片づけ業者の動画を見ることがあります。
ゴミやモノが満載の汚部屋はYouTubeでは、そんなに珍しくないでしょう。
でも、ゴミを運び出したら、行方不明だった母親の変わり果てた遺体が出てきた動画はさすがないはず。
汚部屋について考えます。
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開かずの間
遺品整理で過酷な現場なら、まあある話です。
- モノを捨てない高齢の親が、ゴミの中で亡くなるケース
- メンタルを病んだ若者や中高年が、ゴミを捨てられないまま、突然死する
- アルコール依存でペットボトルに尿を詰め、部屋中に並べる
- 糖尿病でも清涼飲料水がやめられず、ゴミ部屋で身動きが取れなくなった
汚部屋になるに従い、子や孫は祖父母の家に近づかなくなるでしょう。
不快だからです。
ところがそんな汚部屋も住めば都、自分の住まいなので、愛着があるのですね。
片づけを拒否することがあります。
10年前に失踪宣告された母
和室が10年間「開かずの間」だったのは、父親から「散らかっているから開けるな」と言われたからと答える、依頼者。
若い感じの男性です。
業者が脱ぎすてた服をゴミ袋に入れようとしたら、人体の骨がでてくるのは、衝撃!
すぐ警察に連絡したら、現場のリーダーは第一発見者ということで、警察署で事情聴取を受けたとか。
家族の絆について考えさせられた次第です。
なぜなら失踪宣告された当時、お子さんたちは小学生か中学生。
夫と子どもたちが暮らす隣室で、お母さんが亡くなり、白骨化したというのですから。
プライバシーを重視するためか、孤独死が珍しくないニッポンです。
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魔窟を片づける勇気
もし帰省されて、実家に開かずの間や魔窟があるなら、思い切って開けて、風を通しましょう。
- よどんだ空気を入れ替え、
- 邪気を祓い、
- ホコリをかぶった古ダンスやソファ、古布団を外に出す。
- 車で自治体の処分場へ
- あるいは親戚から軽トラを借りて、処分場へ
- 時間が限られているなら、業者に依頼を
田舎は豪邸が多いから、何世代もの遺物が溜まっていることが、マジであります。
まとめ
サスペンスドラマのような動画にびっくりしました。
本物の警察が映っているから、ノンフィクションでしょう。
開かずの間を時折、風を通せば10年もご遺体と暮らすという悲劇を、避けられた気がします。
ホラーさながらの汚部屋についてお伝えしました。
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