2024年5月17日更新しました。
10連休でゆっくりしたいけれど、夫と一緒に過ごすのは苦痛だわ。
そんな妻はけっこういるのでしょう。
夫源病という言葉があります。
高圧的な夫の言動により、動悸がしたり、不安が強くなったり、頭痛がしたりという不定愁訴が主な症状。
DVとまではいかなくても、毎日毎日ガミガミと叱責されたら、自信を失いますし、生きる気力が失われます。
夫源病と妻のストレス解消について考えます。
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夫の言動がストレス
「お前はふだんの家事がなっていない。片づけろ!!」
私は以前、よく夫にそう叱られていました。
夫は口を出すけれど家のことは一切、しません。
夫の自営業を手伝い、私は無給で働きながら、家事も育児も担うため、ストレスが溜まりました。
家出したくても帰る実家はなく、 円形脱毛症になったことが3回ほどあります。
しかし、そんな夫は自分が妻にストレスを与えているとは考えたことがなかったでしょう。
「俺がガマンしているから、結婚生活が続いている」
よくそう言いますから。
たいていの夫は加害者の意識がないし、妻の苦しみを理解していません。
そして、 家計のことも妻任せ。
夫源病になりやすい妻のタイプ
女性は若いころよりも、更年期になるにつれてストレスに弱くなります。
ストレスを受け続けると、血管が収縮して高血圧になりやすい。
ひどくなると、脳疾患や心疾患など体の症状として表われてくることがあります。
さて、夫源病になりやすいタイプを挙げましょう
- 我慢強く、弱音を吐くことを恥ずかしく思う
- 几帳面で仕事や家事の手を抜かない
- 良い妻でありたいという思いが強い
- 世間体が気になる
- 小さいことでクヨクヨする
私は小さいことでクヨクヨするが、当てはまりました。
心配事があると眠れなくなります。
解決できる?
夫に自分の気持ちや、意志を伝えることができるか。
まず、大きな壁が自分の気持ちを正直に相手に伝えることができるかどうかです。
高圧的て支配的な男性は、相手が子羊であることを望んでいますから、立ち向かうことに勇気が要ります。
DVなど肉体的な暴力を受けなくても、長く隷属的な位置におかれると、反抗できなくなるのです。
「お前は家事をさぼっている。もっと家のそうじをしろ!!」
夫からそんなふうに言われたら、私は「じゃあ、あなたがご飯の支度をしてくれないかしら。そうしたら助かるわ」と、答えることにしました。
まあ、ご飯支度はムリでも、今年は2回、お風呂掃除をしてお湯をためてくれましたね。
私はもう良い妻であろうという気持ちは、捨てました。
世間体も気にしていません。
そして、元からズボラで几帳面なタイプではありません。
だからうつにならなかったのだと感じています。
感受性が強く、繊細な方は要注意。
ストレス解消法は?
- カラオケ
- 仲間との旅行
- 寝室を分ける
大きな声を出すと、ストレス発散になります。
カラオケ好きなら、歌手になり切ってマイクを握るのは良いでしょう。
また、気の置けない友人との旅行も、気分をリフレッシュできますね。
寝室を別にして、それぞれひとりの時間を持つのも効果的です。
うちは去年から、寝室を別にしています。
快適です!
私はいまのところ熟年離婚を考えていません。
自営業のため、年金が少なすぎて暮らしていけないという理由が大きい。
家事分担
「10連休かあ、毎日3度の食事と離乳食作りは、考えただけで気が重くなる」
そうつぶやいたのは数日前、東京に戻った私の娘です。
愛しのダーリンと過ごせて幸せという時期は過ぎ、毎日の家事や育児に追われてうんざりなのでしょう。
10日間も夫が家にいる!
妻の悲鳴が聞えそうなこの10連休。
なぜ、夫と過ごす休日が苦痛なのか。
私の体験を織り交ぜて、挙げてみましょう。
- ソファで寝転がってばかり。
- 「飯はまだか」と催促される
- 「おかずはこれだけ?」と、不満たらたら
日本では、家事を手伝う夫は少数派。
50代60代70代の男性の中には、いまだに「男子厨房に入らず」と、考える人がいます。
実際わたしは「男は稼いでいるのだから、家のことはパート勤めの妻がきっちりすべきだ」という言葉を、この耳で聞いたばかり。
妻が家事をすべきだと話したのは、夫の仕事関係の方(60歳)です。
この年代の意識を変えるのは、難しい。
この結婚もうムリと思ったら読む本。
思いやりがないと、熟年離婚への距離は短くなります。
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男性も生活自立を
夫婦関係は定年後も危機を迎えやすい。
会社勤めを終えると、酒浸りという男性は案外と少なくありません。
命を縮めるように飲酒する方を知っています。
生きがいを失い自堕落に呑み続けて、奥さんと別居。
その方の家は、あっという間に荒れてしまいました。
庭先にゴミが積まれて、まさにセルフネグレクト。
家事に慣れて、ひとりでも生きていける生活自立は大切ですね。
ところで夫源病だけでなく、妻源病や母源病の言葉もあります。
どれも医学用語ではありません。
支配的な妻によって、夫が苦痛を感じるのが妻源病。
母親が過剰に接したり、束縛したりして子どもの生きる力や自主性を奪うのが、母源病です。
相手に依存することなく、毎日を暮らしたいものですね。
夫が定年になり家にいるようになると、妻を束縛するタイプもいます。
まとめ
夫と一緒にいるとストレスを感じる妻は、けっこういます。
夫のささいなひと言で傷つくことがある。
夫源病は、熟年離婚につながりかねない問題。
私は円形脱毛症になるくらい生活に疲れながら、仕事と家事に追われた時期がありました。
もっと自分の意見を伝えたら良かったと、感じます。
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