2020/11/22更新しました。
作りおきに便利な白菜の一夜漬けを紹介します。
ちょうど白菜が旬を迎えるこの時期。
お鍋やクリーム煮に白菜を使ったけれど、残ってしまった経験はありませんか。
冷蔵庫に長く保存していると、しなびてしまうので一夜漬けにすると食材がムダになりません。
専用の容器がなくても、鍋とペットボトルがあれば漬けることができる『貯め代流の白菜一夜漬け」をお知らせします。
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白菜を使い切る
道の駅へ出かけたら、白菜が一玉で200円だったので買ってきました。
お味噌汁や鍋物に使っても、まだ余ってしまったときは一夜漬けにすると、作りおきの一皿になります。
本格的に漬け込むには、白菜を縦に4つに割り、塩麹や鷹の爪を入れて発酵を待ちますが、大家族でない限りは、一夜漬けのほうが手軽でおいしくできます。
白菜漬けの材料
白菜はできれば3時間くらいでも陽に干しましょう。水分が少し抜けて、白菜の甘味が引き出せます。
材料
- 白菜の葉を8枚
- ニンジン中くらい2分の1本
- 鷹の爪あるいは七味トウガラシ少し
- ショウガ ひとかけ
- だし昆布 約7センチ
- スルメ少々
- 陳皮 少し
- 塩 大さじ2～3
スルメは地方だと「漬物用するめの粉」が手に入るかもしれません。
味付するめソーメンを細かく刻んだものです。
入れると風味が増しますが、スルメはなくても大丈夫。
松前漬けのように沢山入れる必要はなく、手のひらに軽く盛る程度の量です。
陳皮はミカンの皮を干したものです。
私は去年、ミカンの皮を干しました。これをキッチンばさみで細切りにして、少しだけ使います。
スルメ同様に、無ければ入れなくてもOK.
陳皮は咳を鎮めたり、胃を丈夫にしたりするなどの効能があり、漢方薬の成分として使われてきました。
古いほど珍重される傾向があります。
チンピ（陳皮）の成分・特徴 生薬・漢方事典 | タケダ健康サイト
なので、ミカンの皮はぜひ干しましょう。
白湯に浮かべて飲用のほか、入浴剤としても使え体が温まるでしょう。
作り方
さて、白菜はざく切り、ニンジンと昆布やショウガは細切りです。
材料を準備すると、次は容器ですね。
専用の漬物容器があればそれが便利ですが、なくても一夜漬けを作ることができます。
わが家の容器は梅干し用の瓶（かめ）。
20年以上、使っています。
当時3,000円ほどしました。
割れない限りは使用できますね。
瓶がない方は、ホーロー引きのお鍋があれば代用できます。
それもないときは……。
諦めないで下さい。
ジップロックなど袋に入れて、空気を抜くことで作ることができます。
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作り方
白菜などの材料と塩をなじませるために、よくかき混ぜましょう。
わが家の重しは、水を入れたペットボトル。
4リットルがあれば便利です。
平たいお皿を敷いて、ペットボトルの重しが均等に食材にかかるように。
このまま一晩おいて、野菜の水分がお皿の上まで上がっていたら出来上がり。
白菜やキュウリは水分が抜けやすい。
塩分をきつめにしなくても漬けることができます。
もし、しょっぱいときは漬け上がってから、お皿に食べる分だけ盛り、お水を入れて調整を。
オリーブオイルを加えてイタリアン風や、レモン果汁を加えてさっぱり白菜漬けなど、アレンジもいろいろ楽しめる基本の漬け方です。
食材の使い切りで、来年10月からの消費税の増税に備えましょう。
おうちご飯で野菜を摂り、栄養バランスの良い食事で 健康に毎日を送りたいですね。
漬物は元祖作りおきと言えます。
食卓に、彩りの美しい香の物をぜひ手作りでチャレンジしましょう。
まとめ
シンプルでおいしい作りおき、白菜の一夜漬けを紹介しました。
白菜はカリウムが多い冬野菜。
お鍋や白菜のクリーム煮など用途が広い。
余ってしまったときは一夜漬けにすると、最後まで使い切ることができるので、よろしかったらお試し下さいませ。
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