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ミニマリスト佐々木典士の本『ぼくたちは習慣で、できている』感想をお伝えします

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『ぼくたちは習慣で、できている』本の感想


読書の秋に『ぼくたちは習慣で、できている The Last Self-Help』佐々木典士(ささきふみお)著を読んでいます。

佐々木典士さんといえば、ミニマリストとして有名ですね。

『ぼくたちに、もうモノは必要ない』は海外にも翻訳されているベストセラー。

なるほどと思うところがたくさんある本著『ぼくたちは、習慣で、できている』を読んだ感想お伝えします。

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よい習慣、わるい習慣

ぼくたちは習慣でできている

スイーツの誘惑に負け続ける習慣

まず、ミニマリスト佐々木典士さんのこの本は白い表紙に、黒いタイトル字がゴシック体で書かれて、シンプルです。

そして、見返しにアリストテレスの言葉がありました。

私たちは繰り返し行っていることの結果である。

だからあらゆる偉業が行為でなく、習慣によって成し遂げられる

さらに冒頭で佐々木さんはこう述べています。

「この本の構成は、習慣を身につけるときと同じで、最初がいちばん難しいです」と。

332ページのちょっと分厚い本で、人間はいかに目先の報酬に弱いかというところから入るんですね。

でも、そこを読み進めると、見えてくるんです。

  • なぜ私の家が汚部屋だったか
  • どうして家計が苦しかったか

モノを買うだけ買い、片付けなかった習慣が赤字家計になり、汚部屋になったわけです。

  • そうじをする習慣
  • 買わない習慣

逆にそうじをして、モノをムダに買わない習慣を身につけると、部屋のきれいが続く。そうして考えると老後破産は、身の丈以上の暮らしの習慣を、積み重ねた結果だと言えるかもしれません。

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つまり、習慣を侮ってはいけないということです。

人によって判断は分かれますが、自分にとってわるい習慣を捨てて、よい習慣を身につけることで、人生を切り開くことも可能。

その理論と実践の方法を「ぼくたちは習慣で、できている」は、言葉を尽くして解説しています。

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ハードルの低さ

習慣

買い物・パチンコ・飲酒のハードルの低さ!

『ぼくたちは習慣で、できている』の本の中盤には、抜け出せない習慣はハードルが低いことが解説されているんですね。

  • 買い物はスマホでポチるだけ
  • パチンコは汗水をたらすことなく、手元の操作のみ
  • 飲酒は、グラスを傾けて飲むだけ

しかし、買い物は度が過ぎるとクレジット破産につながるし、パチンコだって負けが続くと、家計が破綻します。

飲酒は健康を害して、脳の萎縮になりかねませんから、ほとんどの人はやめたい習慣であるはず。 

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一方で、健康のためにジムへ行こうとしても、遠い距離だと億劫になるため、そのハードルを出来るだけ低くする必要があるというふうに、佐々木典 士さんは本のなかで語ります。

それでは、誘惑に打ち克つための例を少しだけ挙げます。

  • レ・ミゼラブルを書いた文豪ヴィクトリア・ユーゴーは召使に服を隠させ、外出できないようにして執筆に専念
  • ホテルにチェックインするとき、部屋のミニバーを空っぽにしてほしいと頼むアルコール依存者

長年の習慣に打ち克つには、意志よりも環境作りもポイントになりそう。

そして、宣言することも効果的です。

もっと家を片付けて、我が家をパワースポットにするぞ!

そういう宣言をすると、自分にプレッシャーが掛かり、本気の片付けとそうじができることでしょう。

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心も習慣でできている

佐々木典士

人生を変える習慣とは?

 本の中にすてきな一節がありました。

有名な言葉なので、知っている方が多いかもしれません。

 心を変えれば、態度が変わる

態度が変われば、弘道が変わる

行動が変われば、習慣が変わる

習慣が変われば、人格が変わる

人格が変われば、運命が変わる

運命が変われば、人生が変わる

 ヒンズー教の教え

 

参照元:ぼくたちは習慣でできている312ページ

 

習慣が変われば、人格を変え得るし、新たに運命が回り始めて人生が変わる!

私は希望を感じました。

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習慣のためのステップ

本書には巻末に『習慣を身につけるための50のステップ』が挙げられています。

これが箇条書きでわかりやすい。

私の胸に響くものを少し挙げます。

  • 悪循環を断つ
  • まず、やめることを決める
  • 代償は必ず支払う必要がある
  • 自分観察日記をつける
  • とにかくハードルを下げろ
  • やめたい習慣には、ハードルをあげる
  • 目標はバカバカしいほど小さく
  • 今日始める
  • 下手だからこそ楽しめる
  • 大人の時間割を作る

まとめ

ミニマリスト佐々木典士の本を読み、習慣について大いに考えさせられました。

金欠病も汚部屋も、習慣が積み重なった結果と言えそうなので、よい習慣を身につけることは大切。

親が子どもを躾けるのは、よい習慣により大人になって生きやすく、幸福になってほしいから。

ところが、大人は自分で習慣にする行動を選び取っていかなければならない。

片づけや家計管理、健康作りもまさに習慣の賜物。

50代半ばの私ですが、良い習慣作りをしたいと感じました。

ライフスタイルを見直したい方にオススメの一冊です。

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