2021年4月から、いろんなことが変わります。
70歳までの就業機会の確保を、企業の努力義務にするなど働き方も変わります。
そして、食料品や公共料金の一部が値上げ。
コンビニでのATM手数料が上がりますが、一方、公的年金は0.1パーセントの引き下げ。
4月から値上がりするものをお伝えします。
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コンビニはもはや社会インフラです。
24時間営業でいつでも食べ物や飲み物が買えて、銀行口座にあるお金を引き出すことが可能。
しかし、4月からコンビニATM手数料が上がる。
- 三井住友銀行は4月5日から。
- 三菱UFJは、ローソン銀行ATMのみ。
平日8時45分~午後6時
110円→220円
それ以外は!
220円→330円
自分のお金を引き出すだけで、330円とは高い(>o<)
土日にお金を引き出す必要が出て、3回となると990円。
千円札が飛びます。
年間にしたら、1万円近くになる方が出そう。
便利な世の中は、お金が掛かります。
手数料値上げの狙い
手数料を上げるのは、ATMの利用頻度を減らして欲しいからだそうです。
そしてキャッシュレス決済の普及。
日本人は、現金主義の方が多いです。
理由は中国のように大規模な偽札事件がないことと、日本円への国民の信頼が篤いからでしょう。
タンス預金100兆円、国も投資会社や証券会社も、吐き出して運用しなさいの記事が多い。
そして、キャッシュレスの普及。
しかし、電子決済はリスクもあります。
そもそも高齢者は、スマホを使いこなせない方がけっこういます。
お金を持っている70代や80代 ですが、老眼でスマホ文字が見えにくいし、難しい面がありますね。
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電気料金の値上げ
原油や液化天然ガスが高くなっているので、 電気料金が値上げとなります。
年間で約1200円の値上げ。
テレビのワイドショーによると、電気とガスをまとめると安くなることがあると解説。
さすがに、新電力にしたら安くなるとは、言いませんでした。
破綻する新電力の会社も出始めています。
新電力「F-Power」が破綻 負債464億円、新電力では過去最大 | ニュース | 環境ビジネスオンライン
もし電気料金の支払いができないときは、電力会社に相談してみましょう。
コロナ禍による収入減だと、猶予してくれるケースがあります。
あくまで猶予。
免除ではありませんが、電気を止められそうなときは連絡を。
食用油の値上げ
家庭用食用油も値上げ。
1キロあたり20~30円以上。
わが家は揚げ物を減らして、コレステロール値を下げようと思いますが、育ち盛りのお子さんがいるご家庭はから揚げなしには、おかずが成り立たないかも。
「スーパーの安売り・キャノーラ油は体に悪いのだろうか?サラダ油は?」の記事は、当ブログにおいてよくお読み頂いている記事です。
油の摂り過ぎは、老いるごとに影響大。
そして、揚げ物をした油を使い回すと酸化しているため、健康によくありません。
油は高くなってもその都度、新しい油で鶏から揚げを作ったほうが安心でしょう。
サンマ缶値上がり
サンマが大不漁のため、サンマ缶は値上がりです。
マルハニチロはサンマの缶詰4品目を30円ほど値上げすると発表。
いまのところサバ缶の値上がりはないようです。
魚缶は手軽で便利なので、人気が高い。
公的年金下がる
賃金の減少にともない、公的年金が4年ぶりに、0.1パーセント 引き下げ。
国民年金と厚生年金ともにです。
少子高齢化で、団塊世代が後期高齢者となるため、社会保障の伸びは止まりません。
今後も年金は下がりそうな予感。
しかも、多くの自治体で、介護保険料が値上げですから、手元に届く年金額が減りそうです。
1日1,000円でやりくりをする女性も居ます。
ケチじょうずの小笠原洋子さんを見習いませんか。
捨てることを考えたら、買い物は慎重になります。
キレやすいなど衝動的な人は、自制するのが苦手。
結果的に買い物行動や浪費に走りやすい。
逆に買わなければ、お金は残ります。
夫婦ふたりで月に15万円で暮らす。
これができたら年金生活をおそれることはそんなにありませんが、シングル女性は15万円に届かないことがけっこう多い。
私も老後に独りになったときのことを考えて、暮らしを工夫したいですね。
まとめ
コンビニATMの手数料が大手銀行で値上げ。
休日利用の330円は大きい。
食用油や電気料金、サンマ缶も値上げとなり、一方で公的年金は少し受け取る額が下がる。
生活に響く2021年春の値上げについて、お伝えしました。
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