わあ、懐かしい!
子どもたちが小さいときに、フォトスタジオで撮影したアルバムを久しぶりに開き、上の子が3歳、下の子は百日祝いの写真に見入りました。
子どもの愛らしさとともに、親の私達夫婦も若くて、こんなときがあったのだなと感慨ひとしお。
ところで家族の記念写真も、時代の流れに変化しています。
というのも東京で暮らす娘が、初孫のお食い初めの写真を転送してくれ、ラブリーなドレス姿かしらと思っていたら、着ぐるみで目が点。
家族の記念写真についてお伝えします。
お食い初め
娘が送ってくれた写真の一枚。
昔のアニメ『はじめ人間ギャートルズ』のコスプレかと思いましたが、よく見たらライオンでした。
孫は手でしっかり肉のオモチャを持って、口元へ。まだ歯は生えていませんが、私に似て食い意地の張った女子になりそう。
孫は生後116日めで、首も座ってきたとのこと。
順調に育っていることに、まずは安心です。
産後うつにならないかと心配したのですが、今のところ大丈夫。
娘は来春まで育休中なので、今は育児に専念しています。
産前と産後の2カ月を実家で過ごし、娘夫婦と孫は東京暮らしです。
赤ちゃんの記念写真に、着ぐるみが昨今の人気なのでしょう。
最初に見たときは驚きましたが、これはこれで可愛い。
お食い初めとは?
誕生した赤ちゃんが一生、食べ物に困らないように願い、また歯が生えるまでに成長したことを喜ぶお祝いがお食い初めです。
鯛や赤飯、煮物、汁物の一汁三菜が基本。
両家の祖父母をまねいて料理の膳を準備し、祝うご家庭もあるようですが、私は娘たちが3カ月のとき、お食い初めの儀式をした記憶がありません。
1枚目の写真のように、お宮参りだけでした。
その地域により違いがあるようで、私の町はそんなにお食い初めの習慣がないみたい。
誕生祝いを娘夫婦に贈りましたが、今回のお食い初めも送金すべきかしら?
ちょっと悩ましい……。
でも、招かれたわけではないので、地元産のメロンやスイカを送って勘弁してもらいます。
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記念写真の相場
娘は我が子かわいさに、祝い着やドレスの写真も撮影。家族3人の画像もあって、微笑ましい。
「写真はいくらだったの?」
つい聞きたくなるのですが、前に「母さんはすぐお金のことを言う。品がない」と叱られたし。
お食い初め・写真でググると、いろんなサービスプランがあり、3万円~5万円ほどが相場のようです。
わが家の記念写真を27年前に撮ってくれた写真館では当時、3枚のポーズが立派な台紙に収まり2万円でした。
「20年以上前と違い、商売は厳しい。大手が進出してきたでしょう、衣装の多さや価格で太刀打ちできないですよ」
地元の写真スタジオのオーナーが話していました。
若者の流出と少子化は、地元経済にとって深刻なダメージ。うちも娘たちが都会に出て行ってしまったので、なにも言えませんが。
まとめ
お食い初めは生後100日ほどで行うお祝いです。着ぐるみやドレス、祝い着と衣装替えした初孫の画像は、私にとって宝物。
お金はかかるけれど、私も子どもたちの写真を撮っておいてよかったと思います。
台紙が立派なだけにかさばるのですが、断捨離は考えていません。
これから秋になれば、七五三の季節ですね。
そういえばうちは娘には親戚のお下がりを着せました。ちょうど貸してくれる人がいたのです。30年ほど前は、今のようにレンタル衣装が豊富でありませんでした。
上手に節約しながら真心のお祝いをすると、後からふり返ってもしみじみと懐かしく思い出すことでしょう。
家族の記念写真は、親のためにあるのかもしれませんね。
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