モノを減らして、片づけに集中することを私は良いことだと、これまで思っていました。
11月29日の「ウチ断捨離しました!」は、片づけしか考えられないという50代女性と、タイニーハウスで暮すご夫婦との2本立て。
感想をお伝えします。
スポンサーリンク
離婚の原因が片づけ
ブログ画像は、私がカメラで撮影した写真であることをご了承ください。
千葉県柏市にお住まいのみわさん56歳が、番組に応募したのは片づけが悩みだから。
- シングルマザーで大学生の娘とふたり暮し
- 出しっぱなしの癖がある
毎日がきれいにスッキリといかないのが悩み。
食器棚はきれいです。
几帳面な方なのでしょうね。
寝室は娘と一緒とのこと。
クローゼットもきちんとされていました。
ただ、脱衣所のごちゃつきが気になる!
確かに狭い空間に物が押し込まれた印象ですが……。
片づけ上手になりたい!
みわさんは、片づけが苦手だったと、やましたさんに話しました。
上手な知人から教わって、少しずつ断捨離。
離婚の原因の一つが片づけられないことだった!
そんな言葉も飛び出します。
努力して、整理収納アドバイザー2級の資格あり。
本などで断捨離の勉強をしてきたが、家全体の片づけに不満で、夜も眠れないことがある。
そう言うのですから、深刻ですね。
いくら努力しても片づかない。まだまだダメ。
自分でそう感じている。
「母は片づけばかりに時間を費やしているけど、やりたいことをすればいいのに」と娘さんが語ります。
やましたさんも頭をかしげる
- 部屋の面積に対して、テーブルが大きい
「なにが問題で、やましたを呼んだの?」
やましたひでこさんも首をかしげたのですね。
強迫観念があるようです。
みわさんは、うつとADHD(注意欠如)と診断を受けて、「なぜほかの人と同じにようにできないのか」と悩んできたとか。
人並みとは何か?
断捨離は自分のために楽しくしてほしい。
「こうあるべき」と自分を縛らないで。
心の中で自分を追い込んでいる「べき」を捨てよう。
やましたさんがそうアドバイスして、洗面所の片づけを。
- カフェカーテンは要らない
- 収納ケースはなくす
- 洗面台の下は詰め込まない
セレクトショップの陳列のように並べよう!
「自分のセンスを信じてディスプレイしましょう。それが断捨離です」
人と比べる自分から楽しむ自分へ
料理教室の講師だった時期があり、食器がじつは大量でした。
食器の断捨離とともに、固定した思いを捨てることを提案。
他人の目を気にする他人軸から離れると、自分暮らしを楽しめる!
スポンサーリンク
タイニーハウス
後半は、タイニーハウスで暮す30代のご夫婦が登場。
外観は山小屋、床下にタイヤがついて移動可能な小さな家です。
紙谷哲平・ゆきさん夫婦
7畳の面積、
ハシゴの上は寝室
アメリカでブームのタイニーハウス
物質的な豊かさでなく、自分らしい生活がしたい方に向きますね。
それにしても狭いので、工夫が必要です。
- ソファ下が収納スペース
- 電子レンジはなし
- オーブントースターと炊飯器はあり
- 調理家電を最小限
- 衣類も最小限
タイニーハウスの住人として、知る人ぞ知る紙谷哲平さんと妻のゆきさんです。
妻のゆきさんはアフリカのNGOで働き、大学卒業後にタイニーハウスを知ったとか。
真の豊かさを見つめ直すきっかけになる!
自分でこつこつと、タイニーハウスを作ったのです。
小さな家、可愛い家 世界の一流建築家による傑作タイニー・ハウス34軒
2020年400万円で完成の家
マイペースで幸せな暮らし
洗濯機はありません。
洗濯は手洗いかコインランドリー。
リネン麻の服が好きで、お似合いの奥様でした。
ご飯の買い出しは、近くの直売所や市場を利用し、その日食べる分だけ買う。
家庭菜園をして、新鮮なハーブやミニトマトを収穫。
哲平さんは元寿司職人だったので、ヒラメのソテーローズマリー添えを披露されます。
小さな家で夫婦で暮らせるか心配だったが、幸せの感度があがったときっぱり。
人と違う暮らしをエンジョイされているのでしょう。
12月6日ころまでTVerで視聴できる予定です。
片づけ依存と感じた理由
片づけ依存の定義は、はっきり決まっていませんが、次のことが考えられるでしょう。
- 人生でうまくいかないと、物があるからだと考えがち
- もっと減らせないかと探し回り、処分することが目的になる
- 強迫的に減らさないと考え、必要なモノまで捨ててしまう
片づけが目的になると、暮らしが本末転倒になりそうですね。
理由は、片づけや掃除は日常を快適に回すためのルーティンですから。
今回も勉強になった「ウチ、断捨離しました」の感想をお伝えしました。
関連記事をいかがですか
スポンサーリンク