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ウチ、断捨離しました!遺品整理は家族が納得し、供養として行うと良い(番組感想)

ウチ、断捨離しました!

夫の遺品を捨てられない妻

2019年6月5日更新しました。

5月15日に放送されたBS朝日「ウチ、断捨離しました!」は、64歳で急逝した夫の遺品に悩む妻が登場しました。

それぞれ高齢の親の介護を抱えて、故郷で過ごす時間が多かった60代夫婦。そうしているうちに夫が突然の脳出血であっという間に他界。

奥さんには「そばで看取ることができなかった」という悔いがあったそうです。

遺品整理について含蓄に富む内容だったので、かいつまんでお伝えします。

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遺品をどう断捨離したら良いの?

遺品整理・断捨離

スーツやコートが遺品として大量にあるとき

画像は、私の夫のスーツです。

参考写真としてアップしました。

「ウチ、断捨離しました!」の番組では、ホテルマンだったご主人の服や持ち物がおびただしくマンションに残されています。

ご主人が亡くなって4年、妻はそろそろ遺品の整理を考えているのです。

葬儀の際の弔電や香典袋もそっくり保管されていました。

寝室には亡き夫の遺品がぎっしり詰まっているため、いま66歳の妻はリビングのソファで睡眠をとる日々とのこと。

ご供養としての断捨離

最愛の夫を亡くした悲しみ

「天袋までモノがぎゅうぎゅうに詰まっています。

捨てたいけれど、捨てられない。夫があまりにも急に亡くなってしまい、心の整理がつかなくて

64歳で亡くなったご主人は、誠実な人柄だったのでしょう。

奥さんの表情から仲の良い家族であったことがうかがえます。

それにしても、遺品の量が多い。

ネクタイだけで55本。

スーツのほかセーターやTシャツなどふだん着もたくさん。

収納スペースが遺品でぎっしりなので、一見すればリビングなどは片付いてみえますが、暮らし難いに違いありません。

やましたひでこさんが語りかけました。

ご主人と会話しながら、モノを選べばいかがでしょうか。

モノを整理すれば、心も整理ますよ。

供養と思い、断捨離してみましょう

父のモノを捨てたくない娘

ウチ、断捨離しました!

娘は父の遺品整理に反対

妻が夫の遺品を選別し、加速度的に捨てようとしたとき、「待った」がかかります。

30代の娘が、「お父さんがかわいそうだから、捨てずにおきましょう」と。

娘には娘の気持ちがありました。

まさか64歳で父親が亡くなるなんて思いしなかったので、メールの返信も満足にしなかったことが心に引っ掛かっていたのです。

育ててくれた恩に対しても『ありがとう』を言えないうちに、永遠の別れになってしまったから、後悔しています

テルマンだった故人は、妻にはダンディな夫であり、娘には唐揚げやハヤシライスの手料理をふるまうやさしい父親でした。

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かけがえのない肉親への思い

遺品整理は家族で話し合い、納得できることが一番です。

番組では娘の気持ちをくみ取った妻が、一旦は捨てようとした遺品を思いとどまるシーンもありました。

かけがえのない家族を喪ったときの辛さが、しみじみと感じられた「ウチ、断捨離しました!」5月15日の放送です。

番組には、安藤和津さんもコメンテーターとして出演。

長年、痴ほう症のお母さんを介護して、介護うつも経験した安藤さん。

「母が亡くなる直前までしていた酸素マスクが捨てられないんです」と。

それに対してのやましたひでこさんの答えが見事でした。

酸素マスクは、お母さんが息をしていたとき必要だったわけですよね。

安藤さんはお母さんに生きていてほしかった。その気持ちの表れですね

やましたひでこ・断捨離

モノには心が込められている

酸素マスクが捨てられない。

そのことが生死につながる意味を持っていたからこそ、10年も持ち続けていたのですね。

遺品整理は、まさに残された家族の心の整理であり、故人への尊敬や愛をどう昇華させるかがテーマなのだと感じた次第です。 

www.tameyo.jp 

番組に登場した60代の奥さんは、もしかしたら自分の今後を考えてモノを減らしたかったかもしれません。

60代後半となれば、元気でいられる時間が残り少ないと、焦るような気持ちがあったのではないでしょうか。

でも、娘さんは違いました。

もう少し時間を掛けて、お父さんの思い出にひたりたいのでしょう。

遺品整理はこれからますます高齢化社会なので、大切な問いかけを視聴者に投げかけたように感じます。

www.tameyo.jp

まとめ

「ウチ、断捨離しました!」5月15日は遺品整理について放送されました。

もしも私が番組の奥さんだったら、やっぱり夫の遺品を捨てることができないと思います。

夫のパジャマを抱きしめて、泣き暮らすかもしれません。

でも、そんな姿を天国から見下ろす故人も、悲しくてやりきれないに違いない。

亡きご主人は、残された家族が幸福に暮らすことを願っていることでしょう。

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