2020/05/21更新しました。
私は身長152センチのアラフィフ主婦です。
40代後半から年に1~2ミリずつ、身長が縮みました。
さて家を建てて27年、キッチンの収納が年を追うほどに不便になっています。
それは食器棚や吊り戸棚に手が届かないこと、また床下収納にゴミがたまりがちで、これから梅雨時になると、カビが心配ということ。
シニア世代にとって、不便で危険な収納について改善策を紹介します。
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キッチン吊り戸棚
まずはわが家の収納をチェックしてみました。
吊り戸棚は流し台と調理台の上部あり、高さが床から160センチ。
背が低い私は脚立を使い、調理台の上に立って、物を出し入れしています。
はい、調理台に上らないと、全く手が届かない。
これまで転倒せずにきましたが、50代半ば。
この先は危険にほかなりません。
www.tameyo.jp
高所に収めた食器は、将来、取り出せない
そのことをつくづく考える、この頃です。
収納扉で使いやすいのは、キッチン台から40~50センチの高さ。
下げるためのリフォーム工事が必要なのでしょう。
今のところ、室内のリノベ-ションやリフォームを考えていませんが、いずれは大工さんに依頼したいポイントです。
ところで、家のリフォームを行ったシニア の平均は1000万円超えとの記事を、読みました。
外壁や屋根の修理も含めての数字でしょうが、1000万円は大金ですね。
リフォームやリノベーションに退職金の多くを使う方がいますが、ほどほどにして資金を残すと、老後の安心につながります。
床下収納
「家の中で最も危険なのが、床下収納である」と聞いて、ドキッとしたのは私だけでしょうか。
これは、クロワッサン2018年6月25日号に書いてあったこと。
どんな理由があるのでしょう。
床下収納デメリット
- 無理な体勢でかがむことになる
- ビンや鍋、手作り梅酒など重い物を入れがち
- 取り出すとき腰を痛める可能性がある
「老後を考えると百害あって一利なし」と、建築家の天野彰さんがクロワッサンの誌面で説明。
重い梅酒のビンを床下に置いて熟成させたいとか、お味噌を置きたいとか、そうお考えの主婦も多いですね。
なんとここに、金庫があったお宅もあったとのこと。
私は床下収納に新聞紙を敷いていますが、けっこうホコリが溜まるのが悩み。
うっかりジャガイモを置くと、芽がでてしまうことも。
まめに、手入れをしないからですが、そうじをするにも、やはり無理な体勢となりますね。
それが、ケガのリスクを増すことにつながります。
腰を痛めたり、腕や手首をひねったりするのですよ。
それでなくても、中高年になると歩いても転倒することがある。
ケガをしないように日頃から、足指を動かしたり、足首を柔軟にするストレッチが効果的。
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メリットは床下を目視できること
ただし、床下収納にも良いポイントがある。
建築士はリフォームの時、収納箱を外して、住宅の基礎部分を目で確認できるため、便利だそうです。
まあ、住んでいる人はめったに点検しませんけれど。
しかし、私は意を決して点検。
ということで、築27年めの基礎部分を公開!!
収納箱をとりはずすことは、腕に力のない私でも今回、できました。
白アリやゴキブリがいたら、どうしよう!
テレビのサスペンスドラマだと、床下に死体が埋まっている設定もあるし(-_-;)
おそるおそる点検。
大丈夫、虫はいません。
もちろん死体もなしですよ!
それから、ためしに床下のコンクリート土台にのっている柱を、こぶしで叩いてみました。
こちらも硬い木のまま。
虫の害には侵されていないみたい。
線路の枕木を作る工場の職人は、木を叩いた音が高いか、低いかで木材の質がわかるとか。
素人の私にはそこまでできませんけれど、目で確認することは可能でした。
わが家はようやく住宅ローンを終えたところです。
家を建てた当時、金利が高くて当初、7パーセントの住宅ローン金利でした。
1千万円以上を金融機関に儲けさせたため、老後資金は乏しい。
自営業のため退職金はないし、年金もごくわずか。
残ったのは古民家となった自宅だけというのが実情です。
死ぬまで働き続けようと考えているため、健康の維持を心がけています。
そのためにもケガのリスクを減らしたい。
ともかく高齢者になったら、床下収納は危険ということを覚えておきたいですね。
私は床下収納には、めったの使わないものしか、置かないことにします。
ゴールデン収納
床上30センチから自分の目よりすこし高い位置は使いやすため、ゴールデン収納と呼ぶそうです。
ふだん良く使うものは、ゴールデン収納の位置が最適。
床から30センチまでのところには、時々取りだす重い物や、本などが便利でしょう。
私も食器棚の食器を、もっと少なくしようと思います。
ああ、それにしても冷蔵庫の上にテッシュペーパーを置いたら、奥に押し込まれ取り出しにくい。
ほんと、背が低いということは不利ですが、いまさら牛乳を飲んでも身長が伸びそうにないので、自分の欠点も受け入れていくしかありません。
まとめ
台所にひそむ危険スポットを紹介しました。
手が届かないところの収納はやめたほうが、ケガのリスクを減らします。
意外ですが、床下収納も物が取り出しにくく、腰を痛める可能性が!
若い頃と違い、体の可動域が狭まるのがシニア世代。
ケガのリスクを減らして、楽しい毎日を送りましょう。
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