やましたひでこさんが住まいの空間をアドバイスするBS朝日「ウチ、断捨離しました」を、久しぶりに視聴しました。
6月6日は何と16DKという、大きなおうちが舞台です。
すてきな80代おばあちゃんと、30代孫娘の秘話に感動したので、お伝えします
スポンサーリンク
山奥の一軒家
岐阜県郡上市といえば、風情がある盆踊り「郡上おどり」が有名ですね。
山あいに建つ16DKの大きな家が、「ウチ断捨離しました」の舞台。
相談者は、ちはるさん31歳。
小さなお子さんがいる奥様です。
おばあちゃん83歳が暮らすおうちを断捨離により、安全な住まいにしたい。
- おばあちゃん 83歳
- 父のてつやさん 60歳
- 叔母ともみさん 58歳
大きな家はかつて大家族で住んでいましたが、今は3人暮らし。
3人家族なのに、物の量が多すぎだというのです。
ちはるさんは現在、夫とふたりの子どもとともに、実家から離れて暮らしています。
物置だらけの家
16も部屋があるので、民宿ができそうなお宅です。
そうそう、ブログ画像は私が自分のカメラで撮影した写真であることをご了承ください。
- タンスだらけ
- 着物がぎっしり
- 調味料の買い置き
- 寿司桶
- 傘
- ギター
- 子どものノート
いくつもの部屋が物置化し、巣立った家族のモノも置きっぱなしの状態です。
危険な家
元々は10人暮らしのおうちです。
「不用品をため込んでしまいました」と、おばあちゃんも反省しきり。
ちはるさんは「物だらけだと災害のとき、困るじゃないですか。それにおばあちゃん、つまづいてけがをしたんです」と、やましたひでこさんに訴えます。
家の半分が物置。
「転んで肋骨を折った」と、打ち明けるおばあちゃんは杖がないと歩けません。
視力も弱くなったとか。
「モノを減らして、つまずかない安全な家にしたい」
ちはるさんは、おばあちゃんの健康が心配なのですね。
古いお宅はどうしても箪笥が多めです。
スポンサーリンク
おばあちゃんの断捨離
「モノを処分して、家族が帰省しやすい家にしたい」と、おばあちゃんも前向き。
やましたさんは、
「1階リビングの横の部屋を、かたづけて行きましょう」と、さっそく動きます。
- 父・てつやさんの服を自室へ移動。
- 使わない炊飯器を処分
- たくさんある電気毛布も減らす
- ハンガー
- ボード
「スタートダッシュが肝心」と、獅子奮迅のやましたさんです。
リビング大改造
リビングは、モノが多いため、ごちゃごちゃした印象でした。
やましたひでこさんのアドバイスで、ソファと炬燵を空っぽにした物置部屋へ移動。
すると、部屋がゆったりリラックスできる空間に。
これにはおばあちゃんも満足です。
祖母への感謝
昔からの農家で、来客用の湯呑みもたくさんあるおうちです。
- 湯呑み100コ
- 茶碗蒸しの器 10コ
欠けた湯呑みをようやく処分するのですが……。
農家の跡取り娘として生を承けたおばあちゃん、親の苦労を偲び、食器を減らせません。
「物がない敗戦後に、親たちが苦労して買い集めたのよ」
話ながら涙ぐむ祖母に、孫のちはるさんも複雑な気持ちになります。
4歳のとき、両親が離婚。
そのときから祖母が、ちはるさん達3人娘を子育てしてきたとか。
ちはるさんは小児喘息の持病があり、おばあちゃんは夜中に付き添ってくれたそう。
「自分が母になった今、子育ての大変さが身に沁みる」と、感謝の言葉。
スポンサーリンク
大切な宝物
「こんなにため込んだ覚えは、ないけどなあ」
おばあちゃんはタンス部屋に置かれていた物の量に、自分でもびっくり。
そんななか、宝物が見つかります。
それは若くして亡くなった家族の形見。
ちはるさんの姉かおるさんは、29歳で癌のため死去されたそうです。
遺品のスカーフを発見。
ユニバーサルスタジオでピースサインの写真も見つかり、「これは私が小学校4年の時に姉とふたりで写っているから、とっておきます」
屋根裏にも姉の写真がでてきて、故人を偲ぶのです。
「断捨離で家族が集まってくれた」
おばあちゃんにとって、楽しい思い出になった片づけです。
「帰ってきたときに過ごせる空間ができて、うれしい」と、ちはるさん。
家の歴史、家族の歴史を物が語る。
「実家を物置代わりにしないで、感謝の気持ちが断捨離につながりましたね」
やましたさんが、最後にそう締めくくりました。
TVerで6月13日ころまで無料で視聴できます。
まとめ
最後のシーンで、おばあちゃんがワラビやしいたけを、出荷する場面がありました。
「商品は見た目が大事よ」と、生ワラビの束ね方を孫娘のちはるさんに、教えていたのです。
80代でも収入がある、おばあちゃん!
足腰は弱っても、認知機能はしっかりされて、見習いたいと感じました。
出ていった嫁の代わりに、孫達を育て上げた。
すてきなお話に胸がジンとした「ウチ断捨離しました」感想をお伝えしました。
スポンサーリンク