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母のタンスを大処分し、50歳娘の人生が啓く「ウチ、断捨離」感想

ウチ断捨離しました・テレビ番組・やましたひでこ

タンスを処分!やましたさんの真意は?

母親が介護施設に入所中なのに、勝手に娘がタンスと洋服を処分したら、親子げんかの種になるんじゃないかな。

ちょっとハラハラしながら、2021年1月11日に放送されたBS朝日「ウチ、断捨離しました」テレビ番組を見ました。

娘であるようこさんの背中を、グイッと押したやましたひでこさんの真意とは?

番組の感想をお伝えします。

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母の呪縛と娘

ウチ断捨離しました・テレビ番組・やましたひでこ

実家に出戻ったら介護が待っていた

このブログ内の画像は、私がカメラ撮影したものであることをご了承下さい。

さて、ようこさんは、3姉妹の末っ子として育ちました。

24歳で結婚し、看護師として働きながらふたりの息子さんを育てます。

しかし、46歳で離婚して、4年前に実家に出戻ってきたのですね。

実家に身を寄せたことで、自分は居候という気がしています。

それに高齢となった母は、怒りっぽくなり、元気な頃とは性格が変わってしまいました

 実家で暮らすようになって4年、両親の介護と仕事の板挟みとなり、疲労困憊し、退職。

それと前後するように、両親は介護施設へ。

家中に物があふれて、ようこさんはどこから手を付けて良いのかわからず、番組に応募なさったそうです。

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「ウチ断捨離しました」に相談を寄せる方は、親や兄弟の介護をなさる50代から60代の女性がこのごろ増えていますね。

高齢の親御さんを家で介護をなさる方が、激増しているのでしょう。

人生の選択

片づけ・捨て活・断捨離

多すぎる食器も処分

 母を助けてあげたいという、優しい気持ちのようこさん。

自分は優柔不断で内気。

だれかを頼りがちな弱い部分があると、自己分析します。

そして末っ子のため、お母さんの強権的な言動にも、すなおに従ってきたとか。

やましたひでこさんは、「ここがお母さんの病室だとしたら、どう思いますか?」と、ようこさんに訪ねました。

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 床にもモノが沢山置かれているため、家中が圧迫された印象です。

物で塞がれて、窓を開けることもままならないのですから。

「病室は安全で、清潔であったほうが良いですね」

ようこさんは看護師ですから、そう答えました。

  • 母に従い続けて、これからも生きるのか
  • 自分の意思をしっかり持って生きて行くのか

やましたさんは、人生の選択を迫るのです。

手伝う長男

ウチ断捨離しました・テレビ番組・やましたひでこ

片づけを手伝う母思いの長男

自宅をグループホームだと考えて、ホームの管理者としての思考を鍛えましょう。

やましたひでこさんが、そうアドバイス。

ようこさんの25歳になる長男が、積極的に関わってくれ、片づけが進みます。

実はご長男は子どものときに、小児ガンを患い1年間も入院していたことが……。

「絶対に良くなるから」と、献身的に看病してくれたようこさんのことを、いま心配しているのでしょう。

離婚の原因は、子どもの看病やサポートで家事がおろそかになったこともあるそうです。

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子どもの闘病に理解がないご主人だと、辛いですね。

「ウチ断捨離しました」は相談者の人生ドキュメントが、見どころの一つ。

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破壊と創造の断捨離

クローゼット・断捨離

母の服は外出着が多い

ようこさんは、自分の衣類を処分して、居場所を作り上げます。

しかし、母の部屋に手を付けることができません。

「勝手に捨てたら、母が怒るに決まっています。聞いてからでないと、何一つ動かせない」と、迷いと不安に襲われるようこさん。

しかし、それでは安全で安心できるケアハウスは、いつまで経っても不可能のまま。

そうやって、あきらめていいの

やましたさんは決断を促しました。

「そうですね、やらない後悔よりも、やって後悔したほうがいいですね」

母の象徴をぶっ壊せ

タンス処分・やましたひでこ

母の象徴を解体し、処分

ようこさんが、高齢の母親を怖れていることが画面からも伝わります。

今回、母親の姿は映りませんでした。

社交的で、仲間内ではリーダー になるほど積極的な方とのこと。

ようこさんは、母親に心理的に依存してきたのかもしれません。

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やましたさんの提案は、母のタンスを撤去することです。 

タンスには、お母さんのお気に入りの服がずらり。

明るい色の服が多いけれど、ドライクリーニングの必要なものばかり。

「施設から、洗濯がしやすく、脱ぎ着の簡単な服を持って来てくださいと言われていますから、背中にファスナーのある服は処分しましょう」

やっと、母親のタンスを空に。

そして大きなタンスを解体して、処分しました。

やましたさんの真意

やましたひでこ・断捨離

母の呪縛を解く荒療治

「お母さんはもう自分ひとりでの生活は無理です。

介助が必要となりました。

介護の最上の概念は、健康と安全にほかなりません。

でも、娘のようこさんは今ひとつ踏み込めせんでしたね。

そこで荒療治としてタンスを撤去したのです。

いつもは人の物には手を出さないようにというのが断捨離のセオリーですが、母の呪縛を解くために、あえて背中を押しました」

番組の最後で、やましたさんがそう語ります。

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 そして、ようこさんが新しい勤務先が決まったところで、番組は終わり。

まだ50歳になったばかりでしょうから、いくらでも人生が啓けそう。

あまり根を詰め込めないで、マイペースで頑張ってねと、視聴者の私もエールを送りたくなりました。

素直でやさしそうな方ですから。

 

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まとめ

もし私が20年後に入院や介護施設に行っている間に、娘の判断でタンスを処分されたら、どうするだろうか?

今回の番組を見て、悟りました。

そのときは執着せずに、あきらめようと。

あの世まで持って行ける物は、何一つありません。

私が生活自立できないとき、処分したいのなら、タンスだろうが家だろうが、すべて娘にお任せ。

老いた母ともう一度… 泣き虫・末っ娘の奮闘記 | ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日

見逃した方は、ポータブルTVerで来週月曜日頃まで視聴可能。

番組感想をお伝えしました。

 

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