
60代になれば、終の棲家について考えることがあるでしょう。
甚野博則さんの本「ルポ超高級老人ホーム」を読みました。
入居金が数億円。
月額の利用料が60万円ほど。
超富裕層が入所するという高級老人ホームについて、本の感想をお伝えします。
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超高級老人ホーム

超高級老人ホームは、東京銀座や熱海など交通の便が良い所や、海の眺望が窓から楽しめるなど、立地が最高なら建物の設備も豪華絢爛。
- キャッシュで入居金を払えること
- トラブルを起こさない良識ある入居者であること
- 入居者は経営者や大学教授、官僚を勤め上げた方が多い
超高級老人ホームに入所できるのは、当たり前ですが、超お金持です。
提供される食事は一流シェフのお料理。
味わってみたい高級な中華料理。
お値段は6千円代なので、お取り寄せで家族で楽しめますね。
サクラビア成城

私が知っている老人ホームは、実母が入所した軽費老人ホームくらい。
なので、超高級老人ホームは別世界です。
一例として、本にはサクラビア成城が登場。
都内屈指の高級住宅街・成城に位置する「サクラビア成城」は、恵まれた住環境と手厚いサービスのもとで運営される介護付有料老人ホームです。
施設運営にあたるのは、セキュリティと在宅医療のパイオニア〈セコム〉と都市を創り、都市を育む〈森ビル〉が共同出資で設立した株式会社プライムステージ。
安全で快適な暮らしはもちろん、医療・介護分野での経験とノウハウを生かした「真心を込めたおもてなし」で居住者様をお支えしています。
【公式】サクラビア成城 - セコムと森ビルが共同出資の東京都世田谷区成城の介護付有料老人ホーム
閑静な住宅地にある高級老人ホーム。
憧れてしまいますね。
著者は本の帯でこう問題提起。
「カネさえあれば、幸せに死ねるのか。
数億を超える入居金を支払い、至れり尽くせりの生活を享受する超富裕層たち」
食事の支度はもちろん、そうじもしなくてもOKな老人ホーム暮らしは、主婦にとって天国でしょうか。
入居金に比べれば、庶民的なフルーツの王様・シャインマスカット。
お盆のお供えフルーツとしても、おすすめ。
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なかにはハリボテの実態が!

本の中には、建物や調度品がハリボテで、従業員の待遇が良くない施設もでてきます。
介護福祉士の給料は超高級老人ホームでも、多くはありません。
入居者の要望に笑顔で応え、経営者の文句に耐えても、もらえる月の給料は24~30万円。
私には勤まりそうにない。
超高級老人ホームに入れるのは、石破さんや岸田さん、二階さんたちでしょうか。
日本政府は関税の問題から、アメリカに80兆円を拠出することを決めました。。
国内の企業は、ふるわないかも。
私は逆立ちしても超高級老人ホームに入れません。
それどころか、年金が低くて実母が入所した軽費老人ホームも、無理っぽい。
持ち家に住めるだけ住んで、ぽっくり逝くのが良さそうです💦
月に60万円も払って、監獄みたいな所なら泣くに泣けませんね。
自分が60代に突入したせいか、高齢者には優しくしてほしい。
まとめ
私が将来、入れそうなのは高齢者シェアハウスかな。
ルポ「超高級老人ホーム」に登場するのは、一流シェフがステーキや海鮮を提供する富裕層向けの老人ホーム。
お金の不安が全くない方々のための、終の棲家です。
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