2020/07/20更新しました。
服を買わないチャレンジをしていると、最も困るのがサイズアウトです。
あらっ、去年より一段とウェストがきつい!
無理してボトムズをはくと、段々腹がベルトの上にのって、ファスナーが上がらないという羽目になりかねません。
更年期の女性はホルモンバランスが乱れやすく、痩せにくいと考えていましたが、そのメカニズムが自律神経にあることを知りました。
『やせられないのは自律神経が原因だった!』森谷敏夫氏の本から、自律神経を鍛えて、適正体重を保つ方法をお伝えします。
無理なダイエットは老化を早める
やせることができたら、タンスにぶら下がっている若い頃のスーツやワンピースを着ることができるのに……。
あらかた処分しましたが、私には捨てがたいジャケットやスカートが数枚あります。
30歳のときはぴったりだったサイズも、50を過ぎた今では逆立ちしても着ることができないのに。
そんな私は何度もダイエットに、挑戦。
2キロくらい減っても必ず元に戻り、それどころか前よりも太ってしまうことが常。
『やせられないのは自律神経が原因だった!』森谷敏夫著の本には、やせたいと思っても体重が元に戻ってしまうメカニズムが書いてあります。
痩せられない理由
例えば炭水化物を抜くダイエットをして、体重が数キロ少なくなったとします。
しかし、減ったのは水と筋肉。
脂肪はそのまま体内にある。
しかも1キログラムの脂肪は500ミリリットルのペットボトル2本分もあるため、お腹周りや背中につくとなかなか落とし難い。
2キロの脂肪をなくすには、9日も絶食しなければならないが、過激なダイエットを繰り返すと、肌も髪もぼろぼろになり、骨も筋肉も衰えて老化が進むだけというのですから、怖い。
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ダイエットに王道はない。
自律神経を鍛えて脂肪を落とし、太りにくい体を作ることが大切。
体重にとりつかれている人はいつまで経ってもやせられない。
30ページにそうあります。
体重を落とすことがダイエットの目的ではない。だぶついた脂肪を減らすことを目的にすると、ほっそりと美しいスタイルが手に入るそうです。
体脂肪の測定は朝起きて、トイレをすませた直後がベスト。
自律神経の鍛え方
自律神経には交感神経と副交感神経があり、バランスを良くすることがポイント。
朝起きて優位に働く交感神経と、夜にリラックスして睡眠を摂るときに優位となる副交感神経。
自律神経を鍛えるには、活動レベルを上げること。
とにかく動け!
同じ動作を3分以上はせずに、体をちょこまか動かせというのです。
- テレビを観たり、パソコン作業をしたりの合間でも、両腕や両足をバタバタと動かしてみよう。
- 家事をテキパキこなし、ガラス磨きも腕を大きく動かそう
- エレベーターでなく階段で移動
- 家の中でスロージョギング
- 座りすぎ禁止、30分ごとに立ち上がって動こう
- 早食い、ながら食いをやめる
- 寒い季節でも薄着で過ごすことを心がける
運動で脂肪燃焼アップ
運動不足を解消すれば、筋肉が持っている脂肪を燃焼させる能力が高まる。
自分に合ったレベルで気ままに、1日30分。
早足とゆっくりのメリハリウォーキングが特におすすめ。
歩数計で自分の活動を「見える化」するのも良いでしょう。
すきま時間の運動が、体を変えるのです。
やせられないのは自律神経が原因だった!
森谷敏夫著
森谷氏はスポーツ医学の専門家。
このようなことを本のおわりに書いています。
「体重を少しでも落としたい。太ってはいないけれど、もっともっとやせたい。けれど、ダイエットの目的は体重を減らすことでも、スーパーモデルのようにやせ過ぎになることでもありません。
余分な脂肪を燃焼させて、健康を取り戻し、美しく引き締まった体を手に入れて、活き活きとした日々を送ること。
人生を謳歌するためには自律神経が活発に働いていることが大切」
更年期になると体の代謝機能が若い頃より衰えるため、太りやすくなります。
糖質オフダイエットは、糖尿病の患者向けの食事療法なので、健康な人向けではないと、著者は語っていました。
そして、シニアになっても鍛えれば、ブヨブヨの肉体を引き締めることは可能だとも。
私は食に執着する傾向があるので、若い頃からポッチャリしていました。この頃は重力に逆らえず、スタイルは悪くなる一方。
自律神経を鍛えるためにも、もう少し運動しようと思います。
暑いことを理由に、サボっていました。
これからスポーツの秋、さあ、歩きましょう。
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