いま、ミニ財布が人気です。
私は「お金持は長財布を使う」という本や言葉がブレイクした10年前から、長財布を使っていました。
ところがPayPayを利用し始めて、「あら、長財布がじゃまだな」と感じました。
ミニ財布が人気の理由と、お金が貯まるお財布のひみつをお伝えします。
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☆私のミニ財布を公開
母が元気だったころに北海道旅行をしたときのおみやげが、私のミニ財布です。
鹿の皮製です。
軽くて薄いので、小銭入れとしてふだん使いにしていますが、お札を2つ折りや3つ折りにすると、5枚は入りますね。
それに、スマホとクレジットカードがあれば、買い物やちょっとした旅行なら、何の不便もありません。
ミニマリストやシンプリストも、ミニ財布を愛用の方が多いようです。
小さ目のバッグにも入れることができるので、ミニ財布は便利。
お財布は、けっこう目立つアイテムですから、最近はスマートなほうがおしゃれに映ります。
こちらは、カードケースとお財布が一緒のタイプ。
色違いがあるので、好きな色をチョイスできます。
おサイフケータイや〇ペイの登場で、もう長財布の出番がなくなりそう。
しかし、クレジットカードやスマホを一切持っていない人も、世の中にはいます。
現金主義でガラケーの70代はけっこう多い。
80代で、スマホを使いこなしていたら、すごいと思います。
さて、そんな私は長財布を2つ持っていました。
その理由をこれからお話します。
☆非常時は現金が強い
なんだか見せびらかしているようで恐縮ですが、私の紫の長財布は、ダチョウの皮であるオーストリッチ。
東日本大震災以降、私は家に現金を少し多めに置くようになり、紫の財布にへそくりが入っています。
このオーストリッチ財布は私の小物アイテムにおいて、最も高額なひとつ。
忘れもしません、8,500円で7年ほど前に購入。
てへっ、たいして高くもないけれど、私にとっては高級品だったのです。
そのなかにいつなんどき災害に遭ってもあわてないように、お守り代わりの10万円ほどを入れています。
というのも、2011年3月11日に東北地方は突然の強い揺れの後で、停電。
あっという間に物流が止まったのです。
米はあるから、とりあえず ご飯をガス火で炊いて、夜はろうそくの明かりを見つめ、寒さに震えながら、ラジオに耳を傾けました。
銀行は停電が終わるまで、シャッターをおろしていましたし、商店は開けていても電気がないため、現金のみの取り扱い。
何より、ガソリンが高騰して、買うことができない。
ある人は万札を何枚も出して、やっと車を満タンにしたという話もありました。
灯油も買うことが困難でした、当時は。
その教訓から、私は家にお守り代わりに、現金を置いていますが、デメリットも。
- 空き巣に入られたら、盗まれるかもしれない
- 用心のために置き場所を変えたら、その場所がどこかわからなくなった
笑い話のような自分で仕舞った場所がわからない問題、実は深刻です。
記憶違いが生じて、いくら探してもない(-_-;)
年は取りたくないですね。
「お金がなくなった」と、騒ぐ認知症の人の気持ちがわかりましたよ。
ところで10万円は緊急避難をしなければならない事態を想定すると、少ない。
だって、東日本大震災で福島原発が爆発事故を起こしたら、西日本や沖縄、あるいはオーストラリアなどの海外にも避難された方がいたんですよ。
また、コロナウィルスににより都市が封鎖された中国の武漢のようになったら、現地に留まる人は耐乏生活を強いられるでしょう。
マスクも高騰しているそうですから、やはり非常時は現金が強いと言えるに違いありません。
☆茶色のラムスキン財布
わたしのもうひとつの長財布は、茶色のラムスキンです。
こちらは普段使いで、毎日バッグに入れています。
傷がつきやすいけれど、柔らかい皮のラムスキン。
手ざわりが優しくて、傷んできても使い続けてきました。
よく、占い師やセミナー講師が「お財布は長財布にして、毎年買い替えましょう」と勧めますが、私は長く使うことにしています。
こちらはもう10年も前に、セールで2千円ほどで買いました。
クレカも図書カードも保険証も入れて、ブタ財布になりがちですが。
でも、前に比べたらずっと中身を整理するようになりました。
お金を意識するようになって、少しずつですが、貯金もできています。
やっぱり、習慣が大切ですね。
☆お金が貯まる財布とは?
ゆるくでも、家計簿をつけて、お金の流れを掴むことが金運への第一歩。
人気の家計再生コンサルタント・横山光昭氏が「あさいち」の番組とタッグを組んで、出版した「お金が貯まる財布のひみつ」
横山さんといえば、家計の黄金比率です。
手取り30万円、夫婦と子供2人なら
- 住居費24% 72,000円
- 食費15% 45,000円
- 水道光熱費4% 18,000円
- 通信費4% 12,000円
- 保険料5% 15,000円
- 日用雑貨2% 6,000円
- 教育費 6% 18,000円
- 被服費 3% 9,000円
- 交際費 2% 6,000円
- 趣味娯楽費2% 6,000円
- こづかい10% 30,000円
- その他 4.3% 13,000円
- 貯蓄 16.7% 50,000円
合計30万円
こうしてみると、手取り30万円では子供2人を抱えて、ちょっとの贅沢もできません。教育費が1万8千円で納まるのは、小学生のうちでしょう。
この本の中で特に印象的なのは、クレジットカードの使い方です。
特にリボ払いは金利が高く、支払いが延々と続くことを注意ポイントにしています。
私も、リボ払いにはしていません。
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さて、50代主婦の私も、キャッシュレス決済を利用。
便利ですが、デメリットはこまめにいくら使ったかをチェックしないと、引き落とし金額にあわててしまうこと。
私は2月に、はてなブログpro2年分14,400円と食品を買った分の合計18,000円を引き落とされ、さらに東京への旅費ふたり分3万円をビューカードで支払い予定。
ひと月に5万円ものクレジットカード引き落としは、私としては多いほうです。
それとは別に、夫名義のカードではガソリンや、電気料金と新聞代もクレジット払いですから、油断大敵。
気を緩めたら、カード破産になりかねないし、老後貧乏の予備軍です。
☆PayPayでお得
2019年11月からpaypayを使っています。
アプリをダウンロードして、ヤフーカードと紐付けると、1000円が付与され、うれしかったですね。
スマホやクレジットカードを持っていないと、これからは暮らしにくくなりそう。
一番のメリットは、お財布にお金がなくても、PayPayに残高があればお買い物ができて、お食事代も支払えること。
つまりミニ財布に小銭だけで、生活できてしまうんです。
しかも2月は、すき家や吉野家、はなまるうどんなどで、PayPay残高の利用により40パーセントが戻るというのですから、びっくり。
まとめ
おしやれで可愛いミニ財布が人気の理由は、PeyPeyやクレジットカードによるキャッシュレス決済が増えて、現金を持ち歩く必要がないからでしょう。
便利ですね。
ただ私は東日本大震災のときの教訓から、10日間は暮らせるくらいの現金をお気に入りの長財布に入れて、家に置いています。
ということで、私のお財布事情を大公開。
あなたの日々に、お役に立てたら幸いです。
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