2022/04/30更新しました。
私は年がら年中、外反母趾と足のタコに悩んでいます。
それから、かかとはひび割れを生じて、冬には痛い思いをしていました。
足のタコを自己流で削ると、そこからばい菌が入り、特に糖尿病の方は足の壊疽(えそ)につながる。
高山かおる監修『皮膚科医が教える本当に正しい足のケア』の本に書いてあります。
壊疽から足の切断になるかもしれないとは、怖いですね。
自分でできる足のケアや靴選びについて紹介します。
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フットケア
上の写真は、履き難くて私の足に合わなくて、泣く泣く処分したサンダル靴です。
50代半ばの私は、もうヒールのついた靴は履けません。
足が痛いだけでなく、少し長く歩くと股関節に負担がかかるのか、違和感を感じるようになったのです。
『皮膚科医が教える本当に正しい足のケア』の本には、最初に足から体全体を健康にする「フットケア」についてページを割いています。
- 足は全身を支える土台
- 足の機能を見直すことで全身の病気の予防や改善につながる
- 足の骨や爪、皮膚を健康に保つと一生、自分の足で歩ける
足底のアーチが崩れると、体の重心がきちんとした位置からずれて、体全体のゆがみにつながります。
足のアーチは大切。
くずれることで偏平足や開帳足、外反母趾になりやすいのです。
開帳足は、足の甲の幅が広がり、べたっと床につくのが特徴。
開張足とは、5本の指のつけ根を横に結ぶアーチの形が崩れて、足の指が横に広がってしまう状態のことです。
自覚症状がないため気づかないことが多いですが、放置すると外反母趾や内反小趾、扁平足などの足病変を引き起こします。
ハイヒールやパンプスを履く女性に多く、女性の約9割は開張足の傾向があります。
参照元
開張足(かいちょうそく) (かいちょうそく) 病名から探す| 社会福祉法人 恩賜財団 済生会
ええーっ、女性の9割が足底のアーチが崩れて、開帳足とは!
ゆゆしき問題です。
私はぜったい開帳足ですよ。
和服を着たとき、ぞうりから幅広の足がはみ出すもの(-_-;)
自分でできる足のケアとは
あなたは自分の足を粗末にしていませんか?
私は50になるまで、ろくに手入れをしたことがありませんでした。
捻挫もしょっちゅうで、癖になって……。
そして足は体の全体重を支える要のせいか、角質層が厚くなりがち。
ひび割れやあかぎれとなって、深く割れると赤い内部が見えたり、出血・炎症が起きたり。
乾燥も足にも大敵です。
エアコンやストーブ、電気こたつ、ホットカーペットは足を乾燥させ、かかとがひび割れる原因に。
また、角質増殖型の水虫(足白癬)にも注意したい。
悪化する前に皮膚科を受診しましょう。
さて、足指ストレッチは柔軟性と筋力を高めるに効果的です。
足指ストレッチ
- 足のむくみや冷えを改善
- 足の変形や外反母趾を防ぐ
ふだん、あまり足指を意識しない方が多いのですが、足指ストレッチは簡単にできて、効果は大きい。
足の裏側から、指の間に手の指を入れて、足の指と手の指で握手するように。
そして足首をゆっくり大きく回すのです。
私は、この足指ケアによりねんざと転倒をしなくなりました。
梅雨に入り、ぬれた路面はすべりやすいですね。
足指ストレッチで、踏ん張る力を増強しましょう。
正しい靴選びとは?
いま私が持っているのは冬靴をのぞいては、この5足。
- 黒とベージュ、茶のヒールなし靴
- スニーカー
- 登山靴
おしゃれ度はなし。
ひたすら履きやすさ重視です。
登山と言っても近場の里山だけで、もう3年ほど行っていませんが、登山靴は保管していました。
おっと、話を戻しましょう。
『皮膚科医が教える本当に正しい足のケア』の本には、足にトラブルを抱える患者さんは、靴選びに困っている人が少なくないとあります。
よい靴の条件として、歩く目的の靴は靴全体が足のアーチを保つ構造になっていること。
- 足先にゆとりがある
- 指の付け根が曲がりやすい
- かかと周りがあっている
- 甲周りが合っている
かかとがきちんと覆われて抜けないことや、足の甲が圧迫されないことが大切です。
ぶかぶかの靴や、やわらかすぎる靴、かかとがぐらぐらする靴はNG.
『皮膚科医が教える本当に正しい足のケア』
かさつき・たこ・巻き爪・外反母趾などの足のトラブルについても詳しい一冊。
家の光協会から出版。
東京医科歯科大学皮膚科講師・高山かおる氏の監修です。
私はこの本を読んで、家に靴が何足もあるのに、歩くために適した靴がないことに気づきました。
最適の一足を探したいと思います。
ひもで調節できるレースシューズは、中高年女性におすすめ。
デザインとしてはひも付きで、甲の幅を自分で調節できる靴です。
また、コンフォートシューズは最近、おしゃれなデザインも増えていますね。
私が持っているベージュと黒の靴は、コンフォートシューズです。
それと本では、インソールでの調整を推奨しています。
足の変形のために医師の診断書を取ると、医療保険によりオーダーメイドのインソールを作ることも可能です。
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ふだんの靴
スリッパの室内履きは避けた方が良いと、本にあります。
理由は足の裏が不安定だから。
室内履きや近所への外出は、スリッパタイプのサンダルでなく、かかとにもベルトがついたコンフォードタイプが良い。
私は明日にでも、買いに行こうと思います。
まとめ
この記事でお伝えしたのは靴の選び方や足のトラブルについて。
本書ではそのほか、足の爪についても言及しています。
深爪はやめて、足指より1ミリくらい長めに切ったほうが良いとありました。
それと、足を清潔に保つ洗い方も。
足のトラブルに悩む方は一読すると、解決への糸口が見つかりそうですね。
私には、とても参考になりました。
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