クレジットカードは過去に延滞などの金融事故がない、信用がある人に発行されます。
便利で欲しいものがすぐ手に入る魔法のカードとして、広く普及しています。
しかし、クレジット会社はリボ払いを推奨しているので注意が必要だと、10月29日放送のNHKあさイチで放送されました。
カード発行時に自動的にリボ払いとなるケースがあるので、お伝えします。
スポンサーリンク
リボ払い
画像参照元:あさイチ2020年10月29日放送
三井住友カードやJRのビューカードなど、たくさんの種類があるクレジットカード。
私はYahoo!カードに、楽天カードなどを持っています。
今朝のあさイチでは冒頭で「知らない間にリボ払い」が、放送されました。
リボルビング払いにすると、毎月の返済額を一定にするので、そのときは家計にそれほど響かないような錯覚を覚える。
月々の支払いが定額なのが、メリットといえるでしょう。
その一方で、きちんと支払総額を把握していないと、借金地獄になる怖れが!
リボ払いは、利息が15パーセント以上の場合がほとんど。
15パーセントがどれほど非道かと言うと、現在のゆうちょ銀行スーパー定期の金利は0.002パーセントです。
たとえば100万円の買い物をして、リボ払いにすると……。
借入残高×年利率÷365日×前回の返済からの日数=利息
1,000,000×15㌫÷356×30=12328.7671
月々2万円の返済程度では半分以上が利息となり、元金が減りません。
この利息の高さと、支払いが長期に及ぶことがデメリットです。
メリット
- 高額な買い物をしても、月々の支払いを低くできる
- 手持ち金がなくても、どんどん買うことが可能
デメリット
- 利息が高い
- 長期に及ぶ支払い
- リボ払い総額がふくらみがち
- 返済が終わらない
毎月返済しても、利息が高いため借入残高が一向に減らないのが、リボ払いの特徴です。
スポンサーリンク
リボ専用カード
あさイチの番組では、申込時に「リボにしてくれ」と言わなくても、リボ専用カードが増えていることが解説されました。
消費者庁には年間約3,500件ほど、リボ払いに関する相談があるそうですが、氷山の一角に違いありません。
そしてクレジットカード会社は、リボを推奨してくる!
私はYahoo!カードを利用することがありますが、「まるごとフラットリボ」や「スキップリボ」にすると、5,000ポイントプレゼントという広告をよく目にします。
ポイントほしさにリボ払いにすると、設定を解除しないかぎり、リボ払いになるので、注意しましょう。
また、売る側の販売員も「リボ払いにすれば、支払いが楽ですよ」と、利益確保のために言うかもしれません。
買い物は慎重に!
Rに注意
カードの表面に小さくRの文字があれば、それはリボルビングクレジットの略です。
目立たないところにあるので、老眼の方は気をつけて。
また、明細に「リボ払い」があるかどうかで、自分の支払い方法がわかるはず。
番組では、主婦が気づかないまま、リボ払いで買い物を繰り返したという例が紹介されました。
その方は、自分の借金総額を確認しないで、ほしいものを買っていたのです。
欲望はきりがないので、買い物依存は要注意。
クレジットカードは、魔法のカードではありません。
使い方を間違えると、負債を雪だるま式に増やすことになりかねません。
国は、民にキャッシュレス決済をすすめているので、シニアもクレジットカードを持つようになっています。
65歳以降はクレジットカード会社の審査により、通りにくいのが現実。
解約も慎重にしましょう。
まとめ
10月29日のあさイチ冒頭で、「リボ払い」について解説されました。
クレジットカード会社はリボ払いの利用客が増えると、利息が高いから収益を上げることができます。
自動的にリボ払いのカードがあるので、気をつけたいですね。
リボ払いについて、お伝えしました。
関連記事をいかがですか
スポンサーリンク