長引く梅雨に、気分が晴れませんね。
私は晴れた日はできるだけ、和ダンスやクローゼットの扉を開けて、風を通すようにしています。
洋服や着物がカビると、カビ落としの処置が必要になるので、予防のためにまずは新鮮な空気を通す。そしてもしも白カビを見つけたら、クレンジングシートで応急処置を。
服を長く着るための私の工夫をお伝えします。
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礼服
この礼服は40歳前後に、デパートで購入しました。
ノーカラーのジャケット丈は、ヒップが隠れる長めタイプ。
下はタイトスカートです。
メーカーは表示タグをみたら、東京ソワールでした。
丸顔で、骨格診断がストレートの私に似合うので、気に入っています。
価格は当時で5万円くらい。
このとき自分では9号サイズがちょうどいいと感じましたが、売り場のスタッフが「お客様は、11号の方が長くお召しになることができます」と。
11号にして、正解。
タイトスカートは、スリット部分が裂けたので、手持ちの黒いスラックスかフレアスカートを合わせています(@@;)
年になんども着る訳ではないため、私はせっかく買ったこの礼服をできるだけ長く着たい。
そのために、晴れた日の昼間はよくクローゼットや、押し入れを開けています。
私は礼服を持っているので、レンタルを利用しないのですが、この頃は「しまむら 」でお手頃価格のブラックフォーマルを取りそろえていますね。
礼服の手入れ
こちらはワンピースの礼服。
若い頃の私は、継母のお下がりをもらって着ていました。
捨てようと思いつつ、もしや娘たちが着るかもしれないと保管していたのです。
でも、40年以上前のデザインですから、娘たちもイヤかも。
ところで、礼服はどのくらいの頻度で、クリーニングに出すと良いのでしょうか ?
- 着たら必ずクリーニングお手入れ
- 汚れたら、クリーニング
- 自分のおうちで洗う
私は、汚れたらクリーニングです。
お通夜に短時間、着用しただけならブラシを掛けてクローゼットへ。
gu-gu-lifeのがっちゃんさんが、前に記事にしています。
小さなお子さんがいると、お母さんの服は汚れやすいですから、お手入れが肝心になるでしょう。
カビの応急処置
私は着物が好きなので、親戚からのいただき物がけっこうあります。
正絹は艶があって、ドレープ性に優れて高価。
しかし、仕舞いっぱなしで10年以上だと、かわいそう。
着物にカビは、気をつけたいポイントです。
同じように、服に白カビが生えることもある。
とくに礼服など黒い服に白カビが発生すると、とても目立ちます。
次に、カビを見つけたときの対処法をお伝えしますね。
カビを見つけたとき
私は以前、黒い洋服にカビを見つけたときは、クリーニングに出しました。
一面に白カビが発生していたからです。
幸い、みごとに落としてくれました。
自宅で手っ取り早くできる処置は、水洗いです。
しかし、背広や礼服は水洗いできない素材が多い。
さらに、クリーニングに出す時間がないときは、どうしたらよいでしょう。
- 小さい範囲にカビがあるなら、洋服ブラシ、あるいは歯ブラシで払い落としましょう。
- 室内でカビを払うと、胞子が舞うので、ベランダや玄関の外がおすすめ。
- おしゃれ着用の中性洗剤を手洗い濃度に薄めて、タオルを浸して固く絞る
- 生地の折り目に沿って、洗剤を浸したタオルで拭く。
- 洗剤分を落とすため、きれいな水につけたタオルを固く絞って、拭く
- 乾いたタオルで水分を取り除き、陰干し
エマールはデリケートな素材に適した、おしゃれ着用の中性洗剤です。
クレンジングシート
ネット情報を見ると、クレンジシートでカビの部分を拭くといいとありました。
理由は、白カビはアルコールに溶けやすいから。
クレンジシートは、女性ならお持ちの方が多いかもしれません。
コンビニでも売っているので、24時間手に入りやすい。
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着物のカビ取り
着物にカビがあったら、まずその布地を見極めましょう。
色無地や訪問着は、プロに任せたほうが絶対に良いです。
古い大島紬で、高いお金を出して着物洗いの専門店に出したくない。
私は、これまで2枚の大島紬を自己流でカビ落とししました。
- 胴裏や八掛を取り外して、エマールで手洗い
- 着物を裏返して、胴裏にリセッシュをふりかける
過去記事の画像に映る藍の幾何学もようを、エマールで手洗いしました。
大島紬は水に比較的、強いとされています。
私はエマールで洗って、すぐにバスタオルで水切りしてから、アイロンをかけました。
カビはきれいさっぱりなくなります。
6月と9月に着る単(ひとえ)着物として活用したいときに、おすすめ。
胴裏をはずしたくないときは、裏返してリセッシュし、陰干しにしました。
袷 のままで、カビを取り除きたいとき効果がありますが、胴裏にはシミが残ります(@@;)
高価な着物は、専門家にゆだねたほうが安心です。
ただ、私のようにお金にゆとりはないけれど、着物を楽しみたいタイプは、色々と工夫してみるのも、よいでしょう。
ただし自己責任でお願いします!
ダウンコートはおうち洗いをすると、クリーニング代を節約できますね。
まとめ
梅雨時のクローゼット、カビ対策をお伝えしました。
仕舞いっぱなしの礼服を取り出して、いざ袖を通そうとしたら、白カビだらけ。
そんな悲劇に遭わないように、クローゼットの中にときどき、風を通すことがポイントです。
もしも白カビがあったときは、中性洗剤を溶かした溶液にタオルを浸して絞り、拭く方法や、クレンジングシートを用いる方法もありますから、自己責任で対処してみてください。
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