2023/05/10更新しました。
9月はわが家のイベントして、結婚記念日があります。
1987年8月31日に挙式、入籍は9月16日。
あっという間に34年が経ち、2人の子どもはそれぞれ独立して、夫婦ふたり暮し12年目です。
ところが、ふと胸を過ぎるのは30年前の辛かった気持ち。
昔のことを水に流せたら良いのですが、簡単にできない。
夫婦についてお伝えします。
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離婚理由ランキング
離婚理由と言えば、ランキングが発表されています。
男性側の理由
- 性格が合わない
- 異性関係
- 精神的に虐待する
- 家族や親族と折り合わない
女性側の理由
- 性格が合わない
- 暴力をふるう
- 生活費を渡さない
- 精神的に虐待する
性格が合わないが男女とも1位ですが、2位以下は差が出ました。
2位・男性にとって妻の不貞は、許しがたいことなのでしょう。
女性は、夫のDVが2位という結果。
男性はやはり相手を思い通りにするために、暴力をふるいがちなのかもしれません。
昨今は、妻からのDV被害を訴える夫も増え始めています。
30年前の出来事
私は24歳で結婚して、翌年に第一子に恵まれました。
慣れない育児のため家事がおろそかになり、夫の不満は募っていきます。
- 部屋が散らかっている
- 流しに使った食器が置かれたまま
- 掃除が行き届かない
子どもは1歳から保育園に預けて、私も夫の仕事を手伝い、働いていたのですが、仕事でも不満があったにちがいありません。
私は頭に大きな円形脱毛症ができるほど、毎日が懸命だったつもり。
でもあるとき、夫にこう言われました。
「なんど話しても、言う通りにできないなら叩くしかない」
何度かそう言われ、私は屈辱感で体が震えました。
夫にとって、私は家畜と一緒なのか。
鞭を打って、躾けなくてはいけないと思っているのか。
実際に叩かれたことはなかったのですが、その言葉に傷つきました。
でも、離婚は避けたい。
理由は、帰ることができる実家がないから。
親との関係が良好なら、実家に避難したかったけれど、父親は夫以上にメチャクチャなため、帰ることができませんでした。
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モラハラ
夫に「叩くしかないと、言うのをやめるように」と、手紙で訴えました。
もちろん、私にも非があったので、努力することを言い添えて。
家事を完璧にこなすことができないし、仕事も夫の満足する領域でなかった私。
いまふり返れば、夫は結婚生活に高い理想があったのでしょう。
そして、妻たるものはなんでも夫に従うべきと、古い考えが胸に沁みついています。
30年前のその当時は、妻に手をあげる男性が多く、社会も容認。
モラハラや暴力は、繰り返されます。
理由は、本人が悪いことだと思っていないから。
夫は私の必死の手紙を読み、考えたみたい。
嫁に逃げられたとあっては、男の沽券に関わる。
以降は、「叩くしかない」と言わなくなりました。
夫はとても世間の目を気にするタイプです。
ドカンと一発
夫は30年前の自分の言葉を忘れたでしょうし、私も持ち出すつもりはありません。
過去と他人の気持ちは変えられない。
ただ、今週のお題「ドカンと一発」を見たとき、ドカンと仕返ししたいと思いました。
夫が熟睡したとき、枕元で打ち上げ花火をあげようかな!
女って、執念深いのですね。
殿方は、わが家でも高いびきで眠らない方がいいかも。
女房に寝首を掻かれないようにご用心を。
すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある (扶桑社新書)
なんの問題もない家庭は、ありません。
外からは、うかがい知れないのが家庭内のあれこれです。
まとめ
結婚生活は35年目に突入するので、過去のことは水に流そうと思いますが、ドカンと一発、熟睡中の夫の枕元で打ち上げ花火の野望を捨てられません。
私が断捨離しなければならないのは、モノとともに心の整理のようです。
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