分析などで、いくら「愚痴と後悔は敗者の専売特許」と言われても、隠された怒りが溜まっている人は愚痴と後悔をやめるわけにはいかない。
いつも悪口や嘆いている人の本当の感情 | 「私はつらい」と周囲に漏らす人が、絶対に表に出さない本音 | PHPオンライン衆知|PHP研究所
ラジオ人生相談のパーソナリティ加藤諦三の言葉を噛みしめて、私は思考の片づけをしてきました。
隠された怒りをまず認識して、自分で癒やす!
思考がグチャグチャだと、部屋も汚部屋になりがち。
修正には時間が掛かりますが、コツコツと意識して整えていきたいです。
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