2022/03/29更新しました
『ケチじょうず』を提唱の小笠原洋子さん72歳は、おひとり様の生活をなさっています。
大根やニンジンなど野菜の皮も料理に使い、1日1,000円の暮らしは老後不安の強い味方となりそうですね。
小笠原洋子さんが考案された『永遠の一鍋料理』について、お伝えします。
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小笠原洋子さんのケチじょうず
小笠原洋子さんはフリーで働いた期間が長く、年金をそれほど多くは受給されていないとのこと。
老後不安から、ケチじょうずに目覚めた女性です。
女性雑誌やテレビの節約コーナーにたびたび登場するのは、読者や視聴者のニーズがあるからでしょう。
ひとり暮らしの女性は、低年金であることがけっこうありますから。
- フリーで働いた
- 転職して低賃金で働いていた
- 夫に先立たれてひとり暮らしとなった
「所有しすぎることは結果的に無駄だと考えるようになりました。
物が減ると片づけしやすくなり、生活空間がシンプルになります。
新しい服はもう何十年も買っていません。
その代わり着回しを楽しんでいます。
昔の服や家族から譲り受けた服をリメイクするのも好きですね」
質素だけどおしゃれに、清々しく暮らす。それが小笠原さん理想の「ケチ上手」だ。
笑顔の素敵な小笠原洋子さんが、考案したのが永遠の一鍋(ひとなべ)料理です。
ひとり暮らしならではのズボラ飯と言えるでしょう。
永遠の一鍋料理
わが家は夫婦ふたりとも食べる量が少なくなっていますから、ヒレカツを揚げても余ってしまいます。
そういうときは翌日にカツとじにして、おいしく食べる!
永遠の一鍋料理は、そのお鍋を洗わずに具を足して、さらに翌日のおひとり様の食事にします。
ひとつのお鍋を最大限に活用。
ただし夏場は常温にしておくと腐敗やウェルシュ菌の増加が心配なので、お鍋ごと冷蔵庫に入れたほうが無難です。
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究極の節約ご飯
鶏肉と白菜の鍋を作ったら、食べた後に
↓
翌日はトマトを足して、かさ増し
↓
その翌日は冷蔵庫の残り野菜やベーコンをさらに足す
これは一つの例ですが、徹底的に食材をムダにしない暮らし方です。
私は4年前に「ケチじょうず」の本を読んで、とても感服しました。
小笠原洋子さんの「ケチじょうず」は復刊されています。
お金をかけずに暮らす知恵があれば、年金が少なくても生きていける!
アジフライも一鍋に
小笠原洋子さんは常識にとらわれません。
アジフライ半身を冷凍室にしまっておいて、永遠の一鍋に投入。
そうすることで家事が楽にできるし、水道代の節約になり、地球環境にやさしいというのです。
買わない・捨てない・使い切るの元祖は、小笠原洋子さんだと言えるでしょう
服は、もう何十年も買っていません。
今日の服も、半世紀前に購入したもの。
先日は亡き母の着物を裁断し、スカートにリメイクしました。
ミシンがないので手縫いですが、結構な外出着に生まれ変わって満足しています。
私が服を買わない生活にシフトできたのは、小笠原洋子さんのおかげ。
シンプルに美しく暮らす。
1日1,000円の暮らしで贅肉知らず。
わが家の夕食
私の家は夫が働いてくれているので、永遠の一鍋料理を食卓へ出すのはもう少し先。
この日は、手作りハンバーグ・煮卵・しめ鯖昆布・サラダの夕食です。
ハンバーグは凍り豆腐を解凍して、玉ねぎと合い挽き肉に加えました。
合い挽き肉が少なくても、4つもハンバーグができて、おいしい。
コツは下味に、焼肉のタレを少々。
私の夫は食にうるさい人なので、質素にできません。
この先、老いのひとり暮らしになったら、永遠の一鍋料理を毎日、食べてサバイバルしたいと思います。
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