50代女性の悩みは、亡き両親が残した膨大な遺品。
久しぶりに視聴した「ウチ、断捨離しました! 生前のまま放置された家・見て見ぬフリから脱出せよ」
停滞しがちな気持ちに「喝っ!」を入れてくれる番組の感想をお伝えします。
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遺品だらけの家
ブログ画像は、私がスマホで撮影した写真であることをご了承ください。
「ウチ、断捨離しました!」の舞台は、東京都練馬区の庭付き一軒家。
二世帯住宅です。
- 築50年の戸建て
- しょうこさん51歳
- 現在は兄と娘と暮らす
- 離婚し、ずいぶん前に実家に戻ってきた
- 両親は芸術家肌で、作品が大量にある
遺品の整理に悩む50代は、相当に多いですね。
片づけは女性の仕事だとばかりに、娘や嫁に押し付けられがち。
判断が保留
祖父母が建てたというお宅は、部屋数が多く、遺品がぱんぱんに詰まっています。
「片づけられないまま過ごしてきたのですが、このままでは将来、娘が困るだろうと思い、断捨離の番組に申し込んだのです」
たしかに若い世代は、古いモノに興味をしめしません。
実は私の娘も「お金と貴金属以外は要らないから、モノを減らして」と、言いますから。
さて、やましたひでこさんはどこもかしこも物が山積みな状態に、「判断を保留にして、見て見ないふりだったのではないですか」と、しょうこさんに問いかけました。
まずは玄関の片づけ
しょうこさんは2階の部屋で生活し、1階にある遺品が多すぎて悩んでいます。
2階でハンドメイドを趣味にしているのですね。
父は書家であり、古今和歌集や漢語を研究し、さらに仏像を彫る元・公務員だったとか。
母はちぎり絵が趣味だったので、大量に作品があるのです。
「母の作品を眺めると、処分することができなくて」
やましたひでこさんは、先ずは玄関の汚い鉢植えを片づけることを提案。
「枯れた鉢植えの放置は、訪問客に家の散らかりを推察させますよ。片づけてすっきりさせましょう」
傷んだ靴も処分し、げた箱を見直します。
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ダイニング
モノが山盛りのテーブルから、要らないモノを撤去!
戸棚の中も見直し
そして戸棚に備蓄品を収納したのです。
「考えることが大切です。
要る、要らないを判断しましょう」と、やましたさん。
食器も大量にあり過ぎでした。
芽が出たさつま芋も戸棚からでてきたのですが、それをインテリアに。
「前の散らかりが思い出せないくらい。
私たちはひどいで生活していたんですね」と、しょうこさんは反省します。
傘50本が仕舞われた納戸
祖母の傘まであり、納戸に傘が50本も!
それらを片づけながら、「子どもの頃から、自分に自信が持てませんでした。親に褒められることが少なかったのです」と、思い出を語るのです。
芸術家肌の両親は、個人主義だったそうです。
でも、片づけてゆくうちに、
「見えない・気づかなかったのは、見ないようにしていたから」と、気づきます。
亡き父の古今和歌集や漢語の本500点をリサイクルショップへ。
お母さまの作品は和紙を用いたちぎり絵。
膨大な点数で、眺めるしょうこさんは思い出が募る。
まさにアートな作品ですが、お別れを決心。
残すのは特に思入れがある6点。
そのほかは立体アートの友人に、両親の作品を託すことに。
「片づけてようやく自分の家になった気がします」
「手作りのモノは処分しにくいけれど、がんばりましたね」と、やましたさん。
Tverで来週火曜日まで視聴できます。
感想
大量生産のモノに加えて、親の手作り作品も膨大にあったら、遺族は途方に暮れる!
今年も残すところ2か月弱、せっせと片づけないと間に合わないじゃないですか。
- まず玄関を片づけよう
- 判断の保留をやめること
- 亡き親はあの世で暮らしているから、モノを処分しても大丈夫
- 自分が暮らしやすい家にしましょう
ウチ、断捨離しましたの感想をお伝えしました。
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