ドラマ『半沢直樹』は9月27日が最終回となります。
20日の放送も、固唾を飲んで視聴しました。
内容は銀行員の半沢直樹が数々の不正に立ち向かうストーリーで、脇を歌舞伎役者や大物俳優で固めています。
表情がオーバーな顔芸も見応えがありますね。
それにしても、どこまでもまっすぐな半沢直樹のような人が現実にいたら、いくつ命があっても足りないかもしれない。
最終回はどうなるのか。
信念を貫くことの難しさを感じたので、お伝えします。
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半沢直樹
金融機関に不正があるなんて、言語道断です。
しかし、数々のマネーロンダリングや政治がらみの便宜がされてきたのだろうと、ドラマ「半沢直樹」を見て感じました。
原作は、直木賞作家である池井戸潤の小説「半沢直樹シリーズ」
1963年に岐阜県生まれの池井戸氏は 、慶應大学を卒業後に、当時の三菱銀行に勤務。
1995年に同行を退職されているので、銀行内部の実情に詳しいのでしょう。
ドラマは主演の堺雅人がさわやかなタフガイを好演し、人気です。
柄本明の怪演
ベテラン俳優の柄本明が政界の重鎮・箕部(みのべ)を怪演しています。
老獪な怪物として時の首相をも、あや操り人形にしてしまう。
半沢は、航空会社の破綻劇を阻止するべく動き回るうちに、箕部の不正を嗅ぎつける。
票取りの地盤がある地元の空港を作る際、土地を安く買い入れた証拠があれば、不正を告発できるのですが……。
銀行との癒着があり、思うように証拠を集めることができないという筋立てが、9月20日の放送分でした。
ようやく証拠がそろう段になって、会食のレストランに乗り込むと、頭取や大和田常務と、箕部がいます。
見せ場が、半沢が箕部の要求に屈して、土下座するかどうかのシーン。
大和田役の香川照之が、堺雅人に馬乗りになって、土下座させようと躍起になるんです。
ところが、半沢は拒絶する!
ドラマなので、面白く眺めていられますが、もしも自分だったら?!
土下座しろと言われれば土下座し、靴底をなめろと言われたら、舐めるかもしれない(@@;)
- サラリーマンである半沢が、頭取に逆らえる?
- 政界の陰の 首領に楯突いたら、抹殺されるよね?
ハラハラと、そんな気持ちになりました。
今後の展開
日本だけでなく、世界中で子どもには清く正しい心を教えることでしょう。
しかし、現実の大人社会は権力を握るために日夜、政治家は謀略をめぐらし、経済界は弱い物を踏みにじるわけ。
ロシアでは政敵やジャーナリストに毒を盛ることが、何度も繰り返されている。
中国で、権力者に逆らえば……。
怖ろしいことに即座にどこかに連れて行かれ、戻ってこない人たちが多い。
その点、日本は言いたい放題が許される国。
ただ、世界的に権力者に逆らうのは命がけで、妻子がいれば妻子にも危険が及ぶでしょう。
では、不正がはびこって悪が大手を振って社会を席巻するのか。
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勧善懲悪のセオリー
水戸黄門や桃太郎侍が、庶民にウケるのは勧善懲悪だから。
半沢直樹も、最終回では箕部の不正を暴くことに成功するはず。
私の予感では、江口のりこ演じる白井議員が箕部に嫌気がさして、半沢の側に付くのではないかという気がします。
個人の予想ですから、違う展開かもしれません。
それにしても半沢のドラマは、政治家の不正や銀行の癒着ぶりにリアリティがあります。
そして、信念を貫くことの難しさを考えさせられました。
正義は勝つという、視聴者の期待を裏切らない結末になりそうですが、このドラマの大ヒットにより、続々と勧善懲悪の現代版が出るかもしれませんね。
読書の秋に、読み応えのある小説をいかがですか。
現実でも、半沢のように不正に真摯に立ち向かう人財がいたらと感じます。
まとめ
日曜の夜9時から放送される、半沢直樹のテレビドラマを楽しみにしてきました。
9月27日が最終回。
虚構だとわかっていても、ハラハラどきどき。
半沢直樹のように信念を貫くのは実社会では難しい。
でも、勧善懲悪は庶民の夢です。
久しぶりに夢中になっているドラマについて、お伝えしました。
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